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レーティングの1500や32や16の根拠は?

将棋やチェスの棋力を表すのにレーティングというのが有りますが 初期値を1500にして Kの値をプロは16、普通は32にするとか wikiあたりに書いてありますが これらの値は何か根拠があって決められているのでしょうか?

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回答No.2

#1ですが、どこがサポート確認の対象になったかの検証のため、再投稿。 ご迷惑をおかけします。 私は今まで    イロレーティング というものを全く知らなかったので、興味深く調べさせていただきました。 先に結論から言うとですね、 > 何か根拠があって決められているのでしょうか? という点については、同じウィキペディアに > 文献 > 署名省略 > - 考案者による解説 と記されているのですから、ぜひそちらを先にご覧になってはいかがでしょうか。 当然、「誰よりも詳しい解説」 が書かれているものと思います。 ここで広く一般人に呼びかけて聞くよりも、ある程度はご自身で 「できることは自分で調べ」 た上で、数学的にわからない部分だけをここで聞いた方が、ご自身にとっても理解が深まるでしょう。 さて、ここからは私なりに数式や数値をシミュレーションした上での、個人的な見解になります。 どうやらこのイロレーティングは、500 も 1000 も離れることはあまりないようですね。うまくできているなあ、と感心しました。 仮に、2人のイロレーティングの 差が 400 あると 90.9% : 9.09% の勝率 差が 200 あると 76% : 24% の勝率 となります。 今ここに、 差が 0 の2人、A、Bがいるとすると、 当然 50% : 50% の勝率 なわけです。で、 1勝した方は、通常 16 /プロで 8 上がり、 1敗した方は、通常 16 /プロで 8 下がる わけです。 あくまで私の予想ですが、    最初は 1500 でなくても全然かまわない ものだったのではないでしょうか。例えが突飛かも知れませんが、偏差値と似たようなものだと感じます。偏差値だって、中央を 50 におく「必然性」 はあまり感じません。    人間の感覚に合うように 標準偏差の何倍かを 50±10N という数字で表しているだけでしょう。 同様にイロレーティングも、1500とか1600から始めると、1200と2000がだいたいそれくらいの実力差がある、と捉えやすいだけだと予想します。 400から始めてもいいんですよ? でもそうすると、0 や 800 の人が出てきて、数字的におもしろくないんじゃないでしょうか。計算上は マイナスのイロレーティング まで出てきて、気持ち悪いです。    1500 からスタートしていれば、マイナスになる人はほとんどあり得ない と思います(自分と近いイロレーティングの人に負け続けないといけないので、次第に数値が下がりにくくなる)。 数式を見る限り、全体を 10分の1 や 100分の1 しても、レーティング上は何も困らないと思います。つまり、    150 からスタートして、1勝すると 通常 1.6 /プロで 0.8 上がる    15 からスタートして、1勝すると 通常 0.16 /プロで 0.08 上がる というレーティングシステムも構築可能でしょう。でも、    レーティング 1.613、 1.388 というのは見にくくないですか?    1500くらいからスタートしておけば、レーティングの小数部分を切り上げて    整数値で表しても、あまり影響のない誤差として処理できる のではないでしょうか。    レーティング 1613、 1388 という表記の方が好まれる という推論です。    RA' = RA + K (SA - EA) において、SAは 0.5 の倍数(ほぼ整数)です。(SA - EA) を K 倍 するわけですが、16倍とか32倍とかある程度大きな整数倍するなら、積を整数値で近似してもさしつかえない。かと言って、256倍 とか 1024倍 とかの係数にすると、1勝するだけでレーティングが 100~500 も変わってしまう。そこで、32/16 に落ち着いたのでしょう。 ちなみに簡単な検証によると、 16分の1の確率(6.25%)で勝てる見込みの相手に  1勝すると 通常 30 /プロで 15 上がる  1敗すると 通常 2 /プロで 1 下がる 8分の1の確率(12.5%)で勝てる見込みの相手に  1勝すると 通常 28 /プロで 14 上がる  1敗すると 通常 4 /プロで 2 下がる ここでも整数ばかりだから、わかりやすいですね(もちろん小数になる場合もあり)。 で、後は、通常 と プロ でなぜ2倍の開きがあるか、という疑問なのですが。 これもあくまでも私の推測です。    プロの場合は実力が均衡していて、その差がごくわずかだから ではないでしょうか。プロに属しているかいないかで 16/32 という違いがあるということは、今後、8/16 にしたり 32/64 にしたり修正が入る可能性も示唆されている感じがします。    イロレーティング はあくまでも、実力ではなく実力の目安 と思いますから。どのくらいの実力の相手と何勝何敗してきたか、というものを近似的に表しているだけです。この数式に修正があまり入らないとすれば、かなり優れているからでしょう。 将棋やチェスでは、アマチュアどうしならすぐに実力差がわかりますね。だから1回の対戦で 30 上下しても差し支えないのでしょう。 しかしプロの場合には4段に2段が勝つこともあるのでしょう? だからレーティングの上下変動を最小限に抑えているのではないですか? お金もからむことだし。 1回の対戦で 8 しか変わらなくても、こつこつ積み重ねてじんわり レーティング の差が広がっていく方が、プロのレーティングにふさわしい と思います。 答えは上に書いた本を探して、確かめてくださいね。

