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地球が球体であること
地球が球体であることをはじめて知った(あるいは発見した) 1.日本人 2.中国人 3.韓国人 を教えてください。 また、それぞれどのような経緯で発見した、あるいは知ったかも、 わかればうれしいです。
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個人を特定するのは難しい、ということは先に申し上げておき知る限りのことをお伝えします。 1.日本人 イエズス会の来日によってもたらされた情報によるものと考えて間違いないと思われます。 恐らく国内での最初の庇護者となった島津貴久もしくは大内義隆(多くの献上物を受けていることからこちらの方が可能性は高いか)あたりではないでしょうか。時期は16世紀中盤です。 2.中国人 こちらは可能性としては二説考えられます。 一つはシルクロードなどの交易路を経由してもたらされた情報に接した交易商。 時代区分は最古の可能性としてはヘレニズム時代(前3~2世紀頃)から。 ただし、こちらは知識としての継承が無いとされています。 もう一つは日本と同様16世紀前~中頃のイエズス会の来日による情報。マテオ・リッチがこの頃の記録を残しており、有名な坤輿万国全図の出版など後に中国国内に情報として広まっています。誰が情報に最初に接したか、は残念ながら個人名のあたりを付けることができませんが、明朝広東布政使司の役人だろうと思われます。 朝鮮人については分かりません。 なお、中国、日本双方に共通することですが、伝播された16世紀中盤はマゼランの世界一周などによって、それまで学説として地球球体説が正しいとされてきたことが実質を伴った事績へと変化し、事実であると確定しだした時代であったという事です。ほどなくして大航海時代を迎え、欧州と交易のあった地域ではほぼこの時期頃に地球が球体であるという情報は伝わったものと考えて良いでしょう。
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- chiha2525_
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最初に地球の曲率を計算したのは、古代エジプト人だったと記憶しています。 中国では周髀算経という書物に、南北(緯度)で太陽でできる棒の影の長さが違うことが書かれています。ただ、地球が丸かったという認識があったかどうかは分かりません。6世紀くらいになるとインドあたりまで土圭が造られ、日食の開始時刻のずれなどから経度が算出されていたと思います。 日本では戦国時代あたりに、信長か秀吉が西洋人から伝え聞いていたくらいが最初か、もう少し前に仏教などの知識として入ってきていたかではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。日本でも算術が独自に発展し、微分積分も西洋と同タイミング(むしろ早かった)ことから、宇宙や地球に対する知識も西洋と同レベルであったのかな、と思ったのですが、、やはり伝え聞いて知った、ということのようですね。当時の江戸時代の人は地球や宇宙に対してどんな認識をしていたのかなあ、と興味がさらに増してきました。
- 新鮮な シーチキン(@hinomoto1104)
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初めて地球が丸いことをしり、証明したのは古代ギリシャ人です。 天体から導き出した結果です。 詳しくは自分で調べてください。
お礼
詳しい解説誠にありがとうございました。いずれも西洋からの情報で、中国や日本が独自にそれを発見したわけではないのですね。 地球が球体であるということがどの程度、当時の人々にインパクトを与えたか、また自分でも調べてみたいと思います。重ねてありがとうございました。