労働契約時の解雇の事由の明示

質問

Ｈ１６.1.1労働基準法（１５条）の改正で
労働契約締結時における「解雇の事由」の明示が必要になったとのことですが、「書面の交付」とは、具体的にはどうすれば良いのですか？

８９条で就業規則で解雇の事由を義務付けしていますが、就業規則を渡す、見せる事で良いのでしょうか？

それとも「雇用契約書」に改めて、すべての事由を列記しまければいけないのでしょうか？

あるいは「雇用契約書」に「解雇の事由は就業規則による」という記述をすれば事足りるのでしょうか？

宜しくお願いします。

　労使当事者間において、解雇についての事前の予測可能性を高めるため、労働契約の締結に際し、使用者は「解雇の事由」を書面の交付により労働者に明示しなければならないことが明確にされました。

回答No.1

noname#24736 · ベストアンサー

労働契約締結時に「解雇の事由」の明示が必要になりましたが、「雇用契約書」にすべての事由を列記すると、かなりな量になることが有りますから、「雇用契約書」に「解雇の事由は就業規則第＊＊条による」という記述をすれば問題ないとのことです。

なお、就業規則には具体的に記述した上で、就業規則を、個別に配賦するか、何時でも閲覧できるようにしておく必要が有ります。
(以前、労基署に問い合わせた際に、このような回答を得ています)