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古文でしょうか?意味を教えて下さい

『ことわりとひとこそいはめ、わりなしと、 わけありとひとこそしらめ、あぢきなしと、 死がよしやことわりならば、わりなしとはなんぞ』 こちらの文章ですが、調べたところ わりなし→仕方ない、どうにもならない あぢきなし→無益、不当 と出ました。 ただ、最後の一文が「仮に死が理ならば苦しみとは何だ?」と現代語訳するのでは?と知人に教えられました。 となると、わりなしには苦しみという意味合いも含まれるのでしょうか? 詳しい方いらっしゃいましたら、現代語訳して頂けると幸いです。

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回答No.2

ことわりとひと(こそ)いは(め)、 道理と人は言うはずだ わりなしと、 やむを得ないと、(道理にあわずどうしようもないと) わけありとひと(こそ)しら(め)、 道理にあっていると人はわかるはすだ あぢきなしと、 甲斐がないと、 死がよしやことわりならば、わりなしとはなんぞ 死がかりに道理ならば、やむを得ない(道理にあわずどうしようもない)とはなんだ 死は必ず訪れるもので道理だから納得しているけれども、どうすることもできずもどかしいし不条理にも感じているというアンビバレントな感情を訴えたかったんじゃないですかね。

sweetberry86
質問者

お礼

とても分かり易く教えていただき有り難う御座います! あぁなるほど、と思わず声に出してしまいました(笑) お忙しい中、回答くださり有り難う御座いました。

その他の回答 (1)

  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.1

Yahoo にも出ていました。まだ無回答です。 フェルドゥーシーの「王の書(シャーナーメ)」において 『かたへより よしやはやてのおこりたち うれきらぬオレンジの実をつちにおとさば、 ことわりとひとこそいはめ、わりなしと、 ……』 フェルドゥースィーは1000年頃のイランの詩人。その著『王書(シャー・ナーメ)』の一節だとのことです。訳書が3つほどあるようですが、文語訳を選んだのがわざわいでしたね。  この訳文を現代語に正しく訳すのは不可能ですが、内容はあてずっぽうで   突風が もしも横殴りに 吹いてきて   熟していない オレンジの実を 振り落としたなら   人はそれを 当たり前というだろう           しかたないというだろう   人はそれを 道理だと知るだろう           ままならぬと知るだろう     それならもしもそれが「死」だったら           当り前 か?             しかたない か?           (道理 か?)           (ままならぬ か) 何なんだ?

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