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興正寺の住職さんが五重塔を建てたと聞きました。
興正寺の住職さんが建てた五重塔は、現在国の重要文化財に指定されていますよね?重要文化財に指定されるぐらい古いものというのはわかりますが、興正寺の五重の塔はいつ頃建てられたものなのでしょうか。他にも五重塔に関するエピソードなどご存じでしたら教えて下さい。 よく昔のお坊さんが彫られたという精巧な仏像とかもあったりしますし、五重塔を建てた当時の興正寺の住職さんもその様な才があった方なのでしょうか?
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興正寺の住職が五重塔を建てたと言っても、まさか自分で塔を建築したとかじゃないですよ。建築したのは当時の大工さんです。興正寺の住職は依頼主といった所でしょうか。今でも家を建てたとか言うじゃないですか。そういうニュアンスです。 興正寺の五重の塔を建てたのは、7代目の住職である真隆和尚ですね。 1805年(文化二年)に一文講を発願し、浄財を集めて資金として1808年(文化五年)に完成しました。浄財とは寄付金ですね。寄付金であれだけ立派な塔が建ててしまえるのですから、多くの信者の方を抱えて、信仰の厚いお寺だったのでしょうね。 また、興正寺の五重塔は東海地区に現存する唯一の木造五重塔として重要文化財に登録されたそうです。