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ハングルと漢字について。
韓国語はハングル文字ですが、囲碁番組を見ていると漢字で表記されています。ゴルフ番組を見ていると、カタカナで表記されていますが、韓国では生活の中で両方使用するのでしょうか?教えてください。
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現在の韓国では通常の生活の中で漢字が使用されることは全くありません。大統領令に定めるごく一部の公文書の中の固有名詞に使用される程度で一般の人が漢字に触れる機会はほとんど無いと言ってよいでしょう。 1948年のハングル専用法、1970年の漢字廃止宣言を受け、最終的に80年代中に出版物や標識などからほぼすべての漢字表記が消え去りました。 日本での韓国人の名前表記については、本来は漢字表記名が有るものとされていますので、漢字表記が分かる場合は漢字で表記されることも多いです(大統領の名前などが代表と思います)。しかし、上記の状況から自分の名前の漢字表記方法がそもそも分からないといったことや、漢字表記だと日本語での漢字の読み方で呼ばれるなどと言ったことから90年代あたりからカタカナ表記が徐々に一般的になっています(現在は同様の理由から中国人の名前でもカタカナ表記が見られるようになっています)。 また韓国では漢字復活の機運が徐々に高まっています。朝鮮語は日本語と同様漢語の語彙が多く含まれているため、表音文字であるハングルでは本来の意味が伝わらないといった問題や、教育上の問題が理由として挙げられます。屋外の公共施設標識では、中国人や日本人を念頭に置いた漢字表記も、英語表記などとの併記で新規に設置されるようになっています。
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- SPS700
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1970年頃までは、下記にあるように。一般新聞(東亜日報など)では漢字ハングルまじりで表記されていました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1070222610 生活の中では、囲碁は下記のように中国から入ったので漢語が多いため、漢字、ゴルフは西洋から入ったため表音文字のハングルになります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%B2%E7%A2%81 日本語でも「セイ」と読む字は、晴、西、性、征、静、などと同音異字が多いのと同様、朝鮮語に入った漢字は、声調が失われ、ハングル表記だけだと区別が無くなります。 そのため、漢字によって区別が出来る場合は、時によって、とくに年配の方は使われます。「しずかのセイではなく、お天気のはれのセイです」と言うようなものです。 現在では、「建前としては」、すべてハングルを使う事になっています。
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大変よくわかりました。ありがとうございました。
- p-ink
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大変よくわかりました。ありがとうございました。
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