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ゴルゴ's ルール

デューク・トーゴー氏は、依頼内容を聞いた後、さほど悪条件の狙撃でないと思われる依頼の場合、「なぜ自分たちで始末しない?」とか「さほど困難なターゲットではないだろう」とか「俺に依頼する理由は?」等としばしば依頼者に問いただします。 「依頼したことを誰にも告げてはならない」は当たり前のルールですし、「依頼人に二度会うことを好まない」「虚偽のある説明を含む依頼は(依頼遂行への影響があるないに関係なく)許さない」「利き腕を預ける握手という行為はしない」といったルールは、全ての殺し屋が採用するものとは思えないものの、それでもルールとしての意義は解る気がします。 また、自分自身に課する「同じターゲットを二重に依頼された場合は、理由を告げずに、2つめ以降を拒否する」や「失敗した場合は、不可抗力によるものであっても報酬全額を返す」「依頼人が死んでも依頼は遂行する」も、永くこの道で信用を得てビジネスを続けていくために合理的な 自己規制ルールなのだろうと考えられます。 が、他ならぬ自分に依頼する理由を糺すことに、どういう必然的な合理性があるのか わかりません。簡単すぎる依頼はワナである可能性が高いから疑ってみる ということかな、などと推測はするのですが・・・。 いや、それ以前に、この問に答えることは依頼人の義務となっているのでしょうか? 「あなたにお願いする理由は言えないのです」と答えると、それだけで引き受けてもらえなくなるのでしょうか? つまり、初めてトーゴー氏に依頼する者は その道に詳しい人物に仲介してもらってコンタクトに成功することが多いですが、その際 告げられるらしき“依頼ルール集”の条文にそれは含まれているのかという疑問です。 『ゴルゴ13シリーズ』の初めから最新作に至る全てを読んだわけではありませんので、どこかにこのルール(ルールだとして)の存在理由が述べられているのであればその号を、また、そこまで具体的でなくても、かつて理由を質さず引受けて望ましくない結果を招いたことがあり、これに懲りたのではないか、というエピソードがあるならそれをお教え下さい。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

「なぜ俺に依頼するのか?」 基本これがルールにあるのかどうか、本人の口から語られたことは無いと思います。 私も急な依頼、誰でも出来る依頼の場合は聞くようにしています。 Gの依頼人はともかく確実、完璧、必殺、証拠残さない、を望んでいる訳ですから、 それはもうGを選考した時点で諸般の理由から絞り込まれている訳ですから、 これを言えない依頼人は先ず怪しまれて当然です。私もそう言う依頼は引き受けていません。 「完璧が必要」とか「国家機関が表立ってやる訳には」とか「組織の手は面が割れてる」とか、 いくらでも理由はあるはずです。 善意の依頼であれば気にすることではなく従ってルールブックに一行載せることも無い。 だからいちいち説明しないのだと考えます。 奴は断れないタイプの人間ですから貴方に誠意があれば大丈夫です。 以上。

murasakimai
質問者

補足

「これを言えない依頼人は怪しまれて当然」というのは確かに首肯できますね。会社の面接官レベルでも、なぜ当社を?と訊きますもんね。Gの過剰なまでの要チェック警戒リストの一環だろうな、とは思っていたのですが、ちゃんと明文化されているかどうかを知りたかった次第です。 「善意の依頼」というのは、ブラックユーモアですな。 私の意図を読まれているようです(笑)ので、補足でおうかがいしますが、「依頼人が誰か を、拷問されて吐いてしまうような殺し屋では困るんです」というのはトーゴー氏(あるいはPAPATIN329さん---コードネームですか?---)に「やってみよう」と言わしめる条件を満たしうる「理由」になりましょうか?

  • clash0511
  • ベストアンサー率26% (188/714)
回答No.1

おそらく「ゴルゴ13」を半分以上は読んでいる者です(最近の話はあまり読めてないので) ゴルゴが依頼を受けるかどうかの段階で、そういう質問をゴルゴがすることは確かによくありますね。 明確にその理由が語られることはなかったように思いますが、 依頼者が「そんなことはどうだっていいだろう(たかが殺し屋のくせに)」みたいなことを言うと ゴルゴは「あんたらが俺について調べあげて依頼したのと同じように、俺もあんたらのことを調べるだけだ」 「それが気に触るというなら他をあたってくれ」などと返すことが多いと思います。 ゴルゴに依頼するには時間も金もかかるのに、そんなリスクを負う程の依頼かどうか確認しなければならない、という意味と思って読んでます。 一例として「テレパス」という話ではゴルゴに急ぎの依頼が来るのですが、 ゴルゴはそこまで困難と思えなかったのか「急な話だな。それで、どうして俺なんだ?」と尋ねます。 依頼者は、他のスナイパーにも頼んだがことごとく失敗した、その原因は不明と答えると、 ゴルゴはちょっと変だなという顔つきをしつつ(妙な作為を相手に感じなかったのか)依頼を受けます。 そして仕事に取り掛かると、みごとに狙撃失敗。 結局、ターゲットのボディーガードがエスパーだったのが原因と判って、また話が続くのですが、 これも「相手に隠し事は許さない」ルールに基づくと、依頼者もエスパーの存在に気付いてなかったんだから仕方ないが自分自身もその可能性を見抜けなかったから失敗し(「なんとでも言ってくれ。カネは返す」とまで言ってる)、反省点になった例だと思います

murasakimai
質問者

お礼

依頼者にうそがあると、依頼理由を述べる段階でポロが出がちだ、ということでしょうか。 ありがとうございました。

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