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100万枚中で3345回買うだけで当選確率急上昇!
- 100万枚のクジの中でたった3345回だけクジを引くと、当選確率が約33万3千分の1から1/100に急上昇します。しかし、その意味は理解しづらく悩ましいものです。
- 人間の直感からは、まだクジが残っているので当選確率は変わらないと思いがちですが、実際の計算では20万回以上引かないと当選確率が1/2に達しません。つまり、1/100で当たると言われてから20万回もハズレ続けることもあるのです。
- 1/100で当たるということは、クジを引くたびに確率は変わるため、数字の大きさだけで判断することはできません。詳しい計算方法を知りたい場合は、数学の公式を利用するか、手動で計算することをおすすめします。
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100万本中 3本が当たりとします. このとき 3344回ひいてすべてはずれだったとしましょう. その条件における, 「3345回目があたりである」条件付き確率は当然 3/(1 000 000 - 3 344) = 3/996 656 (~ 1/332 219) です. え? 「1/100 とは全然違う」ですか? そりゃそうでしょう, だって「3345回引くと 1回以上当たる確率は 1/100」というのは 3345回のうち少なくとも 1回で当たる確率 であって 3344回外れた後で 1回当たる確率 とは全くの別物なんだから.
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- Tacosan
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や, 「恥」ってことはないと思いますよ. たまたま先に答えが認識できていたから「そりゃそうだ」などと大口叩いてますけど, 実際には「あれ? どうだっけ?」と考えた結果として「自分の中で」そりゃそうだにたどりついただけなんで. で, と. 「あと99回繰り返すと 1回当たることが見込まれる」というのもちょっと違います. 確率というのは, 大雑把にいえば「同じことを何回も繰り返したときに成功する割合がどのくらいか」という指標です. つまり, 100万枚中 3枚のあたりがあるときに 3345枚引けば 1/100 の確率で少なくとも 1回は当たる というのは 「100万枚から 3345枚引く」という試行を繰り返す (1回やるたびに改めて 100万枚用意し直す) と 100回の試行に対して 1回くらいはあたりが出る という意味です. 「あと 99回繰り返す」というと「外れた 3345枚は捨ててしまう」ように聞こえますが, それではだめで「3345枚引く→あたりがあるかどうかを確認する→引いたくじは戻す (だから 100万枚に戻る) 改めて 3345枚引く」という操作になります. で戻ると 「3345回のうち少なくとも 1回で当たる確率というのは、 約1/333000~約1/332000 を 3345回分累積した(和を取った)、 という考えで合っていますか?」 も「だいたい」あっています. ここの「だいたい」は, 「2回以上当たる可能性を無視している」という意味です (もちろん 2回以上当たることなどほとんどないと思うので「だいたい」あっているわけですが). ちなみにですが, 元の問題の #2 を見たときに, 「まあそんなもんだよね」と感じました. というのも ・当たる確率が 3/10^6 なら 3333枚引けばあたる枚数の期待値は 1/100 くらいになる ・3333枚引いたときに 2枚以上当たる確率は小さいと思われる ため, ほぼ「期待値 = 確率」と考えられるからです. あとついでに Maxima に正確な計算をさせてみました. 100万枚中 3枚が当たりのときに ・3344枚引いて少なくとも 1枚のあたりが出る確率は 分子: 349018515274936424386120529407[9665 digits]704448631258654986398965428640 分母: 349070863660254702039267583300[9667 digits]367425598633687054798026000000 なので 1/100 よりちょっと小さい (分母が分子より 2桁大きくかつ先頭の数字も分母の方がちょっとだけ大きい). ・3345枚引くと 分子: 104022442918806962207567104415[9668 digits]686978764313354027100892504736 分母: 104007046544745832680313384903[9670 digits]822100876489089771833004800000 で 1/100 よりちょっとだけ大きい. となっています.
お礼
Tacosanさん、お手数をおかけいたしました。 今完全に理解できてすっきりいたしました。 > 100万本のクジの中に3本の当たりクジが入っている。 > これを何本引けば、1/100の確率で当たりくじを1本以上引くことができるか? 1万本未満(100万本の100分の1以下)で確率1/100に到達できるはずがない、と思い込んでいたことが、私の思考を曲げていました。 その後のお礼中の質問や補足でも、私の言葉がだいぶ不足していたことを自覚しました。ご丁寧なご指摘ありがとうございます。私の言いたかったことは、正に汲み取ってくださった通りなので、考え方が合っていて安心しました。 2回以上の件も気付いていたのですが、人に尋ねるときに途中を端折るのは良くないことでしたね。 あたる枚数の期待値、ほぼ「期待値 = 確率」 このような考え方も参考になります。 Maxima という便利なフリーソフトがあるんですね! 具体的な数値を示してくださってありがたいです。 最近消費税も含めて計算機の誤差が気になっていたので、 近似より、こういう多桁の演算に安心します。数学というよりも非常に個人的な感想ですが。 1/100 → 3345+100=3445回 という考え方の間違いに気付き、助かりました。 ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 私もどこがボケているのか、なんとなく見えてきました。ただまだ「そりゃそうでしょう」の部分がまだはっきりわかっていないので質問させてください。 3346回目も、 3347回目も、当たりクジを引く確率はあくまでも 約1/332000 のまま であって、微妙に確率は上がっていくけれども1/100よりはるかに低確率であることは間違いないですね。 3345回のうち少なくとも 1回で当たる確率というのは、 約1/333000~約1/332000 を 3345回分累積した(和を取った)、 という考えで合っていますか? 3345/333000 で近似すれば、約1/100 ということですね? 恥を忍んでお聞きして良かったです。理解できていることを祈ります。
補足
お礼の後 補足ですが、 確率が 1/100 を超えるようになってきたということは、 クジを後 100回引けば1回当たることが見込まれる、ということではなく、 「3345回引く(3345枚買う)」という行為をあと99回繰り返すと 1回当たることが見込まれる、ということで合っていますでしょうか? まあその場合には結局、合計で 約33万回クジを引くことにはなりますが。 なんか、ドツボに はまる、って感じで恐いです。