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古文で何を書いているのかがわからないことについて
古文単語や文法を確実にやっているんですが、 やはり、文章全体何を書いているのかがわかりません。 文法単語以上にさらに何が要求されるでしょうか。余すことなくお教えください。
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- mitomito
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よく言われることは、品詞分解はできるけど、文章全体で言いたいことが、つかめないという事でしょうか。 そのような場合、通常、 「主語を的確に押さえる」ことと、「古典常識」を勉強されることが推奨されています。 また、単語の意味がほとんど分かっているならば、「音読を繰り返して、文章に慣れること」も推奨されています。読めて、理解するためではありません。 何度も読んで、慣れることが、最初の段階での一番の目的です。 日本人の学習法で、よく批判・非難されることに、「最初から完璧主義を目指しすぎること」と、「量より質を重視しぎるために、ほんのわずか箇所が、分からないだけで、学習に閉塞感を覚えること」です。そして、上記が重なると「勉強、止めたに、すぐつながってしまうこと」等々です。 一度、質を犠牲にして、量に重点を書いた学習をすることを、ご提案させていただきます。 つまり、学校で習って、意味を把握している古文を何度も何度も徹底的に音読することです。 (なぜか、東進ハイスクールの英語講師の今井〇先生も、御著書で「英語だけでなく、古文も日本史も、音読で学習して、早稲〇に合格したから、古文・日本史も音読すること」を奨められていました。) 繰り返しになりますが、それでも「主語を的確に押さえる」ことだけは忘れずに、音読してください。 その一方で、古典文学には、よく、音読すれば、同じ日本語だから意味が分かるようになるという方がいますが、私は、その意見に反対です。 古い話ですが、旺文社の大学受験ラジオ講座の名物先生に、そのような方がいました。しかし、その方の進める学習法で、合格できた方と、お会いしたことはありません。(品詞分解を、ある程度はするが、古文文法オタクにならないようにして、全体を読める・把握できるように講義されていた先生から、難関大学の合格者が輩出された話は、よく聞きましたが。。。) また、話が大きく脱線しますが、 著名な歴史学者の磯田道〇さんの講演を聴く機会がありましたが、高校で「世界史」と「政経・倫理」を専攻し、大学でも、「英語」や「経済・経営」や「コンピューターサイエンス」を学習した私には、日本史がチンプンカンプンなので、各種用語の理解はうまくできませんでした。それでも、磯田先生の巧みな話術と豊富な歴史研究の話で、大いに楽しませていただきました。私は、その時に、好きになるきっかけを作ってくださった方がいれば、勉強はできるんじゃないかと思いました。 そもそもは、「好きこそ物の上手なれ」に従い、好きな題材を決めて、それをよく理解してから、音読されるべきだと思います。(できれば、若者の言葉だけが、氾濫しているLINEは、少しお休みしてください。) 質問者さんが、受験生ならば、「主語を押される読解を身につけること」や「古典常識」を学習することは、本当に大変だと思います。 健闘を祈ります。 そして、より良い未来が開けることを祈念します。