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神vs悪魔の理由

聖書でも良いですし他の著書でも良いですが今までに、悪魔と神が戦った時の理由を知ってる人教えてください 大体悪魔がふっかけてるものなんですよね? 悪魔はどんな理由をつけて神に挑んでいるのでしょう?

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回答No.3

傲慢と嫉妬ですかね。 ルシファーは、天使の中でもっとも神に愛され、それ故にもっとも美しい姿を与えられていた。 そして、このことをルシファー自身、よく知っており、他の天使の誰よりも神さまのことを愛していた。 その神さまが新たな生命である人間を創造し、その人間のために新たな世界を作る、天地創造をするという計画を、 ルシファーは知ってしまう。 まだ見ぬ人間に対する嫉妬の炎がルシファーの心の中にメラメラと燃え上がる。 で、神への叛旗を翻した・・・。 といったようなことを、キリスト教なんかではいいますね。 ミルトンの『失楽園』などは、こうした考えにしたがって書かれています。 失楽園 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E6%A5%BD%E5%9C%92 ですが、 聖書に出てくる悪魔や悪霊といったものは、 実は、ユダヤ・キリスト教以外の宗教の神さま。 その筆頭格は、《ベルゼブブ》。 《ベルゼブブ》の元である《バール》はカナンの地の最も有力な神さまでございます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%96%E3%83%96 《アスタロト》は、女神イシュタルであり、カナンの地では《アシュタロト》と呼ばれた女神さま。 ギリシア神話では、アルテミスと呼ばれた女神さまです。 《アシュタロト》は、ユダヤ・キリスト教で《ベルゼブブ》と呼ばれた《バール神》のお姉さんであり、奥さんでもある。 ということで、 異教の神々がユダヤ・キリスト教で悪魔とされた、というのが本当のところ。 そして、 一神教と矛盾しない形で堕天使なるものが後に作られた。 ユダヤ・キリスト教の神さまであるヤーハェは、善であるから、悪を創造してはいけない。 であるから、 元々は善であった、善なるものとして作られた天使が、様々な理由で堕落して、堕天使・悪魔となった、 というお話が後に作られた。 というか、 《ルシファー》は、そもそも悪魔や堕天使ではない。 ~~~~~~~ 14:12黎明の子、明けの明星よ、 あなたは天から落ちてしまった。 もろもろの国を倒した者よ、 あなたは切られて地に倒れてしまった。 イザヤ書 http://bible.salterrae.net/kougo/html/isaiah.html ~~~~~~~~ この《明けの明星》が《ルシファー》であり、バビロニア王orアッシリア王のことです。 聖書解釈の誤解から《ルシファー・サタン》説が生まれたんでございます。

gaitu
質問者

お礼

詳しくありがとうございました キリスト教ってやっぱ自己中な所ありますね

その他の回答 (4)

