シリコンダイオードの順方向電圧が0.6V程度でゲルマニウムダイオードは0.3V程度ですが電流計のフルスケール時の電圧降下はそれ以下になるように選びます
電流計の保護はフルスケールをオーバーした時に効くようにします つまりフルスケールまでは測定可能な訳ですが丁度良くなるような電流計とダイオードを組み合わせなければいけません
この組み合わせが悪いとフルスケール時ダイオードにも流れ 誤差を生みますし 絶対に流れないようにしますとオーバー時にダイオードには流れず電流計にストレスが掛かりますので痛めます
理想的なダイオードは ある電圧で急峻に流れ出すのが望ましいのですが現実の物は少しづつ増大しつつ流れますので組み合わせが大事となります、メーカーカタログ特性表参照
先の述べた順方向電圧0.6V、0.3Vは流す電流によっても違いますし温度によっても変わりますから それも考慮しなければなりません(シリコンダイオードで1度当たり2,5mV前後)
補足
回答ありがとうございます。 電流計を保護できる理由は分かりましたが、電流計に流れる電流が変化しないのであれば、本来の目的である電流の測定は正確に行えるのでしょうか?