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裏長屋の戸締り

裏長屋での戸締りは外出する時、どのようにしていたのでしょうか? 夜とか、店に居るときは、しんがり棒をしたでしょうが、 外出したときはどうしてたのでしょうか? 戸締りをしてなかった? 宜しくお願い致します。

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回答No.1

江戸の治安は、町の要所要所に木戸を造り、木戸番を配置して守られました。 木戸は朝夕定刻に開閉されました。木戸の近くには番屋も配置され、異変に気付くと木戸番は番所の役人に通報する仕組みでした。役人は交代で詰めていました。 定刻とはいっても、日中は明け六つから暮れ六つまで、明け六つは日の出の時刻、暮れ六つは日の入りの時刻。 従って今日の時刻制とは大きく異なり、季節によって時刻が異なり、地域毎に可成りの時差もありました。 「しんがり棒」では無く、「心張り棒」です。夜寝る時間は心張り棒で戸締まりしました。雨戸などには敷居や鴨居にホゾを堀り、上下に動く木製留め具を掛け外ししていました。 昼間入る泥棒は余り居ませんでしたから、お隣に声掛けして出かける程度の対策で済ませていました。その程度でも安心な社会だった様です。貧乏長屋には金目な物も無かったでしょうし。 武家や豪商は、高い塀をめぐらせて門を閉めるとか、用心棒を雇ったりなど、可成りの要愼をしていたようです。 昼間も夜も、全くの留守にすることはなかったと思います。留守番という言葉は今も生きています。

kurikuricyan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 心張り棒でしたか。 詳しい説明をして頂き、よく分かりました。 木戸番、、。いまの交番みたいなものが、長屋ごとにあったのでしょうね。 確かに裏長屋に泥棒は入らないでしょうね。 ありがとうございました。

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