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生物は何故、増殖しようとするのでしょうか?相区
NHKスペシャル”生命大躍進”をみました。 卵生から胎盤へ移行したのは、種の増殖に 胎盤が有利だからそうなったようです。 しかし、それなら、何故、生物は増殖しようとするのでしょうか?
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- kaitara1
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生物は一見熱力学第2法則に逆らっているように見えます。つまりエントロピーが増殖しないようにふるまっていて自分と同じものを複製することもその一環です。ご質問はこのことに関係していると思います。
生き残る可能性を高める為でしょう。 個体数を増やせばそれだけ生き残る確率が上がります。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9141)
生物が増殖するのは滅びないためというのがおかしいでしょうか。増殖出来ない生物は滅びてしまうから増殖できる生物だけが現存しているのでは。
- kagakusuki
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>絶滅した種も増殖しようとしていたのですよ。 その事とが御質問の件と何の関係があるのですか? 増殖しようとしさえすれば必ず種を存続する事が出来るなどと一体誰が言ったと仰るのですか? 少なくとも私はその様な事は言っておりませんよ。 >増殖しようとする生物しか、種を存続する事は出来ない と言っただけです。 増殖しようとしない生物は、当然の事ながら「増殖しようとする生物」には含まれないのですから、「種を存続する事は出来ない」と言っているのです。 「種を存続するために必要となる条件」が一つしかないと限っている訳ではない以上、「増殖しようとする生物しか、種を存続する事は出来ない」という事と「増殖しようとしさえすれば必ず種を存続する事が出来る」事がイコールであると考えるのは非論理的です。
- Mokuzo100nenn
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個体が(自分が)他の生物に食われてしまうリスクをヘッジしているのです。 そういう性質をもった生物が自然選択を経てサバイブしてきたということです。
- m_matsubara
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最終的には、生きているとは何の事を言うのか、生命とは何なのか、という定義の話を、哲学から外れた所でしないといけなくなるのでしょうが 現状、ウィルスは生命の定義から外れている様に、そもそも、生命というものが何なのかを科学者は厳密に定義できていません。 というより、化学反応と生命の間に厳密な境目は究極的には無いのでしょう。今より妥当な定義は見つかりそうですが。 どうも貴方には、あなたなりの回答がある様で、それが現在の科学者の至った所より 合理的で矛盾の少ない回答である様には見えないのですが、一応必要な知識を羅列していって、寿命というものを考えて行きましょう。 ここから先は、寿命、増殖の2機能はいつ頃どういう経緯で出来たのかの流れの解説ですね。 あと、補足のコメントをなぞっていくと 進化論自体は否定されていない様に見えるのですが そこの所ははっきりとは分から無いので、一応、その仮定で話を進めさせていただきます。 老化による寿命というのは定義によりますが、テロメアの制限で細胞分裂の回数に制限がある事が原因ですが 物の共通祖先(単細胞の真核生物)ではテロメアを持っていたが、テロメアーゼ活性で毎回分裂回数を戻していたが その機能は比較的簡単に無効化できるので、生殖細胞以外では無効化した結果、できた機能でしょう。 メリット推測になりますがは、世代交代が早いので環境適応を短いスパンでできる、テロメアーゼをたくさん作らなくていい分だけ省エネ、の一粒で二度美味しい機能だったのでしょうね。 論拠は単細胞生物には、普通、寿命が存在しない事が一つ、なので何十億年という長い年月を未だに生き続けているものが地球上に残っていると言われています。 多細胞生物でもカイメンの様に原始的なものは老化というものが存在しなかったりします。 また、植物には細胞のテロメアーゼ活性がある場合が多いので、動物と同じ様な細胞の分裂回数の上限というのは普通ありません。 なので、動物のある程度複雑なものからテロメアーゼ活性を起こさなくなっているので 素養自体は植物、動物の共通祖先自体にはあったものが、複雑な進化をしていく過程でそれぞれ機能老化出来る様になったのでしょう。 まぁ、ここは化石などから、明確な証拠が出ているわけでは無いので推測なんですけどね。 ここまでは私達と同じ真核生物の場合の話で、ここからは増殖機能の話です。 