ベストアンサー

書籍名を教えて下さい

2015/05/10 04:05

恥ずかしいのですが書物関係の知識に乏しいので質問させていただきます学生の時に哲学の教師から聞いた事ですが自分の愛しい女性がある時亡くなったのであるが、彼女のことを忘れることが出来なくてもう一度会いたいという気持から、墓を掘り返してみたところ、その状態に驚いた。生前の彼女とは似ても似つかないくらい蛆虫に食い尽くされていたという話ですが、この話が載っている書物のタイトルなどをご存知の方がおられましたなら、お教えいただきたくよろしくお願いします。

ok2775
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哲学・倫理・宗教学
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専門家
吉田修（@osamucom0409）産業カウンセラー

2015/05/11 13:39 回答No.4

はじめまして。大変面白いご質問です。これは仏教の無常観を教える説話の中によく出てくるお話で、九相図（九想図、くそうず）、九相観という修法のことを言っているのだと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E7%9B%B8%E5%9B%B3 この実例としては、以下のものがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B7%E5%AD%90%E8%BE%BB 伝説によると、檀林皇后はすばらしい美貌の持ち主でもあり、恋慕する人々が後を絶たず、修行中の若い僧侶たちでさえ心を動かされるほどであった。こうした状況を長く憂いてきた皇后は、自らが深く帰依する仏教の教えに説かれる、この世は無常であり、すべてのものは移り変わって、永遠なるものは一つも無い、という「諸行無常」の真理を自らの身をもって示して人々の心に菩提心（覚りを求める心）を呼び起こそうと、死に臨んで、自分の亡骸は埋葬せず、どこかの辻に打ち棄てよと遺言した。遺言は守られ、皇后の遺体は辻に遺棄されたが、日に日に腐り、犬やカラスの餌食となって醜く無残な姿で横たわり、白骨となって朽ち果てた。人々はその様子を見て世の無常を心に刻み、僧たちも妄念を捨てて修行に打ち込んだという。皇后の遺体が置かれた場所が、以後「帷子辻」と呼ばれた場所である[4]。一説には皇后の経帷子（死装束）に因んだ名とされる[5]。以上です。

吉田修（@osamucom0409）プロフィール

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専門家
吉田修（@osamucom0409）産業カウンセラー

2015/05/11 13:31 回答No.3

はじめまして。大変面白いご質問ですねw http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E7%9B%B8%E5%9B%B3 本の名前ではないのですが、九相図（九想図、くそうず）というのがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B7%E5%AD%90%E8%BE%BB 帷子辻（かたびらがつじ）伝説によると、檀林皇后はすばらしい美貌の持ち主でもあり、恋慕する人々が後を絶たず、修行中の若い僧侶たちでさえ心を動かされるほどであった。こうした状況を長く憂いてきた皇后は、自らが深く帰依する仏教の教えに説かれる、この世は無常であり、すべてのものは移り変わって、永遠なるものは一つも無い、という「諸行無常」の真理を自らの身をもって示して人々の心に菩提心（覚りを求める心）を呼び起こそうと、死に臨んで、自分の亡骸は埋葬せず、どこかの辻に打ち棄てよと遺言した。遺言は守られ、皇后の遺体は辻に遺棄されたが、日に日に腐り、犬やカラスの餌食となって醜く無残な姿で横たわり、白骨となって朽ち果てた。人々はその様子を見て世の無常を心に刻み、僧たちも妄念を捨てて修行に打ち込んだという。皇后の遺体が置かれた場所が、以後「帷子辻」と呼ばれた場所である[4]。一説には皇后の経帷子（死装束）に因んだ名とされる[5]。これなどは近いかなぁ。以上です。

質問者

お礼 2015/05/11 20:32

大変に詳しい回答いただきありがとうございます諸行無常の教えは古くからあったということが良くわかりますね。今から１３００年もまえの飛鳥時代に詠まれた万葉集にもありました　　　世間（よのなか）を常なきものと　今そ知る　　　奈良の都の　　うつろふ見ればですが、これは奈良の平城京が、突然　恭仁京（くにきょう）へ移されてそれまで繁栄を誇っていた奈良の都の荒れていくのを詠んだ歌ですが世の中も無常であることを詠っております。まして人間なんか永遠であるわけはない無常そのものを教えられますねどうもありがとうございました。