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「働く」とは、人を動かすという意味ですよね、人が動
「働く」とは、人を動かすという意味ですよね、人が動くですか? 昔の人は、働くとは、奴隷を働かせるという意味で、自分自身が動くという意味ではなかったと思います。違いますか? 働くの語源を教えてください。 働くとは、自分が動くことなのか、他人を動かすことが語源なのか興味があります。私は後者だと思っています。 理由は、よく「働け!」と言っている人ほど働いていないことを知っているからです。働くとは、働け!と檄を飛ばす管理者のことで、働くのは本人ではなかったと想定します。
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「働」は「畑」などと同じく国字、つまり漢字の輸入元の中国(古代)にない漢字で、日本で何らかの必要があって作られた字です。 元々の字義は「人が動く」(人+動→働)だけで、「労働」といった意味はありませんでした。鎌倉時代頃、以前からやまとことばにあった「はたらく」を「働く」と訓じて、意味と併せて用いるようになったようです。動詞ですから、働く主体は主語次第、言い方次第(働く←→働かせる、等)ですので、自分なのか他人なのかといった区別はありません。 「はたらく(働く)」も実は「労働する」の意味だけでない点は要注意です。「仕事をする」の意味の他、「機能する(薬が働く、知恵が働く等)」、悪事を為すことに用いたり(盗みを働く等)とさまざまです。 昔ですと、戦に出陣しての「戦働き」という意味もありましたし、「働」の原義である「体が動く/体を動かす」という意味もありました。前者は「戦う」などに吸収され、後者は「動く/動かす」に再吸収されて、あまり使わなくなっています。 日本では奴隷という概念があまりありませんでした。一応「奴婢」といった身分はあり財物性があったのですが、他の「公民」も似たり寄ったりなところがあります。おそらく、奴隷制が成立するほど人口がなかった、外国から戦争で捕虜を得ることがほとんどなかった等の事情によるものでしょう。 そのため、西洋の古代ギリシア、古代ローマでは厳格な奴隷制が成立し、市民は労働しないのが当たり前になったのとは違い、日本では労働ということが卑しいとは思われず、むしろ大事なものとされる気風が出来上がったようです。 東アジアでは大陸(中国)では人口密度が増加すると専門職を含む働き手に困らなくなって庶民が大事にされなくなりました(春秋時代には係争地から民を移動させた記述があるが、戦国時代になると民ごと土地を放棄するようになった等)。朝鮮半島でもその影響なのか、古代~中世では例えば技術職が軽視される傾向も見られました。古代の日本では中国大陸や朝鮮半島から専門職集団を一族ごとスカウトすることが何度もあったようです。東漢氏は一族ごと日本に渡来した技術者集団ですし、仏師として有名な鞍作鳥も渡来人です。 仰るような、現代で「働く」が他人からの命令・指示・訓示に多いということはあるかと思いますが、それは「はたらく」の原義を反映したものではなさそうです。日本では今や、生きて行けるだけの収入があり、ずっと続けていけるような働き口が乏しくなったことが「はたらく」という言葉の使い方に影響しているのかもしれません。
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自分が聞いた働くの意味は・・ 「は た を ら く に す る 」 と聞きました。 傍(はたの人・・つまり自分の身近の人等)を 楽にする・・それが 「働く」・・の語源だと聞きたことがあります。
- toukai3569
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働くは、自分自身が、働く事かな、よく働けは、みんなと、一緒の、働きでは、人の上に、立って、指導が、出来ませんよ。人より倍の、動きする事。昔は。よく働かないと、成功しない。と言われました。見本に、成る働きを。
- trajaa
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他人とか自分とかではない 人が動いている様を表したというだけ <-漢字の字源 「はたらく」は和語 両者をごちゃ混ぜにしても
お礼
回答ありがとうございます。