古細菌、原核生物などのさらに原始的な特徴を残している生き物だと、当然テロメアが無いので分裂回数の上限などはありません。 ですが生命の機能である、下の3つは行います。 1. 外界と自分をある程度隔離する膜 2. その上で外界から栄養となるものをある程度選択的に取り込む機能 3. 自分自身で増殖出来る機能 ちなみに、ウィルスは何処かの生命に寄生しないと増殖出来ないので、3を満たさないことから生命とみなされていません。 この3つが揃っている理由は考えれば子供でも普通に分かる事で、3つとも揃っていないといつか壊れて無くなって続かないからでしょう。 というより、無くて時間の試練を耐えられる方法があれば教えて下さいって感じですね。正直、唯一の方法でしょう。 文章が長い割に言っている事は単純でしたね。 ただ、重力という力があるなら、今度は重力というのはどういう法則で発生しているのか考える様に(いまはヒッグス粒子の影響って分かっていますね) 説に対する疑問と批判の精神は大事だと思いますよ。
補足
#8殿 >生物が増殖するのは滅びないためというのがおかしいで >しょうか おかしくはないけど、私の議論の中では、よくありません。 表現として。 それなら、なぜ滅びないように生物は増殖するのか? となるので。
- heyboy
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まず細胞自体が生きようとするので 常に分裂を繰り返します。 ただ、分裂しているとDNAがどんどん短くなり それが結果的に「寿命」に繋がります。 ですのでその「寿命」を克服するために 他の固体のDNAと合わせて「寿命」を リセットします。 その行為が増殖に繋がったのでしょう。
補足
貴方の説明は「寿命」を克服するために「増殖」がある と言ってますが、それは逆です。 「増殖」のために神様が「寿命」を設定した。 模範解答 「リンゴはなぜすべて落下しようとするのでしょうか?」 と質問があったら、重力のためと万人が答えるだろう。 そのとうり。重力と言う自然法則にのとって落下する。 太陽が東からのぼり西へ沈む。鴨川の水は上流から 下流へ流れる。 それなら、なぜ「生物はすべて増殖しようとするのか?」 それはエントロピーの増大と言う自然法則なのです。 つまり、リンゴが落下するのと全く同じ自然法則と言う事になる。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
もし仮に寿命というものが無い生物というものがあったとしても、天敵に捕食されたり、事故に遭ったりする事で死ぬことはありますから、生物はいつかは必ず死ぬものであるという事になります。 そのため、もし増殖しようとしない生物がいれば、その様な生物は次第に個体数が減って行き絶滅してしまいます。 つまり、増殖しようとする生物しか、種を存続する事は出来ないのです。 現在存在する生物とは、要するに現在まで種を存続させてきている生物なのですから、増殖しようとするものばかりしか残っていない訳です。
補足
絶滅した種も増殖しようとしていたのですよ。 恐竜でもマンモスでも増殖しようとしていたのですよ。 しかし、火山の噴火で高温の環境をのり越えられなかった。 それで絶滅。
- pringlez
- ベストアンサー率36% (598/1630)
「何故、生物は増殖しようとする」と「なぜ」考えてしまうのは非論理的な考えです。 あなたの言葉で言う「増殖しようとするもの」と「増殖しようとしないもの」がいた。普通に生物学っぽく、生存や増殖に有利な種と不利な種かで考えたほうがいいかもしれません。「生存や増殖に有利な種」がより多く生き残り増えた。ただそれだけの結果に過ぎません。 「卵生から胎盤へ移行したのは」まず偶然の分化が発生した。そしてその分化が、たまたま生存や増殖に有利だった、ただそれだけのことです。
補足
>「増殖しようとしないもの」がいた。 増殖しようとしない生物はいません。 >「卵生から胎盤へ移行したのは」まず偶然の分化が発生し>た。そしてその分化が、たまたま生存や増殖に有利だっ>た、ただそれだけのことです。 卵生も胎盤も増殖しようとしているのですよ。 そして胎盤が有利であったからそのまま生存、増殖 しているのです。
- kaitara1
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単細胞生物の場合は事故死に対する安全係数、多細胞生物のの場合は個々の個体の有限の寿命に対する安全係数では。増殖のためというより滅びないためと考えるべきでは。
補足
>増殖のためというより滅びないためと考えるべきでは。 滅びないために増殖するのです。
補足
#9殿 だから、何故生き残ろうとするの? 何故、増殖したいの? リンゴは何故落下するの?と小学生に聞かれると 得意げにそれは重力のためと答えるだろう。 ところが、それならリンゴと地球はどうして 重力が働くの?と聞かれると、窮してしまうだろ。 私の質問はそれに同じです。