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「とおっしゃっていました」と「とおっしゃいました」の違いと使い分けについて
- 日本語を勉強中の中国人が『ビジネス敬語が一夜づけで身につく本ーこれだけ敬語50フレーズの基本と応用』を読んでいます。
- 質問は「とおっしゃっていました」と「とおっしゃいました」の違いと使い分けについてです。
- 「とおっしゃっていました」とは他人の発言を過去形で表現する場合に使い、一方「とおっしゃいました」は自分が相手の発言を受けてその内容を述べる場合に使います。
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基本的には 1。 「お客さまにお目にかかったら、⚪︎⚪︎とおっしゃっていました。お元気なご様子でした」 2。 「お客さまが⚪︎⚪︎とおっしゃいました。早急にお返事を申し上げたほうが、よろしいかと存じます」 上記1と2の違いは「ていた」と「た」の違い(下記)が、それぞれ敬語になっているだけです。https://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/tsushin/grammar/ ですから両者の違いは1が既存の状態または過去の進行、2が完了を述べている違いです。この場合大きな違いはないので入れ替えても全体の意味は大して変わりません。
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- hakobulu
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1. 「お客さまにお目にかかったら、⚪︎⚪︎とおっしゃっていました。お元気なご様子でした」 : 「おっしゃっていました」は、「おっしゃって + 居ました」という構図です。 『「おっしゃる」という状態で、お客様が居ました』というニュアンス。 つまり、【お客様が、どういう状態でいたのか】について報告していることになります。 「ている」は継続の用法なので、「おっしゃる」という動作に対して使うことで状態を表すことができるわけです。 「歌う」は動作ですが、「歌っている」は(継続的)状態を表しているのと同様です。 2. 「お客さまが⚪︎⚪︎とおっしゃいました。早急にお返事を申し上げたほうが、よろしいかと存じます」 : 「おっしゃった」という【お客様の行為】について述べていることになります。 「(お客様が)言ったこと」に対応するために、「早急にお返事を申し上げたほうが、よろしいかと存じます」と言っているわけです。 「おっしゃっていました」は、【お客様の状態】について述べている。 「おっしゃいました」は、【お客様の行為】について述べている。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。わかるようになりました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。難しいですが、参考ページは大変参考になりました。