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神と悪魔
皆さんこんにちは。 私は昨日テレビで映画「デス・ノート」を見て思った ことがあります。 デス・ノートとは、そのノートに書き込むと書き込まれた 人は死ぬ。と、いう死神から与えられたノートです。 そのノートの所有者のライト君は新世紀の神になろうとして、 犯罪者や、自分に反対する者の名前をノートに書き込み、 戦争や犯罪のない、平和で治安の良い世界を造ろうとします。 たしかに、多くの平和主義の人にとっては、ライト君は神と なるのかもしれませんが、逆に犯罪者やそれに反対する者に とっては神ではなく、ライト君は悪魔になると思います。 そう考えると神と悪魔は見方によって違うだけで、同じもの ではないか、と考えてみたのですが、それについて何かご意見 ご指導いただければ幸いです。 何卒よろしくお願い致します。
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>そう考えると神と悪魔は見方によって違うだけで、同じものではないか それはいうまでもなく宗教論や哲学では当たり前の話なのです。 アラーの神はイスラムでは神ですが、教会では平気で悪魔とよんでいます。 ですが神とは人間の摂理や因果律に対して平等にはたらきます。 人間ライトは自分の価値観で線引きをした単なる思想犯です。 したがって神とか悪魔とか崇高なる存在では語れません。 (ここでは悪魔を影響力の大きいサタンとおきます) その証拠に最後は責任を取って因果律によって魂すら抹消されてしまいました。 この摂理を引けるものこそがまさしく神なのです。 もし人間ライトを神として神格化したいのなら、それは人間を越える力を持ったからであり、 陰陽師の安倍晴明が神格化されるのと同じです。 つまり人間ライトを呪術師の立場として神か悪魔に祀ろうとしています。
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- kigurumi
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>逆に犯罪者やそれに反対する者に >とっては神ではなく、ライト君は悪魔になると思います。 あの漫画では、ライト君は、死刑が決まっている人や、完全に悪人なのに、要領よくつかまっていない人とかを裁いている。 過剰防衛とかで殺した人じゃなくて、根っからの悪人で、捕まっていない人とかを殺していた。 で、エルはライトのやっていることは悪だと言いました。 私なりの理解では、たとえ、人間の所業とは思えない行為をやったものでも、みんなで決めたルールに乗っ取り命を奪うべきだって言っているのではないか と。 1人の意思決定で、好き勝手に殺してしまったら、それは罰を与えたのではなく、殺人になってしまう ということ。 死刑はみんなが決めたルールに乗っ取り、その手順とおりにやる。 命を奪う時の責任の所在がはっきりしている。 ライトのやっていることは、命を奪うことに対する責任が無い。 法治国家じゃないわけです。 独裁者の国になっているわけです。 死神は人間が決めた法の影響を受けない。 人間じゃないから。 彼は別な法の下にはいるが、日本という法の下にはいない。 キラは独裁者になってしまい、法の存在価値を無にするキラに対して、エルはキラのやっていることは悪だと言ったと思えるんですね。 ずるいですよね。 誰にも知られないってことは、責任を問われることが無いわけです。 それができてしまったので、最初は極悪人だったのに、ライトが気に入らない あるいは 都合の悪い人を殺していきましたよね。 無法地帯。 だからエルはキラのやっていることを悪だと言ったと思えるんですね。 で、犯罪者にとってみたら、キラは自分達を痛めつける者なので、キラは悪魔かというと、キラは死神と取引をしていますので、悪人からじゃなく、善人からみてもキラは悪(悪魔)です。 (死神 つまり 法の支配の外にいる者。) >神と悪魔は見方によって違うだけで はい。その通り。 例えばナポレオン、英雄とされますよね。 利益を得た人からしたら、彼は英雄です。 殺された側からすれば、彼は大量殺人鬼です。 例えば猟奇殺人。 欲望に突き動かされて虐殺するわけです。 でも、最近では脳の異常が引き起こしているケースがあるとわかってきています。 死刑になるべきか、治療をほどこされるべきか という問題になってきている。 個人が人の命を奪っていいと決定はできない。 そして現行の法は完璧じゃない。 将来は以前は死刑になっていた者が死刑じゃなく治療されるようになるかもしれない。 でも、今は医学はまだまだなので、これが原因だと特定できないので、病気じゃなくて、人格破綻・人間の所業とは思えない・身勝手で自己中心的すぎて生きる価値は無い として死刑にしている。 >同じものではないか 同じものでも、どの方角から見るかで別の世界になる。 一昔前は、死刑だったものが、今では死刑にならないことも多い。 逆に昔はあだ討ちは罪じゃなかったが、今では殺人罪として問われる。 芥川龍之介の小説にやぶの中ってありますでしょ? 誰が真実を知っているのか。 4つくらいの真実が小説の中にはありましたよね。