  • veradico
  • ベストアンサー率44% (11/25)
回答No.5

 「悪魔と神が戦った時の理由」ということですが,「戦闘」と「敵対的な行動」という観点で考えてみますと,聖書中には,以下の記述が見られます。 --- 創世記 2:16 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。2:17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。 <中略> 3:1 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」 <中略>3:4 へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。 3:5 それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」(日本聖書協会1954年版口語訳) --- ヨブ記 「1:6 ある日、神の子たちが来て、主の前に立った。サタンも来てその中にいた。 1:7 主は言われた、「あなたはどこから来たか」。サタンは主に答えて言った、「地を行きめぐり、あちらこちら歩いてきました」 1:8 主はサタンに言われた、「あなたはわたしのしもべヨブのように全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかる者の世にないことを気づいたか」 1:9 サタンは主に答えて言った、「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。 1:10 あなたは彼とその家およびすべての所有物のまわりにくまなく、まがきを設けられたではありませんか。あなたは彼の勤労を祝福されたので、その家畜は地にふえたのです。 1:11 しかし今あなたの手を伸べて、彼のすべての所有物を撃ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなたをのろうでしょう」(同) ------ ヨハネ黙示録 「12:7さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、 12:8 勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。 12:9 この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。 12:10 その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、「今や、われらの神の救と力と国と、神のキリストの権威とは、現れた。われらの兄弟らを訴える者、夜昼われらの神のみまえで彼らを訴える者は、投げ落された。 12:11 兄弟たちは、小羊の血と彼らのあかしの言葉とによって、彼にうち勝ち、死に至るまでもそのいのちを惜しまなかった。」(同) -------------  3箇所だけ引用しましたが,このうち,「戦い」と書いているのは,黙示録12章です。よく見てみますと,この戦いでの結果は,サタンを滅ぼすことではなく,「地に投げ落とす」つまり,天から駆逐することでした。ですから,この戦いでは,天の領域から,サタンとそれにくみするものたちを駆逐,放逐する理由で,「ミカエル」なるものが戦争を遂行したということです。  「大体悪魔がふっかけてるものなんですよね?」ということで,戦いの「きっかけ」といいましょうか,理由を知りたいということですが,「黙示録」の記述では,前記の通り「ミカエルとその御使たちとが、龍と戦った」と書かれており,直接的な理由については述べていないようです。しかし,「ミカエルとその御使たちとが」と書かれており,ミカエルの意志でサタンを天から駆逐する行動を開始したと読み取ることができます。その目的は,前記の通りです。  しかし,「戦いの理由」つまり,経緯や事情を調べる場合は,どうしても「背景事情」を調べなければならないと思います。理由なくして戦争という多大のコストと命が関係するおおごとをしないからです。  そうすると,前記「創世記」や「ヨブ記」の記述が意味を帯びてくると思われます。たとえば,「創世記」の記述では,神が「死ぬ」といっているものを「死なない」といい,むしろ「食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知って(いる)」といっています。これは,どう考えても「神が言ったことは偽りである。神の命じたことに従わないで食べた方が良い結果になる」という印象を与えることを意図しており,その意図通りに人間に行動させる,つまりは神に反逆させることを目的としています。  また,「ヨブ記」では,どう読んでも「ヨブが神を恐れ敬っているのは,神が所有物(財産)を増えさせたからである」とサタンは「主に答えて言った」とあります。  以上の通り,サタンの態度と行動について検討すると,創世記の記録では,神に対する一方的で不当な反逆,ヨブ記では,自分の立場を超えた,正当事由に基づかない神に対する挑戦であり,いずれも神に対する敵対行為と評価すべきものといえるのではないでしょうか。 そのようなわけで,戦いが起きる理由があります。

回答No.4

もともと世界は、白(善・美 etc.)でもないし黒 (悪・醜 etc.)でもない灰色です。 そこに神=白を持ち込むならば、黒の起源としての (神に匹敵する強さの)悪しき存在が必要になるのだ。

gaitu
質問者

お礼

オシャレですね!

回答No.2

ご参考。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1442702714 キリスト教での悪魔は「堕天使」です。 神に一番近い存在だった、天使のトップだった大天使長ルシフェルは「ただの土の塊から作られた人間に仕えろなんて我慢できねえ。神を滅して俺が神になる」と考え、天使の1/3を引き連れ、神に挑みます。 しかし、ルシフェルの代わりに大天使長の後釜になったミカエルとの一騎打ちで敗れ、堕天し、地の底(地獄?)に落とされます。 この時に敗北した「天使の1/3」が、全員「悪魔」になります。 それ以降、機会があるごとに「神を滅して俺が神になる」と挑み続けているのです。 因みに、ルシフェル、ミカエル、ガブリエルなどの語尾の「エル」は「聖なる」とか「神」とかって意味なので、ルシフェルは語尾に「エル」を付けない「ルシファー」と呼ばれる事もあります。

gaitu
質問者

お礼

ありがとうございます だてんし、って悪魔のことだったんですか、初めて知りました そして天使もプライドが原因で反旗を翻したんですね 感謝です

noname#201345
noname#201345
回答No.1

人間を堕落させる存在が悪魔。 それを倒すことで正当性を主張する神(というか、神側)。 図式的には詐欺師と警察の方が近いのでは。 詐欺師は警察に喧嘩を売らないでしょ? でも、警察は詐欺師が誰かに詐欺を吹っかけるので捕まえたり追い詰めたりするでしょ。 そんな関係。 悪魔じゃなくて、悪神と戦う(多神教の場合はね)時だと トリックスターが暗躍したり、戦う運命があったり 女の取り合いだったり、逆鱗に触れたりでさまざまあるけれども。 別の言い方をすれば悪魔というのは一部を除けばキリスト教(などの新興宗教)によって駆逐・貶められた 土着の神々だったりするんで 植民地化に反対抵抗する現地人…とかいうほうが正しいかもね。 吹っかけてきたのは神という図式とも言えるかな。

gaitu
質問者

お礼

そういうパターンもあるんですね 確かに土着対神の図式たまに見ます ありがとうございあmす

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