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電子単体と塩素は反応しますか?
ナトリウムなどのアルカリ金属は価電子の数が少なく、電子を放出しやすく陽性が強い元素であり、塩素などの陰性の強いハロゲンと反応する。 「電子単体」つまり「素粒子である電子そのもの」は原子核を持っていないので(陽子を持っていない)陽性が強いとは言えませんが、電子そのものであるわけで、電子を取り入れやすい塩素と反応するということはあるのでしょうか?例えば「塩素」と「電子単体」が反応して「塩化電子」とか、そういう物質は存在しないのでしょうか?むしろ電子単体の方がナトリウムなどのアルカリ金属よりも塩素などのハロゲンともっと反応性があるんじゃないかと妄想してしまうのですが。
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- phosphole
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別の可能性を失念していました。電子衝撃によって原子から電子が叩き出されて、陽イオンを生じることがありえます。 他の補足については、質問の意味が分かりません。塩化物イオンに異なる種類の物が存在するとはどういうことですか?物質の定義をどう習ってきたのか、これ以上議論してもかみ合わない気がしています。 塩化物イオンと塩化ナトリウムを比較しているところも、意味がつかめませんので、これ以上の回答は控えます。
- phosphole
- ベストアンサー率55% (467/834)
ガス状態で、塩素原子と電子線をぶつけるということですか?専門外ですが、反応して塩化物イオンが生じるのではないでしょうか。 なお、溶液中ではフリー電子という状態は極めて難しいので、現実的な問題設定とは思えません。 例えば、液体アンモニアや何らかのケージ化合物をつかえば、溶媒和した電子は作れますが、そのような状態と、活性な塩素原子が共存できるか?疑問。 また、電極でフリー電子が発生しているわけでもないでしょうし。 なお、私見ですが、電子そのものは極めて反応性の高い還元剤と見なせます。従って、塩素のようにもともと高反応性の酸化剤と混ぜても、反応して当然なので設定としてつまらないですね。
補足
回答ありがとうございます。 塩素ガスと電子線を反応させると「塩化物イオン」が出来るのですね、つまり塩素原子に電子が一つ付加した単独の物質が出来るということですね。 とすると「塩素と電子線の反応で出来た塩化物イオン」と「塩化ナトリウム結晶を構成する塩化物イオン」は性質が違う物質なのでしょうか? 酸化剤である塩素と還元剤であるナトリウムの反応物である塩化ナトリウムは極めて安定な物質ですが、強力な還元剤である電子単体と塩素の反応物である塩化物イオンもまた安定な物質なのでしょうか?
- itaitatk
- ベストアンサー率38% (751/1976)
それっって塩化物イオンと何か違いがあるのですか? あと電子単体が実際に存在するような環境があるのですか?
補足
塩化ナトリウム水溶液を電気分解したときに陽極に向かって移動していく「塩化物イオン」は「塩素」と「電子単体」が反応して出来た「塩化電子」という物質なんですか? 「塩化ナトリウム」から単体の「塩化電子」は取り出せるんですか?塩素とナトリウムを反応させたら塩化ナトリウムが出来るのであって塩化電子が出来るわけではないですよね 陰極線とか電子線とか高い運動エネルギーを持った電子ではなくて、高い運動エネルギーを持っていないような電子単体を作り出しそれを塩素分子と反応させるそういう実験は存在しないのですか?
お礼
>電子が叩き出されて陽イオンを生じる。 電子線の運動エネルギーが高いからそういう事が起きるんですか?それとも塩素と電子が直接反応すれば条件はどうであれそういう反応が起きるんですか?電子が還元剤であるけどそういう反応をするんですね。 >塩化物イオンに異なる種類の物が存在するとはどういうことですか? 塩化ナトリウム結晶中の塩化物イオンは、結局のところ相方のナトリウムの陽イオンに束縛されてるわけですよね。対して、塩素原子と電子の直接反応で生じた塩化物イオンは相方も何も居ないわけですよね。(自分の理解が間違ってる?)だから違う性質の存在?物質?なのかと思っただけです。僕は高校化学までの知識しかありませんし、何年も前なので内容も忘れてます、その程度です、化学自体は好きなので教科書引っ張り出して思い浮かんだこと質問しました、なので化学の知識もほとんどありませんし補足内容が哲学的な疑問?になってたかもしれません。 電子を一つの還元性のある元素とみた場合、酸化剤の塩素と化合すれば塩化イオン(塩化電子)、それを、酸化剤の塩素と還元剤のナトリウムが反応した塩化ナトリウムと比較したら?そう勘違いしちゃった素人の疑問です。