扶養でいた方が良いのか？

質問

５月より仕事を変わりました。
扶養でいたいか扶養から抜けるかこの会社は選択できます。
アルバイトで　今年は年間ボーナス込みで168万円くらい　社会保険完備です。
そうなると　夫の扶養から抜けることになりますが
年間にすると３６万のマイナス。
今年は５月まで扶養なので　マイナスは覚悟の上ですが
103万円の扶養の範囲にいた方が家計の面で得なのでしょうか
これからのパート　アルバイトの環境はどうなるのでしょうか
アドバイス　お願いいたします。

回答No.1

poor_Quark · ベストアンサー

税金や社会保険の扶養についての法的環境についてはこのサイトでも何度も質問が繰り返されていますね。ご質問の文章からは推察しますと、正確に理解されているものとお見受けします。

　現在、ご主人の所得の合計額が世帯の控除の合計額を38万円以上上回っていれば所得税と住民税の税額の合計額は年間５万４千円余がご主人の手取りから減ることになりますし、ご自身の給与からも社会保険料が被保険者負担分が10.89%(健保4.1%,厚生6.79%)として今年は計算上約18万３千円弱の負担増、さらにご主人のお勤め先に扶養手当の規定があればその分が減ります。
http://www.venturejinji-senmon.com/shaho_hokenryou.html

　社会保険は働いている方がその事業所の保険に加入するかどうかの選択は、労働者本人の加入の意志で決まるのではなく、まずその労働時間が判断の基準になります。普通の正社員の４分の３以上の労働時間で働けば130万円という基準はとりあえず抜きにして、社会保険に加入しなければならない、という仕組みです。労働者本人が選択できるとすれば、その働き方ということになります。130万円というのはあくまでも扶養対象者の年間見込み収入の基準です。
http://www.venturejinji-senmon.com/shaho_kanyusuruhito.html

　短視眼的な家計の面で言えば、確かに年間収入が103万円を超えない範囲で働くに超したことはありません。専業主婦からみれば130万円を少し超えるくらいで働くのが一番ばからしいとも言えます。しかし、これは一つの考え方なのですが、私たちは仕事を通してしか社会に参加することはできませんし、一生懸命働いて生き甲斐を得ることが幸福追求の一つの手段であるとするなら、職場の主役として働く機会に恵まれないのは人生の時間がもったいないとも言えるわけです。また、税金や社会保険料のために、良質の労働力を社会が吸収できないとすればそれもなにか変です。

　それと老齢年金に関しては、ご自分が厚生年金の被保険者となることで、報酬比例部分が増える分だけ年金給付の際有利になることが見込めます。これは将来年金制度がどう変容するかわかりませんので、どれほど有利になるかという点については自信なしですが。

　目先の家計の問題だけではなく、できれば家事負担も影響があるでしょうから、ご主人にもここに寄せられた皆さんの回答をよくよんでもらい、このようなことをご夫婦で全体的によくお考えになって決められてはいかがでしょうか。

＞これからのパート　アルバイトの環境はどうなるのでしょうか

　社会保険に加入基準が緩和（といえるかどうか）される流れにあるようです。近い将来今までよりも少ない労働時間で加入が義務づけられる可能性があります。

　税金に関してはどこかの首相が「なんとか控除、かんとか控除と多すぎる」と愚痴っていたようですから、所得控除や税額控除の体系そのものの見直しがあるかもしれません。老齢控除や配偶者控除の見直しは制度として始まっており、後に続くとすれば税額の定率控除や特定扶養控除や人的控除額そのものかもしれません。要は税金が上がる傾向が今後ますます強まるということですね。
http://park10.wakwak.com/~before/year2004taxresolution.html

　すさまじい国家財政、地方財政の赤字がこのことの背景にはあるわけですが、有権者として投票行動を通じて責任ある意思表示をすると同時に、自己防衛として世帯の収入を増やすための努力を考えることも大事になっていくと思います。そのために一定のスキルと資格を身につけておくこともこれから重要視されてしかるべきかと思います。専業主婦といえどもどう働くかという命題に直面する機会が増えると予想していますが。

お礼

ご丁寧にありがとうございました。
社会保険は　はいおっしゃる通り自分で選ぶのではなく会社で強制です。
１０３万の範囲で仕事をしても　１６０万以上で仕事をしても　みんな社会保険加入となります。
微妙なところ　よく考えて見ます。

回答No.2

noname#6572

経理関係の人に聞いたことがあるのですけど、扶養内か、扶養を外れるかのボーダーラインは、だいたい年収１６０万だと教えてもらいました。

年収１６０万円以内で社会保険料を払うと、実質、扶養範囲内で働いた方がお得だそうです。

１６０万円を超えるのであれば、社会保険料を払っても、手取りは多くなるし、自分自身の健康保険も年金もあるのでお得だそうです。

質問者の場合は、ボーナス込みで１６８万円ですから、ちょっと微妙な線ですね。
ボーナスは、その都度変わるものなので、今は１６０万円を超えるからと言って扶養から外れると、ボーナスが少なかった時は、１６０万円を下回る可能性があります。

もっと大幅に年収１６０万円を超えるよう働けるのであれば働いて、扶養から外れると言うのはいかがでしょうか？

そこまで働く時間がなくて、１６０万円を下回る可能性があるのなら、扶養範囲内のままでいる、とか。
ただし、自分自身の社会保険がある安心感や満足感など、お金の損得以外で得るものがあると感じるのなら、今の見込み年収で扶養を外れるのも良いかもしれませんね。

お礼

わかりやすく説明いただいて　ありがとうございました。微妙な線　いろいろ考えると　なかなか答えが出せません

よく読ませていただいて　結論を出します