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MRSAに関して

MRSAについて色々と書かれた書物などは数多く見かけますが、実際に感染して発症してしまった場合の治療方法の説明が不十分なために、出来れば医療関係者の方々からより具体的な治療方法等についてお教え頂きたく宜しくお願いします。

みんなの回答

  • Yumikoit
  • ベストアンサー率38% (849/2209)
回答No.2

もう15年も前のことになりますが、入院中に実際にMRSAに感染、発症しました。 #1の方の回答にもありますが、基本的に術後だったりして極端に体力がない場合には発熱、発症して深刻な事態になりますが、普通に生活していて体力がある場合には特に対処することはないようです。 1か月の個室隔離・治療のあとに退院を告げられた際にも 「普通の状態では、他の人に感染しても問題はないのですが、入院を続けていて大部屋に移り、同室の患者さんに感染すると大変なことになりますから」 と言われました。 ほんの少しでも体内にMRSAが残っていて他の患者さんに感染させると大変だけど、退院して病院の外の人にだったら感染しても問題は起こらない、そもそも病院の外にはもう、普通にあるブドウ球菌や緑膿菌と同じような「常在菌」だから、という説明でした。 「だから、家族の中に介護の必要な高齢者と書いたら、その場合には洗濯を分けるなど気を付けて」って言われたなぁ。 話は前後しますが、その後、持病で入院した1歳未満の長男が、MRSAを保菌した時には、保菌のみで発症せず、何も症状が出なかったので特に治療らしきことはしませんでした。 持病の症状が治まってあとは体内に残る菌が完全にいなくなるまで抗生剤を投与する期間だったので、体力も十分にあったからかもしれません。 他の患者さんに移さないように体温計を別にし、長男の処置前、処置後に看護婦さんたちが手指を十分に消毒するなどの対応をしていました。 あと、特に説明はありませんでしたが抗生剤の種類も、MRSAが保菌していることを考慮して変えられたかもしれませんね。 さて、ようやく本題。私が感染、発症したのはアラサーの時期に子宮筋腫で開腹手術をした直後でした。高熱が出て下がらなくなり、血液検査その他でMRSAが検出されたのですぐに個室隔離になりました。 病院によっても異なりますが、こういう耐性を持った菌による感染症の対策マニュアルのある病院でしたので、看護婦さんや担当医は個室の出入り口で専用のガウンを上から羽織り、入出してました。 先生や看護婦さんが感染源、もしくは2次媒介をする可能性があるかどうか、私の発症直後にすぐに手術室にいた方々が保菌していないかどうかの検査もしたそうです。 MRSAのような耐性を持った菌は、よくブドウ球菌に使われる抗生剤のいくつかに耐性を持っているので、MRSAにも効果的な抗生剤を投与されました。この抗生剤にも耐性を持つ菌というのもあるそうですが、私の場合には効果があり、通常の点滴とこの抗生剤で1か月ほどで個室を出ることができました。 手術の傷口が膿んでいたので、切開して膿を出す処置も2,3回やった気がするけど、昔のことなのでちょっと記憶があいまいです。MRSAって、ブドウ球菌ですから、傷口にいたかもしれませんね。 「ちゃんと食べないとなー。点滴増えるからなー」 と無理してご飯も食べてましたが、食べ終わった食器からの2次感染を防ぐために使い捨てのプラケースを使ってましたね。 お見舞いの花も、生花は雑菌が繁殖しやすく、2次感染源になるからと看護婦さんに言われて処分しました。 抗生剤の名前も書くことができますが、なにせ15年も前のこと。今はもっと別の治療法・新しい抗生剤もあると思います。 私の場合にはこんな風でしたが、患者目線の情報ですので、あいまいなところが多くて済みません。 大きな病院でしたら対策マニュアルなどがあるところが多いと思いますし、感染症学会のようなところの論文などでも論議されていると思います。試しに、Googleで「MRSA対応マニュアル」で検索したところ、複数のPDFが見つかりました。見てみるといいと思いますよ。

3235350
質問者

お礼

大変詳細なご説明とご助言痛み要ります。十分に参考にさせて頂きます。有難うございます。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11083/34534)
回答No.1

まず私は医者ではないことをお断りしておきます。 MRSAつうのは、抗生物質に耐性を持った菌のことです。 普通、何か菌に犯されたときに抗生物質を飲むと、抗生物質がその菌をやっつけてくれるので治ります。私も傷口からばい菌が入って腫れてしまったことがありますが、抗生物質を飲んだら数日で治りました。 しかし、MRSAはそういった抗生物質が効きませんので、ストレートにいうと対処のしようがありません。すべてはその人の体が持つ免疫力にかかります。その人の免疫力が勝てば助かりますが、負ければ死にます。それだけことだといえば、それだけのことです。 通常はMRSAの細菌は非常に弱い菌なので、健康な人の免疫力なら抑えることができます。しかし、病気などで免疫力が落ちているときにMRSAに感染すると命に関わってしまうのです。 治療方法としては、体を冷やさないようにして、点滴などで栄養を補給する。そしてそれ以上他の菌に犯されないように清潔な環境に置く。そのくらいだと思います。

3235350
質問者

お礼

ご丁寧なご助言深謝します。

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