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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:中性子は外に飛び出しているのでしょうか?)
中性子の挙動と減速材について
このQ&Aのポイント
- 中性子の挙動や減速材について、原子力発電所の仕組みを簡単に解説します。
- 中性子は原子核にぶつかり、核分裂を起こす役割がありますが、速すぎるために次の原子核にぶつからないことがあります。
- そこで、減速材が必要であり、日本の原子力発電所では水が減速材として使われています。中性子は放射性物質として燃料棒内に閉じ込められており、外には飛び出していません。
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質問者が選んだベストアンサー
連鎖的核分裂が止まった状態では中性子は殆ど発生しません。 過去に発生した中性子は制御棒若しくは水に吸収されてしまい外に飛び出すことはありません。中性子は単に吸着されたのではなく、原子核に取り込まれ安定しているからです。 また、仮に中性子が何にも吸収されなかったとしても、中性子自体がかなり不安定な放射性物質であり、半減期10分程度で崩壊してしまいます。 通常運転時には水の中に殆ど放射性物質は含まれていません。今回の事故での冷却水の汚染は燃料棒の破損が起こっている証拠でもあります。 また、水の中に放射線が飛んでいますが、大部分が水やその外の圧力容器で遮断されてしまいます。また、、特別に放射線というぶっしつがあるわけではありません。α線は高速に飛ぶヘリウム原子核、ベータ線はこうそくに飛ぶ電子、γ線にいたってはエネルギーが大きいだけの光に過ぎません。 燃料棒の中に水は含まれていません。燃料棒はかなり中性子を透過しやすいため燃料棒の外に出てきた中性子を水で減速し、それが燃料棒の中に入って核分裂反応を引き起こします。
お礼
回答ありがとうございます! なるほど。 やはり、燃料棒から、中性子は、飛び出しているんですね。 そして、水の分子?が壁みたいな感じになって、 跳ね返って、また、燃料棒の中に戻るっていう しくみなんですね! すごい発想の元に運用されているんですね。 化学って不思議な世界で、 素人には分かりづらいですね。。。(恥)