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五重塔はあるのに六重塔がないのはなぜ?
五重塔はよく聞きますが、六重塔とか七重塔がないような気がします。なぜなんでしょうか?
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三重塔はいっぱいあるよ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/三重塔 七重塔,九重塔は昔はあったようだが今はない。十三重塔もあるよ。 http://www.geocities.jp/kawai5510/nara-tanzanjinjya.htm なぜ五重塔が多いのかと言えば,五大思想にあうからです。 偶数のものを作らないのは,縦に作るものは陰陽思想から奇数と決まっているからです。 奇数は動的,陽的で不安定を表し,偶数は静的,陰的で安定を表します。偶数のものは横に広がるものに使われます。方位も四方位とか八方位ですね。逆に縦に登っていくもの,例えば神社の石段の数は奇数で作ります。
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- tetsuo602
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五重塔は五大思想を表した建物だからです。 五大思想は古代インドの思想であり、仏教にも受け継がれています。 五大とは、宇宙(あらゆる世界)を構成しているとする地(ち)・水(すい)・火(か)・風(ふう)・空(くう)の五つの要素のことです。 地 - 大地・地球を意味し、固い物、動きや変化に対して抵抗する性質。 水 - 流体、無定形の物、流動的な性質、変化に対して適応する性質。 火 - 力強さ、情熱、何かをするための動機づけ、欲求などを表す。 風 - 成長、拡大、自由を表す。 空 - 何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所。虚空。(色即是空の空とは異なる)
お礼
五大思想を象徴した建築物なのですね。
- tknkk7
- ベストアンサー率11% (378/3310)
五と重ね合う数字が、人智無情人間が、生きて居られる、根源なのでしょう。・・・六重だと、建物建築基準法律から、ルール違反です。 A:廻りに、済まれていられる方々すべて。 B:ご自身含めて、身内人々様すべて。 C::お仕事上の知り合い皆様すべて。 D:隠れた大好きな人達様すべて。 E:心底から、尊敬していられる人達さますべて。
お礼
5にも深い意味があるのですね
- あずき なな(@azuki-7)
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いや あります 六重も七重も総じて五重塔と呼ぶだけです
お礼
総じて呼んでいたのですか。まとめていたのですね
- GIANTOFGANYMEDE
- ベストアンサー率33% (539/1630)
五重塔は日本人の見た目に美しいからだと思いますよ。 日本の仏教は中国から伝来しました。日本にとって仏教の本家は中国ですが、中国のお寺に行くと五重塔はむしろ少数派で、七重塔やもっと多層の塔をよく見かけます。 多層塔は見た目が豪壮かつ煩雑でいかにも中国っぽいのですが、それだけに日本の景色や日本人の感性には合わない気がします。
お礼
五重塔が日本にフィットしたのかもしれませんね
- 96megabrown
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「5」であることに仏教的な意味があるんですよね、 「地」、「水」、「火」、「風」、「空」なので五重塔みたいです。 五重塔を建てるのと卒塔婆を立てるのは同じ意味があるらしいです。 http://homepage3.nifty.com/RuiRuka/Prv/Buddhism/Notebook/Gojyunoto.htm
お礼
いろいろ意味があったのですね
補足。 五重塔が多いわけ。 六重塔以上は地震に弱くて衰退、反対に五重塔は地震に強く塔としての景観が一番良くて 多くなっていった。
お礼
地震の問題もあったのですか、なるほど
- mpascal
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七重塔は過去にあったみたい。 http://www.sankei.com/west/news/160708/wst1607080056-n1.html
お礼
110メートルはすごいですね。見たかったです
法勝寺に八角九重塔があります。 東大寺・粗国寺に七重塔が存在していた。 武蔵野国国分寺七重塔。 遠江国国分寺七重塔。 海老名中央公園七重塔。相模の国国分寺。 国分寺は聖武天皇が各項国に国分寺を置きそれぞれ七重塔を一基造ること。 古河パビリオン七重塔。 金閣寺七重塔 談山寺十三重塔。 石塔は六塔から十五塔まであります。 兼六園にも石塔で六重塔があります。 http://jounji.or.jp/img_7800
お礼
七重塔はけっこうあるのですね。知りませんでした
- chie65536(@chie65535)
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五重塔は日本で考案されましたが、五輪の思想は中国から伝わったもので、五輪とは天地万物を形作る地、水、火、風、空を表しています。 下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)という5層構造になっています。 五重塔の他に、七重塔、九重塔、十三重塔があり、これらを総称して「多層塔」と言います。 >六重塔とか七重塔がないような気がします。 多層塔としては他に七重塔、九重塔、十三重塔などがあり、層数はほぼ奇数に限定されています。 近代建築以前の木造七重塔、木造九重塔は現存していませんが、奈良県の談山神社には木造十三重塔が現存しています。 「ほぼ奇数」なのは、中国の陰陽思想から来ていて、奇数は陽、偶数は陰とされます。 世界は陽、陰のバランスで成り立っている、と言うのが中国の陰陽思想ですが、塔のように「上に伸びる物」は「陽の物」とされます。その為、層の数は奇数で作られます。 実は「四重に見える多層塔」は幾つか現存していますが、最下層の部分は「庇(ひさし)状の裳階(もこし)」と呼ばれる物で、分類上は「三重塔」になります。 なお「十一重」が無い理由は、良く判っていません(本来は十三重であったが二層分が失われて十一重になってしまった塔ならあります)
お礼
十三重塔はあったんですね。興味深いです
- t_ohta
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仏教の五大思想に基づいているから五重なんだと思います。
お礼
思想からきているんですね。
お礼
昔はあったのですね! 偶数奇数の考えも面白いですね