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真偽の判定をお願いします。(対称式からの帰結)
0でない実数a,b,cに対して a/b + b/c + c/a = 3 が成り立つならば、a = b = c が成り立つ。 この命題は真ですか?偽ですか? 偽の場合は反例があるのでしょうか? 真の場合は、どのように式変形したら明らかになるでしょうか? 右辺の3を左辺に移行して、両辺にabc≠0をかけると、 a^2 b + b^2 c + c^2 a - 3abc = 0 とできたり ab(c-a) + bc(a-b) + ca(b-c) = 0 と変形できたりします。 アドバイスいただけたら幸いです。
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- staratras
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>0でない実数a,b,cに対して a/b + b/c + c/a = 3 が成り立つならば、a = b = c が成り立つ。 偽です。 反例:a=1,b=-2,c=4 のとき、1/(-2)+(-2)/4+4/1=3 ですが、a≂b=cではありません。 詳しく検討します。b=xa,c=ya とおきます。a,b,cは0でないので、x≠0,y≠0 です。 a/b + b/c + c/a = 3 に代入すると (1/x)+(x/y)+y=3 両辺に xy(≠0)をかけて整理すれば xy^2-(3x-1)y+x^2=0 yについて解くと y=(3x-1±√D)/2x …(1) ただしD=-(x-1)^2(4x-1) yが実数となるのは D≧0 より x<0 または 0<x≦1/4 またはx=1 …(2) つまり(2)の範囲で(1)を満たすx,yの実数値を代入した(a,b,c)の組は題意を満たします。 例えばx=1のときy=1で、これはa=b=c の場合です またx=-2 のときD=81 からy≂4またはy=-1/2 でこれは 冒頭の反例の場合(a,b,c)=(1,-2,4)を含みます。 ここで 0<x≦1/4 のとき y<0 x=1のときy=1 なので(1)にxの正の値を代入した場合にyも正になるのはx=1,y=1の場合だけです。 つまりa,b,cが同符号の場合に題意を満たすのはa=b=cのときに限られます。(これは相加平均と相乗平均の関係からも明らかです。) 下のグラフは(1)を表わしたもので、復号の+が赤、-が青です。
- QoooL
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b=(1/4)a c=(-1/2)a を代入してみると、すぐに反証できると思います。 (a≠0 なので、a≠b、a≠c) もちろん対称式なので、他にも反例あり。
お礼
ありがとうございます。 bとcを変数aに従属させるだけで、 無数の解が得られるのですね。 参考になりました!
- hashioogi
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a=1と固定します。 すると a/b + b/c + c/a = 3 は 1/b + b/c + c = 3 とbとcだけの式になります。 この式を展開していけばb=f(c)またはc=g(b)の関係が出てきて、その関係を満たせば常に a/b + b/c + c/a = 3 を満たすことになります。ちょっとやってみてください。
お礼
お礼が遅くなりましたが、参考になりました。 3変数では考察が困難ですが、変数を1つ固定して2変数にすると 考察しやすくなるのですね。
お礼
回答いただきありがとうございます。 a,b,cがゼロでないことに注意しながら、 2次方程式の解に帰着する考えかたなど、 大変参考になりました。 #1,#2さんの回答も貴重で、 さらに#3さんより回答をいただいたことが、 状況を深く理解することにつながりました。 赤と青でグラフを示して頂き、 とてもわかりやすかったです。 「相加平均・相乗平均」のところが、 自分にはまだ理解できていませんので、 さらに勉強していきたいと思います。