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質問者

お礼

丁寧な回答ありがとう御座います まず自分で調べるべきでしたね、すいません レーティングそのものを調べていたわけではなかったので 安易に走ってしまいました 回答者の文章を読みながら、レーティングの計算式ってどうだったっけ、と 改めて見なおしているぐらいです これから調べます

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  • QoooL
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回答No.1

私は今まで    イロレーティング(Elo rating) というものを全く知らなかったので、興味深く調べさせていただきました。 先に結論から言うとですね、 > 何か根拠があって決められているのでしょうか? という点については、同じウィキペディアに > 文献 > The Rating of Chessplayers, Past and Present (1978), Arco. ISBN 0-668-04721-6 > - 考案者による解説 と記されているのですから、ぜひそちらを先にご覧になってはいかがでしょうか。 当然、「誰よりも詳しい解説」 が書かれているものと思います。 ここで広く一般人に呼びかけて聞くよりも、ある程度はご自身で 「できることは自分で調べ」 た上で、数学的にわからない部分だけをここで聞いた方が、ご自身にとっても理解が深まるでしょう。 さて、ここからは私なりに数式や数値をシミュレーションした上での、個人的な見解になります。 どうやらこのイロレーティングは、500 も 1000 も離れることはあまりないようですね。うまくできているなあ、と感心しました。 仮に、2人のイロレーティングの 差が 400 あると 90.9% : 9.09% の勝率 差が 200 あると 76% : 24% の勝率 となります。 今ここに、 差が 0 の2人、A、Bがいるとすると、 当然 50% : 50% の勝率 なわけです。で、 1勝した方は、通常 16 /プロで 8 上がり、 1敗した方は、通常 16 /プロで 8 下がる わけです。 あくまで私の予想ですが、    最初は 1500 でなくても全然かまわない ものだったのではないでしょうか。例えが突飛かも知れませんが、偏差値と似たようなものだと感じます。偏差値だって、中央を 50 におく「必然性」 はあまり感じません。    人間の感覚に合うように 標準偏差の何倍かを 50±10N という数字で表しているだけでしょう。 同様にイロレーティングも、1500とか1600から始めると、1200と2000がだいたいそれくらいの実力差がある、と捉えやすいだけだと予想します。 400から始めてもいいんですよ? でもそうすると、0 や 800 の人が出てきて、数字的におもしろくないんじゃないでしょうか。計算上は マイナスのイロレーティング まで出てきて、気持ち悪いです。    1500 からスタートしていれば、マイナスになる人はほとんどあり得ない と思います(自分と近いイロレーティングの人に負け続けないといけないので、次第に数値が下がりにくくなる)。 数式を見る限り、全体を 10分の1 や 100分の1 しても、レーティング上は何も困らないと思います。つまり、    150 からスタートして、1勝すると 通常 1.6 /プロで 0.8 上がる    15 からスタートして、1勝すると 通常 0.16 /プロで 0.08 上がる というレーティングシステムも構築可能でしょう。でも、    レーティング 1.613、 1.388 というのは見にくくないですか?    1500くらいからスタートしておけば、レーティングの小数部分を切り上げて    整数値で表しても、あまり影響のない誤差として処理できる のではないでしょうか。    レーティング 1613、 1388 という表記の方が好まれる という推論です。    RA' = RA + K (SA - EA) において、SAは 0.5 の倍数(ほぼ整数)です。(SA - EA) を K 倍 するわけですが、16倍とか32倍とかある程度大きな整数倍するなら、積を整数値で近似してもさしつかえない。かと言って、256倍 とか 1024倍 とかの係数にすると、1勝するだけでレーティングが 100~500 も変わってしまう。そこで、32/16 に落ち着いたのでしょう。 ちなみに簡単な検証によると、 16分の1の確率(6.25%)で勝てる見込みの相手に  1勝すると 通常 30 /プロで 15 上がる  1敗すると 通常 2 /プロで 1 下がる 8分の1の確率(12.5%)で勝てる見込みの相手に  1勝すると 通常 28 /プロで 14 上がる  1敗すると 通常 4 /プロで 2 下がる ここでも整数ばかりだから、わかりやすいですね(もちろん小数になる場合もあり)。 で、後は、通常 と プロ でなぜ2倍の開きがあるか、という疑問なのですが。 これもあくまでも私の推測です。    プロの場合は実力が均衡していて、その差がごくわずかだから ではないでしょうか。プロに属しているかいないかで 16/32 という違いがあるということは、今後、8/16 にしたり 32/64 にしたり修正が入る可能性も示唆されている感じがします。    イロレーティング はあくまでも、実力ではなく実力の目安 と思いますから。どのくらいの実力の相手と何勝何敗してきたか、というものを近似的に表しているだけです。この数式に修正があまり入らないとすれば、かなり優れているからでしょう。 将棋やチェスでは、アマチュアどうしならすぐに実力差がわかりますね。だから1回の対戦で 30 上下しても差し支えないのでしょう。 しかしプロの場合には4段に2段が勝つこともあるのでしょう? だからレーティングの上下変動を最小限に抑えているのではないですか? お金もからむことだし。 1回の対戦で 8 しか変わらなくても、こつこつ積み重ねてじんわり レーティング の差が広がっていく方が、プロのレーティングにふさわしい と思います。 答えは上に書いた本を探して、確かめてくださいね。

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