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中3男子です。
中3男子です。 今年の合唱コンクールで指揮をやることになりました。曲は樹氷の街です。 僕は指揮者賞を取りたいと思っています。 樹氷の街は八分の六拍子で僕が今までにしたことのない指揮で、どうすれば上手くできるのかがいまいちピンときません。他のクラスの指揮者も大小の抑揚をつけたり簡単な工夫をすると思います。でも僕はそれはみんながやることなので、それだけでは賞は取れないと思います。 経験がある方、なにかいい指揮の仕方や工夫を教えてください。m(_ _)m
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- lapindog
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度々ごめんなさいね。 過去の質問で、 http://sp.okwave.jp/qa/q6054410.html こんなものもあります。 この質問のベストアンサーの言う「打点」とは、私の言う「拍点」と同じだと思います。 曲は違うけれど、とてもいいことを言っているので、参考にしてみてね。 過去の質問を見返してみるのもためになると思うから、ぜひ色々調べてみてください。 でも何よりも大切なのは、私が書いたように、基礎を出きる限り、身につけておくこと。 それは練習でしか得られないことなので、誰よりもたくさん練習に打ち込んでください。 頑張ってね。
- lapindog
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何かやるより、まず、正確なテンポを感じることが大切です。 6/8拍子は、実は2拍子です。 1小節に8分音符が6つありますね? それを3つずつ、つまり2つに分けて、拍を感じるのです。 イチトットッ ニトットッ… と数えます。 CDをお持ちなら、聞きながら「イチトットッ ニトットッ イチトットッ ニトットッ…」と口に出しながら何度もいいましょう。 メトロノームをお持ちなら、曲の指定のテンポか、あるいはそれより少し遅めにセットして、同じように何度も「イチトットッ ニトットッ…」を繰り返しましょう。 テンポに合わせようと思うのではなくて、テンポにヒョイっと乗っかる感じが大切です。 振り方ですが、先程も書いたように、2拍子なので、2つに振ります。 一拍目は右に、二拍目は左に動かしますが、重要なのは拍の頭です。 メトロノームでいうと、カチッと音が鳴るところが拍点といいますが、それを手で表すのが重要なんですね。 どう表すかというと、左右に手を振る時、弧を描くように振ると思うのですけど、 その頂点となるところ、つまり一番低くなるポイントが拍点になるようにするんです。 そうじゃないと、歌う人や伴奏をする人は、混乱します。 だから、メトロノームに合わせて、口で言ってみる練習が完璧になってきたら、今度は、メトロノームをかけながら手を振ってみます。 イチトットッ ニトットッ…といいながら、です。 いいながらできるようになったら、今度は心の中で感じながら振ります。 さっきも書きましたが、合わせるというよりは、テンポに乗る感じで、拍点がびしっと合うように。 それから注意点ですが、手は胸より上で振ります。 その時、肩や首など、他のところに力が入らないようにします。 全身が見られる鏡で、その姿をチェックしましょう。 先ほどの、メトロノームをかけながら振る練習も、鏡で姿勢をチェックしながらするのがベストです。 そうそう、いい忘れましたが、指揮って、降ろすイメージが強いかと思いますが、基本的には、拍点を基準に、「上げる」イメージです。 以上のことが出来るようになったら、ようやく曲想について考えますが… まず、それぞれの声部を把握しましょう。 歌えるようになるのがベストですが、歌えないとしても、どこでどの声部がどんなふうに歌っているか、しっかり覚え込みま しょう。 もちろん伴奏も、どこでどんな動きをしているかとか、歌とは同じ動きか、それとも違う動きか、など確かめましょう。 そして、ここではメロディラインを担っているのはソプラノだ、とか、わかるようにしましょう。 わからないことがあれば、音楽の先生に聞きましょう。 クレッシェンド(次第に強く)やデクレッシェンド(次第に弱く)、フォルテ(強く)やピアノ(弱く)、リタルダンド(次第に遅く)など、たくさんの記号や指示があると思いますが、まずはそれも意味すべて調べましょう。 わからなければ先生に聞いてもいいですし、音楽辞典を調べてみてもいいです。 それができたら、やっと、自分がどうしたいかを考えます。 ここにはクレッシェンドと書いてあるけど、どれくらい強くしようか、 強くするためにはその前を少し弱めなくてはならないけど、どのくらいの弱さから始めようか… など考えて、イメージを膨らませます。 それができてきたら、鏡の前で、メロディだけでも歌いながら、あるいは頭の中で曲を流しつつ、指揮をしてみます。 胸より上で振るんでしたね。 これはなぜかというと、演奏者(合唱や伴奏)に、より分かりやすく伝えるためです。 そして、この方が堂々として見えるので、お客さん、つまり審査員にもいい印象を与えます。 そして重要なことですが、とにかく大げさに、大げさにやることが大切です。 クレッシェンドしたいときは、からだ全体をつかったりします。 目を大きくというか、眉毛を上げる感じで、表情までつけると、みんなにやりたいことが伝わりやすくなって、一体感が出ます。 一緒に口パクで歌ってあげるのもいいですね。 しっかり両足で立って、胸より上で振る。 まずはこれができるようになれば、やりたいような指揮もみえてくると思います。 もし行き詰まったら、動画サイトか、できれば図書館やレンタルビデオ屋さんでかりて、クラシック音楽のDVDを見てみましょう。 もしあれば、指揮者のドキュメンタリーDVDなどもおすすめです。 図書館なら、係の人に聞けば、オススメを教えてくれるかもしれないので、「指揮者が映っているもの」を尋ねてみましょう。 それを見ながら、プロの指揮者がどんな風に指揮をしているのか、研究してみましょう。 プロの指揮者がいるということは、指揮というのはそれほど難しい…というか、簡単なことではないんですよ。 でも、近づくことはできます。 だから、一流のやり方をみて見ましょう。 ちなみに、彼らはズレたような指揮をしますが、あれは、演奏者が指揮を目で見て、それから音を出すまでの時間差を考慮してのことで、ずらしているというよりは、自分の頭の中で、常に正確なテンポを感じて振っているんですよ。 プロの指揮者ほど大げさにできればいいけど、それは指揮の基礎ができている人ができることなので、一番大切な「正確なテンポを感じる」ことができる範囲で、できるだけ大げさに動きましょうね。 できればお会いして教えたいけれど、それは難しいので、私にできることがあれば、ここでお伝えします。 応援していますね。