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リスニングで音韻論などで訓練で習得が容易って?

言語には音素や強弱アクセント、周波数などいろいろありますけど。 訓練次第で習得が容易なものと、臨界期仮説による訓練しても習得が難しいものって何でしょう? 日本語を母語とするものについてはどうなのでしょう?

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  • SPS700
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回答No.1

 なかなか回答がつかないようなので専門家のご登場まで前座を、、、 1。まず音韻論ですが、本を読んだり講義を聴いただけでは、理屈は分かっても習得の可能不可能、遅速には、あまり関係が無いように思います。 2。そう言うもの(=習得の可能不可能、遅速)に影響のあるのは訓練ですが、聞き分ける訓練と、言いわける訓練とは別物で、僕の場合言い分ける方が楽でした。 3。臨界期仮説が登場するのは、母語では音素内の自由変異音が、外国語では二つ以上に別れている場合で、臨界期を過ぎると盲点になり区別が難しくなります。 4。日本語を母語とするものについてはどうなのでしょう?  英語、朝鮮語、中国語などにある sin[n]「罪」と sing [ŋ]「歌う」の差、欧米語に多い r と l の差、rice[rais]「ご飯」とlice[lais]「シラミ(複数)など、が考えられます。  このほか、朝鮮語や中国語の、有気無声音と無気無声音の区別、カンボジア語の咽頭化(下記)による声調の差、モンゴル語の前部軟口蓋破裂音 [k] と後部軟口蓋破裂音 [q] の差、インド各地にある巻舌性の有声子音(普通 d に下点)の差、など色々あると思います。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%BD%E9%A0%AD%E5%8C%96  なにしろ個人差が極度に大きいので、万人に効く訓練法が見いだせないのが現状だと思います。

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