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中性子線が発生する原因

陽子線や重粒子の加速器において中性子が発生してしまう原因は、 加速器で発生させたビームが加速器内や他の物体に当たって放射化し、 放射化した物体から中性子線が発生するということはわかりました。 放射化した物質内ではどのようなことが起こっているのでしょうか? なぜ、中性子が飛び出してくるのでしょうか?γ線とはまた違った反応ですよね?

みんなの回答

回答No.3

励起を引き起こす波長とエネルギー強度によって異なりますが、 原子が壊れて、それを構成する素粒子が飛び出します。 アルファ線=ヘリウム原子核(陽子2個+中性子2個) ベータ線=電子 ガンマ線=光子 陽子線=陽子 中性子線=中性子

回答No.2

超高エネルギー下では、陽子・中性子・電子の結合からなる原子も破壊されます。 電子が放射されればβ線、陽子が放出されればα線、中性子が放射されるのが中性子線です。 高エネルギー下では放射線(電磁波)も放出され、γ線と呼ばれます。 中性子は原子の質量のみを増加させ、電気的エネルギーは持ちません。 それでも原子の崩壊過程では高速で破壊的なエネルギーを持ち得ます。 超微粒子の高速流なのですが、固体を破壊することなく通り抜け、生命体には破滅をもたらします。

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.1

 私も見たことはありませんが、    標的の原子核(加速器内や他の物体も含む)+ 加速粒子      ↓    不安定な原子核      ↓    少し安定な原子核 ( + 中性子) + 放射線       (場合によっては、「少し安定な原子核」が「より安定な原子核」に変わる原子核反応が続く)     というような感じではないでしょうか。「不安定な原子核」は、ほぼ例外なく「放射線」(アルファ、ベータ、ガンマ線のいずれか、または組合せ)を放出しますが、中性子を放出するものはかなり限られると思います。  「放射化」って、要するに「放射線を放出して安定になろうとする不安定な原子核」ということですよね?  保存されるのは「質量数」の総和です。「中性子→陽子+電子」(要するにベータ崩壊)があるので、原子番号の総数(正電荷の総数)は保存されないでしょう。

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