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社会保険に関する学校教育

最近、国民年金の未納問題やその複雑性がニュースを賑わせていますが すべての国民にとって大切な社会保険に関するシステムを、中学や高校で、 教えないのはなぜでしょうか? こういった漢文や微分積分のような純粋な学問から離れた生活に密着したことは、常識として知っておくべきことだということなのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • pusuta
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回答No.3

社会保険については中学校3年社会科(公民的分野)で学習します。ちゃんと「社会保障と国民の福祉」という単元があって,社会保険,社会福祉,公的扶助,公衆衛生について学習します。ただ,担当する社会科教師によって,その内容をどこまで深く学習するかは差があるでしょうね。年金専門の学習としては社会保険事務局が行っている「年金教室」というのがあります。年金広報専門員が講師となり学校で年金に関する学習会を行ってくれます。しかし,この教室を実施するのは任意なのでやっていない学校もあると思われます。(まだ普及してません)積極的に利用して欲しいものですね。あと各学校には社会保険庁からパンフレットなども届きますので,啓発活動はどの学校でもできす。要は,それをきちんと生徒に伝えているかどうかではないでしょうか?

その他の回答 (2)

回答No.2

>中学や高校で、教えないのはなぜ・・ 現在の中学や高校(進学率の高い)は、ウチの子供たちの経験からしても「ほとんど予備校」です。 もちろん、親が望んでいる(すこしでもいい高校・大学へ進学して欲しい)という側面もあり、「時代の要求」に合わせている、という言い方もできるでしょう。入試の問題に出ないことは教えない、ということ(=親も望まない)ではないかと思います。予備校で、健康保険や年金のしくみを教えて欲しいと思う親はいませんからね。 もちろん、総合学習とか現代社会とかで、ニュースになったことがらを学習するとき、表面的なことは教えているんでしょうが、もしテストに出なければすぐ忘れるし、それ以上の関心も持たないでしょう。質問者さんも年金に限らず、他のことでも経験はありませんか? 国会議員や首長の未納問題は、制度上の欠陥もあり「払っとらんとは、けしからん!」とばかりいえない部分もありますが、こうなる(現役人口の減少による将来の給付率低下や原資のムダ遣いによる目減りなどの問題)ことはずいぶん前から分かっていたにも拘らず、「手をこまねいていた」といわれても仕方ありませんね。 報道も「未払政治家叩き」より「問題先送り行政叩き」に力点をもっと移してもらいたいものです。 >生活に密着したことは、常識として知っておくべき・・ 半分はそうです。常識を得る方法は学校以外にも「家庭」「本や新聞」「会社」などなど情報源や先生になる人はいっぱいいるわけで、自分から求めればいくらでも方法があります。今ではインターネット(たとえばココ)というとび抜けたツールもあるんですから。 と、ここまでがタテマエというか8割方の「回答」で、残りの「ホンネ」を少し・・ あまりちゃんと教えると、公務員がやり難くて困るからか?、と「深読み」するとあります。 「民は之に由らしむべし之を知らしむべからず」ということわざにあるように、年金・保険に限らず様々な社会制度に対して関心を高くさせると、批判されるネタが増えて「お上のご威光が薄れる」からか・・ 年金未納が問題になって、自分は大丈夫か?と社会保険事務所に問い合わせが殺到、業務がパンクという底の浅さを露呈しましたし、社会保険庁のエライ人の厚遇や公務員共済だけは別枠で安泰だから一般国民の年金に対して本気にならないのではないか?とかいろいろつつかれると困るのかも。 高齢化社会の対策を年金や保険だけでなく、「道徳」にすりかえようとした政治家もいましたっけ。低所得や体の弱い人に人に親を養え!ったって無理でしょう? ちゃんと(学校教育で)教えましょう、と文部科学省のマトモな人が立案しても、抵抗勢力が「そんなことより、数学・英語だ」とつぶしにかかる可能性もありますね。もちろん優秀な人を育成する教育を否定するわけではありませんが、保育士になりたい人が数学の点数が悪いと入試で落ちる(保育士は肩書きだけで、卒業しても別の仕事に就く成績のいい人が合格)という矛盾は解決されません。 もっと人生の選択に直結した教育制度にならないと・・ 生活保護の受け方を知らなかった(であろう)シングルマザーが、子供を栄養失調で死なせてしまったというニュースをみると、「自己責任」という言葉が空しく聞こえます。 怠け者で仕事につかない連中もいれば、「仕事に就きたくても働けない人」もいるのです。そうならないための、またそうなったら「どうするか?」を教えるのが「教育」というものであり、大卒エリートばかり大量生産したって、世の中が良くなるわけではありません。 もちろん国民のために一生懸命働いている公務員(教員を含め)が大多数でしょうし、危険な災害救助出動やイラクへ派遣(命がけ)されている自衛官には頭が下がります。 だったら、そういう仲間に恥じない「不正や重大な手抜かりをさせない」という組織に改革させていく努力・姿勢をもっと見せてもらわないと、国民からの信頼は集まりませんよね。

  • koisikawa
  • ベストアンサー率10% (66/603)
回答No.1

全く同感です。  友人の父上は勉学が趣味で80過ぎても高校入試の問題を解き、70点以上とり、日常会話はサイン、コサイン、タンジェントでしたが、土地付きマンション数億円を判こひとつで騙し取られてしまいました。  明治100年来の教育の目的、読み書きソロバン後のカリキュラムの編成変えを真剣にやらなければ、、、。  大学生がサラ金にやられるなんて、ね!  微分積分、漢文は趣味なんですよね。   あれを改善すれば、高校生活も違ってくると思います。

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