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orchard の象徴するもの
ジーニアス英和辞典第4版でorchardを調べたところ、「死の象徴」という記述がありました。 ネットで調べてみたのですが、明確な答えは見つかりませんでした。 自分自身は「宗教(キリスト教)と関係あるかも」,という漠然とした予想を持っているのですが、 どなたか答えをご存じの方はいらっしゃいますか? (できれば推測ではなく、確かなソースがあるものをお願いいたします。)
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こんにちは。 仰る通り「宗教(キリスト教)と関係あるかも」と考えて良いです。(キリスト教だけでなく、古代ギリシア神話との関係も。) 「確かなソース」のご希望についてですが、オンラインで http://www.wisdomportal.com/Poems2010/AppleSymbolism.html は参考になるでしょう。 聖杯伝説に関しては "This apple orchard signifies the second Paradise, the goal and salvation that have to be rediscovered after the loss of the first Paradise throught the instrumentality of an apple tree." としています。(注:throught で through が正しい。) 「この林檎畑が第二の楽園を象徴する。第二の楽園とは、林檎の木の媒介で元々の楽園が失われたことによって人類が再発見する必要のある目標と救いである。」 聖書(創世記)に出る「禁断の果実」から「orchard」まで辿り着いてみますと、 orchard ← 畑 ← 林檎畑 ← 林檎の木 ← 林檎 ← 果実 ← 禁断の果実 の感じです。 なぜ西洋の伝統には「禁断の果実」と「林檎」が結びつけられたかと言いますと、ラテン語 mălum (= 不運・災い) とラテン語 mālum (= 林檎) が類似するからです。 尚、上記のサイトでは、イギリスの詩人 Robert Graves からの引用もあります。 "... the Elysian Fields, those apple orchards where only the souls of heroes may go ..." 「。。。英雄の魂しか行かれない林檎畑であるエリュシオンの野。。。」 この場合、「死(の世界)」と「林檎畑」のリンクがキリスト教的な発想ではなく古代ギリシア神話に由来しますね。 ご参考までに。
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- SPS700
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オックスフォード、ケンブリッジ、ロングマン、ウェブスターの辞書には「果樹園」の意味しかありませんでした。 リンゴの味を占めて、楽園をアダムとイヴが追われた話を、大風が吹けば桶屋が儲かる的に伸ばしても、死の象徴にはたどり着きませんから、churchyard 教会の庭(=墓場)と間違っているのでしょう。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。ベストアンサーは、より具体的に教えてくださったLawrence_Howell 様の回答にしたいと思います。