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微分の計算(記号の使い方)
- 質問内容:逆関数の微分
- f(1)=2、f‘(1)=2、f‘‘(1)=3のとき、逆関数の2階微分を求める
- 合成関数の微分法により、g‘‘(x)=(d/dx)(g`(x))=(d/dy)(1/f`(y))(dy/dx)
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#2です。 >d/dx= (dy/dx)(d/dy) >はどのように考えているのでしょうか? >(分数のように形式的に考えると、今回のような間違いをしそうなので原理が知りたいです) 1階微分については分数のように扱って構いません。なので、 d/dx= (dy/dx)(d/dy)と分母・分子にdyを挟み込んだような式が立てられます。 これって、置換積分のときにも同じようなことをしてますよ。 ∫x*(2*x^2+3)^4 dxの計算で、2*x^2+3=uとおくと 4x・dx=duとなります。 これは(du/dx)・dx=duという式を考えていることになります。 >(d/dy)(1/f`(y))(dy/dx)=(d/dy)(1/(f`(y))^2)としてしまいました。 ここなのですが、どのような計算をしたのでしょうか? 「分数のように形式的に考えて」間違いをしたようには思えないのですが・・・
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#1の補足について。 >(例)y=(sinx)^2の微分 次のように考えましょう。 y=z^2 z=sinx このときyはzの関数であり、 zはxの関数です。 y=z^2=f(z) z=sinx=g(x) のように関数記号f,gを定める ことにします。 このとき y=f(z)=f(g(x)) となります。f(g(x))のように 複数の関数が入れ子になって いるのでこういうのを合成関数 といいます。 yはzの関数でありxの関数でも あるわけです。xの関数である ことを強調するために y=f(g(x))=h(x)のように関数 記号hを定めることにします。 合成関数の微分法とは即ち h'(x)=f'(g(x))g'(x) のことをいいます。 ライプニッツ式に書き直すと (dh/dx)(x)={df/dz(g(x))}{dg/dx(x)} となります。右辺をどう解釈す るかというと (z=g(x)におけるdf/dzの値) 掛ける(xにおけるdg/dxの値) なのです。 (例)の場合でいうと y=z^2=f(z) z=sinx=g(x) でしたから、 (dy/dz)(z)=f'(z)=2z なので (dy/dz)(sinx)=f'(sinx)=2sinx です。 (dz/dx)(x)=g'(x)=cosx とあわせて (dh/dx)(x)=h'(x) =f'(sinx)掛けるg'(x) =2(sinx)cosx となります。
- naniwacchi
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こんばんわ。 慣れていないと、微分記号は極力使わない方が無難なのですが・・・ で、これをさらにもう1回微分するわけですが、、 g ''(x)= (d/dx){ 1/f '(y) } だということです。で、{ }の中が「yの関数」になっているので、微分する変数を書き換えようと考えます。つまり、d/dxを d/dx= (dy/dx)(d/dy) として、yの微分に書き換えます。このように書けば、(dy/dx)は前に出てしまいます。 解答のような書き方をするのであれば、わたしなら g ''(x)= (d/dy)( 1/f '(y) )・(dy/dx) のように「・」といった記号をあえて入れておくようにします。 でも、先のように書いておけば、変数を書き換えた(置換した)ということが明示的にもなるので、よいのではないかと思います。 あと、微分記号が分数のように扱えるのは、1階微分だけです。2階以上の微分は、分数のように扱えないのであしからず(いまの問題でも)。
合成関数の微分法を漢文の書き下し かなにかと勘違いしてませんか? >私は分数のように考えてこの式 >へ変形した そんなことしてはいけません。 >dy/dxは1/f`(y)の直後に書かなく >てはならないですよね? そんなふうに考えてはいけません。 >分数のように変形する場合は そう考えることがマチガイ。 分数ではありませんから。 >g‘‘(x)=(d/dx)(g`(x))=(d/dy)(1/f`(y))(dy/dx)の部分で 右辺の(d/dy)と(1/f`(y))とは掛け算 の関係ではありません。 yに1/f`(y)を対応させる関数をhとして (d/dy)(1/f`(y))=dh/dy と読むべきなのです。 妙なマチガイを防ぐには {(d/dy)(1/f`(y))}(dy/dx) などと{}をつけて強調しておくといいかも。 dy/dxは「dy割るdx」ではないんです。
補足
g‘‘(x)=(d/dx)(g`(x))=(d/dy)(1/f`(y))(dy/dx) は(例)y=(sinx)^2の微分 まず、2()と()で微分してその中身sinxをもとのxで微分する。 同様に、まず、yで微分して、というのはわかりますがなぜ、yをxで微分するのかがわかりません。 うえの例と対応させる形で教えてください。どうしてもピンときません。
補足
d/dx= (dy/dx)(d/dy) はどのように考えているのでしょうか?(分数のように形式的に考えると、今回のような間違いをしそうなので原理が知りたいです)