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【英語】to+現在完了形で「~なんて」?
ある参考書において “He must be a good walker to have walked such a long distance.” という文の訳は 「こんなに長い距離を歩いたなんて彼は健脚家に違いない」 となっていますが、なぜこのような訳になるのでしょうか。 特にto+現在完了形の文の使用方法について解説していただける方いらっしゃいませんか?
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以下のとおりお答えします。 >“He must be a good walker to have walked such a long distance.” のto have walkedは「to+現在完了形」ではありません。「to-不定詞の完了形」または「完了不定詞」といいます。 to-不定詞の用法は、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3つに分けられます。 to-不定詞を名詞的に訳して「~すること」とすれば、to-不定詞の完了形は「~したこと」という意味です。 ただし、上の文のto have walkedは副詞的用法です。 そこで、副詞的用法の詳細を次に説明します。 (1)「~するために」のように「目的」を表わす。 (2)「~して(嬉しい、など)」のように「感情の原因」を表わす。 (3)「~するとは・なんて(…に違いない)」のように「判断の理由」を表わす。 (4)「(…して)その結果~する」のように「結果」を表わす。 (5)形容詞を修飾して「~するのに」の意味を表わす。 (6)「するためには、~するならば」のように「条件」を表わす。 to have walkedは、用法(3)で、「歩いたとは」となります。それで全文訳が、 「そんなに長い距離を歩いたとは、彼は健脚家に違いない。」 となるわけです。 以上、ご回答まで。
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- ryoryoryory
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時制についての補足 must be ~ to have walked ~ <完了不定詞> 述語動詞beが表わすときよりも以前のことは、to have doneで表します。これを完了不定詞といいます。 He must be a good walker ←現在 to have walker such a long distance ←違いないと思っている現在よりも過去のことを表わします ーーーー過去(to have walked~)ーーーー現在(must be~)ーーーー→ 例:The boy appears to have been hurt in the accident. その男の子は事故でけがをしたようだ。 ーーーー過去(to have been hurt~)ーーーー現在(appears~)ーーーー→ <判断の根拠を表わす不定詞(副詞的用法)> 話し手の判断を示す表現と結びついて、不定詞がその判断の根拠を表わすことがあります。話し手の判断は、he must be a good walkerのような助動詞を使った表現で表されます。判断の根拠を表わす不定詞は、「~するとは」と訳せることが多いです。 例:He must be a genius to understand the theory. その理論を理解しているとは、彼は天才に違いない。 ですから、質問の文章は、 to have walked ~で「こんなに長い距離を歩いたなんて」という根拠を示して、 He must be a good walkerで話し手の判断を示しています。 ちなみに、to不定詞の意味上の主語はHeです。 <例外> ただし、to have done が現在完了に相当する内容を表わす場合もあります。 to have done で表される事柄が現在とつながりを持っているとき、to have done が現在完了形に相当する内容を表します。 例:These tourists seem to have lost their way. この観光客たちは道に迷っているようだ。
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ありがとうございました^_^
- princelilac
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・分からないときは頭から順序よく、が鉄則です。 ・日本語訳は最大公約数的な公式みたいなものなので、出来上がった訳文が、英米人の頭の中で感じていることを正確に表現しているとは考えない方がいいと思います。 ※訳語はわざと辞書に載っている訳語を使わずに、中高生が初めて覚える意味を使っています。 “He must be a good walker 彼は良い歩く人でなければならない ※must は義務、断定、命令などの意味がありますが、いずれにしても非常に強い意味になります。 to have walked 歩いた ※もちろん歩いたのは彼です。 such a long distance.” ※そんなに長い距離 読み飛ばすだけでいいのなら、これで終わりです。深く考える必要はありません。 しかし、日本語訳をしなけれはせならないのなら、 ・must は強い断定の意味して ・to have の完了を自然にして 調整します。 すると質問文のような訳語が出来上がるのです。しかし、繰り返しますが、このような調整は時間の無駄なので、普段は読み飛ばして終わりにします。
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ありがとうございました^_^
- Nebusoku3
- ベストアンサー率38% (1465/3824)
もう既に立派な答えが出ているのでこれは余分ですが ご参考に: Nice to meet you. (最初に会ったときに) お目にかかれて光栄です。 Nice to have met you. (会合の後の別れ際に) お会いできてよかったです。
お礼
ありがとうございました^_^
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
このような距離を歩いたのは、彼がよい、歩行者であるに違いない。 という僕の下手くそな訳を見て、もう少しましな日本語に変えたと言うだけの話です。to+現在完了形=「~なんて」ではありませんから、to+現在完了形がなくても「~なんて」になる例文はいくらでも出来ます。 That he could not understand this simple a sentence must mean he is a true blue moron. こんなに簡単な文さえ理解できなかったなんて、彼は、正真正銘のアホに違いない。 He must be a genius to be able to solve this problem. この問題が解けるなんて彼は天才に違いない。
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ありがとうございました^_^
お礼
ありがとうございました。ちなみに「だとしたら」と表現したい場合は先の例文にifをつけますか?