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第2言語になる要素と聞き取り
臨界期仮説があるように音声の聞き取り、音の区別など限界がある説などあります。 実際に、日本語を母語としてなどで、聞き取りやすい言語とそうでない言語があります。 読む聞く話す書くなどありますが、第2言語となる要素と聞き取りにくい言語って、やはりその影響があるのでしょうか?
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日本人に取って外国語の中で英語がかなり聞き取りにくい方だと聞いたことがあリます。個人的にはフランス語と中国語をかじりましたが、たしかに英語に比べると聞き取りやすく感じます。 英語を第二の言語としている人は多いと思いますが、決して聞き取りやすいからではなくて、世界的に普及しているからと言う別の理由からでしょう。 フランス語は発音自体は難しいのですが、ルールがしっかりしていて、スペルと発音の関係も英語ほどまちまちではない。発音も大事にするようでばらつきが少ないように思います。二つの言葉の語尾と次の言葉の母音をくっつけるリエゾンもルールがはっきりしているので覚えれば難しくないです。それに日本人の不得意な rの発音が実際はとてもむずかしいにも関わらず、日本語のら行で発音しても通じてしまうことが多いです。例えばParis をパリと発音しても通じると思います。 中国語は声調と言う音の上がり下がりを覚えるのは大変だし、発音も日本語と随分違いますが、聞く分にはひとつの漢字の音節の長さが一定していて音を聞くと言う意味においては聞き取りやすいです。 以上は同じように発音できるようになれるかどうかとは違う話。 英語の場合は、いろいろなヨーロッパ言語が混ざり合ってできたせいか、その後世界に広がって個別に進化したせいか、フランス語のような国際的な標準化組織が無いせいか、ルールもそんなに明確じゃないし地域差も大きくて勉強するのに決して楽な言語ではないと思います。
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- SPS700
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#1です。補足です。 実際問題としては「聞き取りやさすさ」で、第二外国語を選ぶことは少なく、学校の必修や仕事の関係で「やらされる」場合が多いと思います。 日本語を母語にするものにとって、なんとか大陸の、密林とか砂漠の真ん中で話し手総数27名の「カントカ語」がいちばん聞き取り安くても、習得する人は少ないと思います。
お礼
おっしゃるとおりと思います。聞きやすさは 一要素だと思います。 ご回答ありがとうございます。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
読む聞く話す書くなどありますが、第2言語となる要素と聞き取りにくい言語って、やはりその影響があるのでしょうか? あると思います。 母音音素が少ない言語が母語の場合、それより少ない言語は聴きやすいと思います。スエーデン語などは母音が多いので、母音がそれより少ない言葉が母語だと聞き取りにくいと思います。 子音の場合も、音調のない言語が母語なら、中国系の言語は聴きにくく、流音音素がラ行子音一つの日本語ではインドの諸言語は聞き取りにくいでしょう。 有気音と無気音、濃音と激音、出気音と吸気音、口頭化音と非口頭化音の差があるかどうかなども影響すると思います。
お礼
分析すればいろいろありますね。 いろいろ解説いただきありがとうございます。
お礼
英語はおっしゃるとおりです。 普及している理由は聞きやすさではないですね。 詳しいご解説ありがとうございます。