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並列型インバータの帰還ダイオードの役割

低力率時の並列型インバータの帰還ダイオード の役割について教えていただけませんでしょうか? 参考資料などで調べたところ「無効電力を電源に 還している」というようなよくわからない説明でした。 どなたかわかりやすく教えてください。

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  • foobar
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回答No.1

もうひとつの質問にも関連するんですが 「並列型インバータ」の回路構成例を挙げて戴けると より適切な回答/アドバイスが得られるかと思います。 (並列型インバータ と聞くと、「電力系統にインバータを並列接続した構成(高調波電流を吸収させるアクティブフィルタの一種みたいなもの)」を思い浮かべるのですが、はたしてそれで合っているのかどうか、、、。) インバータの還流ダイオードの説明 インバータがPWMインバータか、(3/6パルス型とも呼ばれる)PWM変調をしないタイプかで若干説明が変わって来ると思います。 とりあえず、三相ブリッジ構成のインバータで、6パルス運転(PWM変調をせずに、1サイクルに一回ON/OFFする方式)について説明すると、、 インバーターの1相分を抜き出すと次のようになっています。(このブラウザだと、図が崩れそうな気がする、、) 直流電源+ ーーーーー | | Tr1 D1 | | +ーーー+ 出力 | | Tr2 D2 | | ーーーーーー 直流電源- 1. ここで、Tr1とTr2を交互にONさせて出力に交流電圧を出します。 2. 抵抗負荷ならTr1(ON)の時にはTr1を電源+ →Tr1→出力の向きに、Tr2(ON)の時にはTr2を出力→Tr2→電源- の向きに電流が流れます。 3. 力率の低いインダクタンス負荷だとTr1がOffしても電流はインバータ出力から引続き流れようとします。この電流は還流ダイオードD2を通って 電源- → D2 →出力(負荷)→別の相のD1'→電源+ と、電源を充電する向きに流れます。 Tr2がoffしたときも同様に D1を通して電源+を充電する向きに電流が流れます。 このようにして、負荷のインダクタンスに蓄えられているエネルギーで電源を充電するように動作します。 こんなところでしょうか。

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