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ガラス質
火山岩には結晶ではないガラス質(石基)の部分がある と言うことですが、窓ガラスのガラスと関係ありますか? また、透明なガラスと透明な水晶などの鉱物の共通点は ありますか?
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関係ありです。 岩石学で言う石基(ガラス)とは教科書に載っている ので省略いたしますが、実は窓ガラスもいわゆる石基 と同じ構造をしています。 マグマが冷えて固まるときに、急に冷やされたために 結晶とならなかった部分を石基と教科書に書いている と思いますが、この石基の重要な意味合いとしては 「結晶していない部分」ということです。 窓ガラスなどは結晶していないので、石基ということ ができます。裏を返せば、結晶していないということ は、固体ではなく、実は液体なんです。液体だけれど、固まっているだけという状態のことを、一般的にガラスと言います。 窓ガラスがもし結晶していたら、その原料は基本的に、珪酸なので水晶と同じ性質を示しますが、 本当に結晶していたら、鉱物にはへき開があるので、 平たい窓ガラスのような、板状にするには、手間と時 間と技術が必要となり、窓ガラスの値段が大暴騰して しまいます。 水晶などの鉱物との共通点ですが、一般的な造岩鉱物 と比較した場合に限りますが、珪酸塩であるというこ とぐらいしか共通点は思いつきませんでした。 以上でよろしいでしょうか? 最後は日本語になっていないかもしれませんが 許してください。
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- uPC575
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ガラスの定義?がわかりやすく書いてあるところがありました。 窓ガラスに使うガラスという物質での、分子(ガラスという分子はないが)の並び方と、似ているモノを「ガラス質」と呼ぶのではないでしょうか。 透明、というのもなかなか難しい問題だったと思います。 やはり分子の並び方だとか、大きさだとか、色々あったと思います。 食塩もきちんと結晶させると透明ですし 基本的には、ある波長(この場合は可視光線)の電磁波を吸収もせず反射もしない、ということだと思いますが。
お礼
大変参考になる回答でした。ありがとう御座いました。 「結晶していないということ は、固体ではなく、実は液体なんです。液体だけれど、固まっているだけという状態のことを、一般的にガラスと言います」