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私たちが住んでいる世界の大気圧って
私たちの住んでいる世界の大気圧って何気圧なのかおしえてください。
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えーと、NO2の、1気圧の定義は単位の定義を決めたフランスでの平均気圧だという説明は違います。イタリア人のトリチェリーが水銀で測った値が元なんです。 右上の写真をクリックすれば、気圧の元になった歴史的な絵があります。 http://www.kanazawa-it.ac.jp/dawn/171501.html トリチェリーがイタリアで実験した「高さ30インチ」の報告が1643年です。約150年後にフランスでメートル法が制定。しかし当時のインチは各国バラバラで、1インチ=2.54センチと世界統一されたのはなんと昭和29年なんです。 トリチェリーの30インチは当時760ミリメートルと換算され、同時にそれが1気圧の定義になりました。 なお、現在の1in=25.4mmでは30in=762mmとなる。逆計算すると当時の換算は1in=760/30=25+1/3mmという切りの良い分数だったことが推定される。トリチェリはガリレオの弟子なんですが老ガリレオは真空というものの存在を受け入れなかったのです。 大気圧(1気圧)のトレビア ↓ 水銀柱の高さ 760mmHg 大気圧=30インチHg=760mmHg ↓ トリチェリーの名前が圧力の単位に使われた。Torr 大気圧=760mmHg=760torr ↓ 昔のメートル法は諸派があって、水銀に頼らない単位が作られ、ギリシャ語の「重さ=バロスbaros」からとってバールとした。この千分の1のミリバールが、天気予報を通して社会に広まった。 換算すると 大気圧=760torr=1.01325バール=1013.25ミリバール ↓ 統一のためバールを廃してパスカルとした。「今まで慣れたミリバールをなぜ変える」と話題になったが、重力単位系の根絶の一環です。 大気圧=1013.23ミリバール=1013.25ヘクトパスカル パスカルについては、トリチェリーが早死した年にフランス人パスカルが後追い実験に成功し、これがきっかけで水圧の研究で有名になりました。 http://ibuki.ha.shotoku.ac.jp/school/science/pascal.html
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- saion
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No.2のsaionです。 大変失礼しました。1気圧=1013.25hPaはNo.3の方が書かれているとおり、定義でしたね。 もう一つ、天気図に出ている気圧は「海面更正」と言って、海面の高さに補正した気圧です。通常、私たちは海面より高いところに住んでいますから、天気図に表示される気圧よりも低い気圧のところにいます。この気圧を現地気圧と言います。山の上の行けばその差がもっと大きく(気圧が低く)なります。 気象庁HPの電子閲覧室には、現地気圧と海面気圧が掲載されています。
お礼
リンクダウンしていたのでお礼が遅くなり、すみません。インターネットカフェに行けばよかったけど、、 回答ありがとうございました。
- saion
- ベストアンサー率45% (107/236)
1気圧の定義は1013.25hPaです。 これは、単位の定義を決めたフランスでの平均気圧で、実際の地球全体の平均気圧は1011hPaくらいです。 日本では、台風や発達した低気圧が通過すると960hPa 位まで気圧が下がりますし、高気圧が来ると1030hPa 位まで気圧は上がります。
- few24
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一気圧じゃないかしら。
お礼
こちらの方もお礼が遅くなってすみません。 お忙しいのに、詳しい回答ありがとうございました。