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ターナーの時代・19世紀の14万ポンドの現代価格

ターナーの作品点数は、2万点。 総価格14万ポンド(当時)というのは、今の金額にするといくらぐらい なのでしょうか。

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  • taoyuany
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回答No.2

書き方が悪かったようです、私が少し冗長に書きすぎました。 回答補足させて下さいませ。 質問者様が補足欄で危惧された間違った回答:1852年からの163年間のインフレを一切考えない場合の回答は、14万ポンドをそのまま今日の為替レートで日本円に換算して2686万7800円となります。 補足で頂いたご質問と元々質問頂いたご質問の内容への回答は同じで1852年の14万ポンドを2015年の日本円の価値に直すと142.8億円相当です。 #先の回答でも言い訳しましたが計算方法によって大きな差が出ます。 当時の地主階級の年収が諸説ありますが、だいたい1000ポンドと仮定すると、現代の日本円へ換算するとおおよそ年収4000万円に相当します。 そうすると14万ポンドというのは地主階級の35年分の年収相当額となり相当大きな金額であるのは確かです。 ただ、この当時は貧富の差が今では考えられないほど大きく、王侯貴族の収入は最下層の人間の一万倍以上ありました。 それらと商売している出入り商人であれば、収入も地主階級よりも大きく10万ポンドも用意することができた十分可能性がありますね。 以上質問者様のご理解の一助になれば幸いです。

heriotoro-pu
質問者

お礼

画家というと、大半が貧乏なので、もう少し違う物語をイメージしていましたが、 ターナーの蓄財は、地主(年収4000万円)の35年間分の収入とのことで、 かなり裕福だったということがわかりました。 英国を代表するターナーの様相が見えてきましたので、日当に関する質問は 取りやめます。 また、いつの日か、質問するときがあるかもわかりませんが、そのときは 宜しくお願いします。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • taoyuany
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回答No.1

長々と書いてあります。結論だけ必要な場合は下記「・回答」をご参照くださいませ。 ・言い訳 ~年の~(外国通貨単位)はいくらだったのでしょうか?という質問は実はとても答えにくい回答です。 といいますのは、例えば日本は今平価切り下げのような政策を行って一ドル120円となっていますが、ちょっと前までは一ドル80円でした。 この差は1.5倍もあります。 また、戦争などの要因があったりガソリンなどが不足しオイルショック時などは急激なインフレとなり、正確性を欠きます。 さらに各通貨間の取り決めもあります。ブレトンウッズ体制やスミソニアン体制などで一時的に変動性を止めた場合などは変な価格となります。 言い訳はまだありまして例えば1852年~2015年の間のどの時点でポンド-円の間を両替するかというタイミングによって差が出てくる可能性があります。 例えば1852年にポンド-円の両替を行って円のインフレのみを追いかけた場合と、2015年までポンドのインフレを計算しその後に日本円に変えた場合はかなりの差になります。 ・計算過程 1)為替根拠 私が楽をするために、 ・1900年時点 1ポンド10円  の公式を使わせていただきました。 2)日本インフレ根拠 昔の1円は今の何円? http://homepage3.nifty.com/~sirakawa/Coin/J050.htm 上記により、1900年の1円は今の1万円です。 3)ポンドインフレ計算根拠 Phelps-Brown and Hopkinsの有名なインフレ率の論文を使用し1852-1900年の範囲を取ります。 1852年の978が1900年に994となっています。 この間で約1.02倍になっています。 Phelps-Brown and Hopkins - History - http://www.hist.umn.edu/~ruggles/hist5011/phelps-brown%20and%20hopkins.pdf ・回答 1)2)3)より 140000ポンドは1900年時点で142800ポンド 1900年の為替で日本円になおすと1428000円(1900年当時価格) これにインフレ率(1万)を掛けて現在の日本円の価値にすると 142億8千万円という事になります。 ・蛇足 また、商品価値を決める方法として、今回は1850年のポンドを2015年の円で表す方法を取りましたが 例えば労働者一人の日当から推測する方法や、金1gと換算する方法など色々な類推方法があります。 必要であればイギリスでの1850年の労働者一人の日当はどの程度だったのでしょうか?などで再度ご質問ご投稿くださいませ。 以上質問者様の参考になれば幸いです。

heriotoro-pu
質問者

お礼

ありがとうございます。 まず、訂正なのですが 14万ポンドというのは総価値ではなく、ターナーの蓄財でした。 10万ポンドで買いたいという成金(インクペンのペン先で大儲け)の申し出を断った という英国エピソードがあっての、蓄財14万ポンドって?と思い質問しました。 学術的な根拠をもとに、わかりやすく教えてくださって有難うございました。 当時の142億円って、破格ですね。今なら、プーチンの資産よりも上をいって いるような気がします。 やっぱりターナーってスゴイ! 数字はつけられませんよ、という話ですね~ 有難うございました。 お言葉に甘えて、日当についての質問を投稿しますので、その時はよろしく お願いします。 私は、江戸時代の1両でもバタバタしますし、ポンドとなるとバター450gの 世界になり、さっぱりわかりません。 <(_ _)>

heriotoro-pu
質問者

補足

考え方が間違えているかもしれませんが、 当時の【142億円】が、現在ではいくらになるかが気になります。 価値ではなく、蓄財だから、142億でも納得しますが・・。 私は、何か根本的に考え方を間違えているのでしょうか。

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