- ベストアンサー
免罪符
こんばんは。 「これだけ払うから、チャラにしてくれ」 ・・・可笑しいと思いますか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
最近どうも歳のせいか、「平安美術-華麗なる極楽浄土の世界」なんていうBS番組があると、つい食いついてしまう・・・(^^;)。 たしかにそれらは、信じられないくらいに煌びやかな金と金箔に彩られた、信じられないくらいに繊細な造形です。それがわかるような歳になってしまったというのもあるけれど、最近の復元CGは目を疑う出来の良さ。しかしそれらは政情不安な中でこそ、最も盛んに作られた。 「これだけ信じられないくらい綺麗に飾り立て(金をかけ)、 これだけいつも崇め奉り(金をかけて)、 これだけ毎日平伏して高級食材を供して(金をかけて)、 拝んでいるんだから(あなたの犬になってるのだから)、 ちゃんと極楽浄土へは連れて行ってくれるんだよね?」 という声が聞こえてくる。免罪符の匂いがする・・・。なので平安の高級貴族は、仏と手に手を取って極楽浄土へ行けるよう、臨終の床は自前の仏と糸でつながっていた。 西洋は契約概念がもっと明確だったので、もっと形式的に平等化(?)して免罪符になったのかな?。庶民も免罪符には熱心だった。だって手っ取り早いんだもん(←あったかいんだからぁ~ の節回しで)。免罪符は教会の重要な財源でもあった。だって儲かるんだもん(←あったかいんだからぁ~ の節回し再び)。 まぁ~、人間だからしゃーないか(^^;)。
その他の回答 (6)
- yuniko99
- ベストアンサー率15% (31/204)
チャラにできる罪と 出来ない罪がありますねえ。 僕の腕時計踏み潰したから 五千円払いますなら喜んでチャラですが ボコボコにぶん殴られて 骨まで折れて五十万とか言われても御免ですねえ。 まして強姦や殺人はチャラにはできません。 事故とかで賠償されても結局後遺症が出たりしますねえ。 日本では人命は一億に満たない様ですねえ。 免罪符はどちらにしても人間に良くないですねえ。
お礼
yuniko99様、ご回答ありがとうございます。 >「チャラにできる罪と 出来ない罪がありますねえ。 僕の腕時計踏み潰したから 五千円払いますなら喜んでチャラですが ボコボコにぶん殴られて 骨まで折れて五十万とか言われても御免ですねえ。 まして強姦や殺人はチャラにはできません。 事故とかで賠償されても結局後遺症が出たりしますねえ。 日本では人命は一億に満たない様ですねえ。 免罪符はどちらにしても人間に良くないですねえ。」 「金銭賠償」の適否、ということですね。 (どうしてくれるんだ!と、凄まれても・・・ですが) 免罪符、買っちゃうか
金がある人のセリフだね。
お礼
sirokitsune様、ご回答ありがとうございます。 「これだけ払うから、チャラにしてくれ」 民事的には、「和解」かもしれないですが、 刑事責任は、そういう訳には、
民事の範囲であれば、おかしくはないのでは。
お礼
zyxwyut100様、ご回答ありがとうございます。 ・・・判例の積み重ねということから、 「それでも、恥ずかしくはない」ということなら、いいですね。
- 8739dokusin
- ベストアンサー率26% (107/401)
再び、8739dokusinです。 補足とお礼に質問?あったようなので。 刑法の罪刑法定主義とは人を罰するには、予め犯罪と刑罰が定められてないとならないと言うことです。 「AをしたものはBという刑に処す」ということが法律になければ犯罪にならないし、刑罰も科せないことになります。 内容というか派生原理には、慣習刑法の禁止、遡及処罰の禁止、絶対的不定期刑の禁止、類推解釈の禁止などありますが、深い説明は質問の趣旨からずれるのでやめます。 道義的責任、道徳上のもので、私刑とはまた違うと思います。私刑は許されてないですね。私刑(リンチとか)はやたらに認めると人権侵害などの社会不安が生じてしまうから刑罰権は国家にあります。 質問者様のタイトルが免罪符で、お金を払えばチャラにしてくれるは可笑しいですかという短めの質問だったので、自分のような回答もありかなと思い、答えてみました。免罪符は結果に対するものではないですか。罪を許す証書だから。 結果に対するものにあーだこーだ言うだけでは、お礼のところにあるように社会的には不完全ですが、それは司法権と別の役割を果たす行政権(政府)もまた立法権(国会)もしっかりしてないといけませんね。
お礼
8739dokusin様、ありがとうございます。 >「刑法の罪刑法定主義とは人を罰するには、予め犯罪と刑罰が定められてないとならないと言うことです。 「AをしたものはBという刑に処す」ということが法律になければ犯罪にならないし、刑罰も科せないことになります。 内容というか派生原理には、慣習刑法の禁止、遡及処罰の禁止、絶対的不定期刑の禁止、類推解釈の禁止などありますが、深い説明は質問の趣旨からずれるのでやめます。」 違憲立法審査権や、「残虐な刑罰の禁止」を規定する憲法が、刑法の上位に位置するのですから。 >「質問者様のタイトルが免罪符で、お金を払えばチャラにしてくれるは可笑しいですかという短めの質問だったので、自分のような回答もありかなと思い、答えてみました。免罪符は結果に対するものではないですか。罪を許す証書だから。」 一宗教の、しかも「カネで、なんとか」というシロモノですからね。 >「結果に対するものにあーだこーだ言うだけでは、お礼のところにあるように社会的には不完全ですが、それは司法権と別の役割を果たす行政権(政府)もまた立法権(国会)もしっかりしてないといけませんね。」 フィードバックというのは、あると思います。
