- ベストアンサー
「もの」の役割と日本語学習中の中国人の質問
- 日本語学習中の中国人が、池上彰著の『ニュースの読み方使い方』を読んでいる中で、気になる箇所があります。
- その箇所は、ある新聞記事に関してのエピソードで、腰を抜かすことについて触れています。
- この質問文章には不自然な表現は見当たりませんが、一部の文を簡潔にまとめます。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
NO.1のようなとらえかたもありますが、「そのときの私の驚いたこと」、それはどのくらいだったか。それは「腰を抜かす、というのはこういうことかと思った」ほどのことであった。程度がどのくらいの「もの」かを示す言い方の「もの」とも言えます。 どちらの意味も含んでいる、と言えましょうか。
その他の回答 (5)
- fxq11011
- ベストアンサー率11% (379/3170)
・・のです、・・ことです、・・・ものです。 いずれも直前の言葉・文章を一括して体言化します。 「の」は準体(言)助詞。 こと=・・ということ(事実、出来事)。 もの=・・というもの、こと、と、もの、の違い?、ものは形あるもの≒そうあるべき?>
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- OKAT
- ベストアンサー率38% (247/639)
すでに回答が出ていますが、過去の経験を回想する表現です。その場合当然、「~たものです」のように、過去の「た」の後に「もの」がつきます。例 「子供のころ、よくこの寺で遊んだものでした。」 これが「~するものです」と現在形に付くと、「そうするのが常識、または当然」の意味で使われることもあります。例 「仏の前に立ったら合掌するものです。」
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
「物」ですが、こういう場合、普通はひらがなで書きます。 「もの」だけで考えるのでなく、「ものだ」「ものです」という形で さまざまな意味合いが出ます。 明鏡国語辞典には7つほど用法が載っていますが、そのうちの一つで 過去の助動詞「た(だ)」(連体形?)に続けて、助動詞的に 「過去の経験を感慨を込めて回想・確認する」 と説明されているものです。
お礼
ご丁寧に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
そもそも、これは未熟な文と断ずるべきで、そんな文章の、特に「~もの」に注目するのは馬鹿げている。「腰を抜かしそうになりました。」が正しい日本語。 >眉につばをつける動作 眉唾とは、用心することを意味している。つまり、池上氏の表記通りなら、「用心の為に、デッチ上げの記事を書いた」ということになって、意味不明。それに、デッチ上げ記事を書いたと名乗り出る記者など世の中には居ない。 まあ、しかし、眉唾物ならば、真偽が不明であるものという意味なので、この「眉唾物」の「~もの」が、池上氏の未成熟な脳に反芻して、「もの」と書きたくなったものとも推察される。 因みに、眉唾とは、眉に日本刀の鍔を付けて、剣の切っ先を相手に向ける形、言葉を代えれば、右眉に右手甲を添える構えのこと。武者修行の者が見知らぬ武芸者との果し合いになった時、相手の流派が分からず、とりあえず用心が必要な時、「眉に鍔を付ける構え」、即ち、上段を受けて、即、袈裟に斬り落とすことが出来る構えをしたことに由来する。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。いろいろ参考になりました。
- technatama
- ベストアンサー率45% (416/918)
この場合の「もの」は、回想の意味で使われています。 当時、「・・・と思った」ということを、今の時点からさかのぼって表現する場合です。 全体的な表現にすると、 「腰を抜かす、というのはこういうことかと、(当時)思ったのです」 というようなニュアンスになります。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。おかげさまで理解できました。