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こんにちはー そうですね。 ライト君のしたことは人間のルールからは 逸脱し、高いところに身をおいてやっています。 たしかに卑怯な側面は免れませんね。 ご回答ありがとうございました。
神も悪魔もそんな幼稚な人殺しはしません。 犯罪は社会現象でドロップアウトする弱者が発生するゆえです。 いわゆる悪人などの人格形成や対立意見も社会の均衡を保ち自分らしさを確認するためです。 どんなに殺しても不幸な身代わりが現れるだけです。 その主人公の暗殺による新秩序は失敗します。
お礼
こんにちはー 神でもなく、悪魔でもないということですね。 たしかにレベル的に神のレベルではないのかも しれません。 ご回答ありがとうございました。
- Y Y(@yy8yy8az)
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自分にとって都合のよいことは‘可’とし、都合の悪いことは‘不可’とする。これが個人としての感情です。でもそれは相手にとって正反対ということもあります。質問の趣旨のように。 でも神と悪魔では、内容が正反対なのですから、立ち場を変えれば同じと言うことにはなりません。というより立ち場の変えようがないのです。 神にとっては‘善’が自分の住むところ。悪魔にとっては‘悪’が自分の領域です。 神や悪魔が変わるのではなく、それを客観視する人間がそう曲解してしまうのでしょう。 人間にとって都合のよいことは‘善’と思いたくなるものですから。
お礼
こんにちはー そうですね。 客観視してそう思うのでしょうね。 ただ、犯罪者にとって裁判もなく殺されるのは、 理不尽な面があるので悪魔と思うのかもしれません。 ご回答ありがとうございました。
★ デス・ノートにライト君が名前を書きこむ ☆ ことは 犯罪ですよ。 というよりも前に ★ デス・ノート / 死神 ☆ が 架空のものです。想像の産物です。 もし 人間が想像した装置か何かで 自分の思うとおりのことが出来るとすれば その人は 人間ではありません。あるいは おめでたい人だということになります。 ★ 神 ☆ は 想像を超えているので その言葉が 架空のものを代理しているにもかかわらず 生きています。悪魔は 神に仕えていると捉えるとよいでしょう。
お礼
こんにちはー 物語の中でも、ライト君は神ではなく、ただの 大量殺人者といわれるのですが、ライト君にとって、 人の生死を操りこの世をつくり変えることは、 神の領域だと考えているのだと思います。 なんとなく、そういわれれば、そういう気もするし。。 ご回答ありがとうございました。
- shin00yuu
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映画を見て思いついた神と悪魔の違いということなので、映画の中の世界でですが、神が出てくる話を思いつきません。 悪魔が出てくる話は多いのですけどね。 これは神が何かをする・・・という概念が一般社会にないからではないでしょうか。 危ない目に遭っている人の生命を助ける訳でもなく、それに引き替え悪魔の話題は豊富です。 新世紀の神ということですが、犯罪者を殺し平和な世界を・・・などと神が何かをすることはありません。それにライトは自分の保身のために人を殺しています。これははじめから立派な悪魔でしょう。 映画の世界はともかく、この世界に神と悪魔が居たとして、その違いは神は悪魔と違ってなにもしないのが違うのかと。
お礼
こんにちはー 確かに映画ではあまり神はでていないですねー しかしマンガではよく神は悪者になってでてきます。 手塚先生の「火の鳥」でもでてきます。 神が超能力を使って「良い」妖怪を痛めつけるのです。 ご回答ありがとうございました。
- dongri5656
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大丈夫です。 どっちになってもライト君はライト君です。
お礼
こんにちはー たしかにそうですね。 でも、ライト君死んじゃいましたけど また復活してくような気もします。 ご回答ありがとうございました。
- ma3zu
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宗教によっては他の宗教の崇める神様を邪神として “悪”の烙印を押していたと思います。 主観によって相手の善悪が変わってくるのは よくあることだと思います
お礼
こんにちはー たしかにそうですね。 主観によって違うのですね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
こんにちはー あ、やっぱり当たり前のことでしたか。 なるほど、摂理を引けれるのが神なのですねー 勉強になりました。 ご回答ありがとうございました。