- 8739dokusin
- ベストアンサー率26% (107/401)
チャラっていうと全くなかったことにすることでしょうか。 カテゴリ、哲学なので答えになるかわかりませんが、誰かに損害を与えた場合、我が国の法律では民事では精神的な損害も基本的に金銭賠償の原則があります。金銭には万能作用や融通が利く特徴があると言われていますが、それだけではチャラに出来ないこともあるでしょう。損害、事件を起こした人を金払えさえすれば何でも許されるとするのでは、同じ事件を何回も繰り返してもよいと言う考えにつながっていってしまいます。そういう社会が果たしてよいものか疑問です。安心して生活出来ないこともあるでしょう。人を殺しても金払えばチャラになるとしたらどうでしょう。なので、刑事的には、犯罪が定められていて、罰金、科料などの金銭的罰のほかに身体拘束の禁固、懲役、死刑があるのでしょう。刑事罰の場合、その理由は応報にあるという考えと犯罪者の教育にあるという考えと大きく二つに分かれますが、どちらか片方とは言い切れない気がします。教育的側面を強く考えると死刑はいかがなものかということになると思いますが、社会には人びとを震撼させる事件も少なくありません。そういう事件の予防も考えないとなりません。 また、法律的な損害賠償とか刑罰したから全て許されるともいえない気がします。法律的に解放されても道義的責任というものがあると思うからです。 法律も道義的責任も社会規範のひとつと習いましたが、道義的責任って重いのではないかな。被害者に許してもらいにくい気がします。
お礼
8739dokusin様、ご回答ありがとうございます。 本質問は「免罪符」です。 ・・・その上で、やはり「可笑しい!」 ということですね。 >「我が国の法律では・・・」 >「また、法律的な損害賠償とか刑罰したから全て許されるともいえない気がします。法律的に解放されても道義的責任というものがあると思うからです。」 法律では、刑事責任と民事責任が、あるでしょう。 >「法律的に解放されても道義的責任というものがあると思うからです。」 「私刑は、(「近代的に」)許されません」については? >「法律も道義的責任も社会規範のひとつと習いましたが、道義的責任って重いのではないかな。被害者に許してもらいにくい気がします。」 なるほど。しかし、「現代社会における、リスク」というのは、有ると思います。 (「結果」に対してのみ、あーだこーだ・・・言ってみても、ということは、あるんでしょ?)
補足
>「法律も道義的責任も社会規範のひとつと習いましたが、道義的責任って重いのではないかな。被害者に許してもらいにくい気がします。」 法律は、「Aなら、A’」という感じですか(罪刑法定主義)。 (道義的責任って重いのではないかな) 「道義的責任」は、、、しかし、(逆)人権侵害を許容するものでは、ありません。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
はい。こんなのを買った人も居ます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
お礼
SPS700様、こんばんは。 ・・・実需の買い?
補足
SPS700様、申し訳有りません。 この場所をお借りして、申し上げます。 「必要悪」って、そういう意味だったの。
お礼
ddtddtddt様、ご回答ありがとうございます。 >「最近どうも歳のせいか、「平安美術-華麗なる極楽浄土の世界」なんていうBS番組があると、つい食いついてしまう・・・(^^;)。 たしかにそれらは、信じられないくらいに煌びやかな金と金箔に彩られた、信じられないくらいに繊細な造形です。それがわかるような歳になってしまったというのもあるけれど、最近の復元CGは目を疑う出来の良さ。しかしそれらは政情不安な中でこそ、最も盛んに作られた。 「これだけ信じられないくらい綺麗に飾り立て(金をかけ)、 これだけいつも崇め奉り(金をかけて)、 これだけ毎日平伏して高級食材を供して(金をかけて)、 拝んでいるんだから(あなたの犬になってるのだから)、 ちゃんと極楽浄土へは連れて行ってくれるんだよね?」 という声が聞こえてくる。免罪符の匂いがする・・・。なので平安の高級貴族は、仏と手に手を取って極楽浄土へ行けるよう、臨終の床は自前の仏と糸でつながっていた。」 「免罪符」というか、「ピラミッド」「始皇帝陵」「古墳」といったことを、連想しました。 >「西洋は契約概念がもっと明確だったので、もっと形式的に平等化(?)して免罪符になったのかな?。庶民も免罪符には熱心だった。だって手っ取り早いんだもん(←あったかいんだからぁ~ の節回しで)。免罪符は教会の重要な財源でもあった。だって儲かるんだもん(←あったかいんだからぁ~ の節回し再び)。 まぁ~、人間だからしゃーないか(^^;)。」 ♪「カネさえ払えば、約束・・・手っ取り早いんだから」 ♪「儲かるから、約束・・・財源だから」 ・・・コレに否と唱えたのが、ルターだったんですね。