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研究者のモチベーション
僕は研究所の研究員を9年やっている者(43歳)です。ここ2,3年、研究にやる気が起きません。 就職する前のポスドクの頃は、研究業績を上げて就職先を見つけようと必死に研究しました。 しかし定職を得た今は(感謝しているのですが)、マンネリ化してきたのか、どうしても研究をする気が起きません。これまでとほぼ同じ内容の仕事をしようとしても億劫になって、なかなか手がつきません。仕事に甘えているのかもしれませんが、皆さんどう対処しているのか教えて下さい。
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- plokij75
- ベストアンサー率45% (716/1567)
下記2点を考えて見たら如何ですか。 <1> マンネリ化を感じるようになって来た時には、心身共に疲れが溜まって来た時ではないかと思います。 欧米の大学や研究所のように、何年かおきに、半年間とか1年間とか有給休暇が取れるサバティカル(sabbatical)が制度として在ると良いですが、無ければ、ご自分の持っている有給休暇を使って1ヶ月でもリフレッシュ休暇を取って、蓄積疲労を解消したら良いのではないですか。 温泉に漬かってのんびりして見るのも良し、異文化に触れて気分転換するも良し。。。ではないかと思います。 その時は、時間とお金が無駄のように思えても、将来への先行投資と思っても良いでしょう。 折角、貴方が持っている才能を疲れの為に発揮出来なくなって、そのまま埋もれて仕舞ったら勿体ないですよ。 <2> 40代半ばと言えば、そろそろ人生も、否、研究生活も頂点に達するような時期ではないかと思います。 そうであれば、第一線の研究から、徐々に、プロジェクト・マネージメントの方に、方向転換を図っていくようにして見るのも良いのではないですか。 優秀な研究者から見れば、プロジェクト・マネージメントなんて雑用のように思えるかもしれませんが、複雑・大規模化した研究には、必要なことではないでしょうか。 実験が上手!、論文を書くのが一流と言われても、全体をマネージ出来なければ、何をか言わんや!ではないかと思います。 取り敢えずは、出来るだけ長い休暇を取って、心身共にリフレッシュすれば、また元気が出て、やる気も戻ってくるのではないですか。
- mstk2
- ベストアンサー率26% (157/588)
同じ研究を20年もやってれば、飽きてきます。 あと成果が出そうか、出たとしてそれはどれくらい大したものか(社会に出す価値が果たしてあるのか)というのも、20年やってれば自分で読めてきます。やる気がおきないといのは、要はそれがないのだいうことは、大体自分でおわかりでしょう。 かといって別の仕事に転職するというのも現実的でない。研究うんぬん以前に、まず食わなきゃいけませんからね。40代ならご家族だっているはずです。 そういうときに、どうするか。多くの先達がやっているのは、研究職に身を置きながらも研究以外の方向へ活動にシフトすることです。よくあるのは市民教育や組織運営。つまり市民向け講座をやったり、子供むけ科学教室をひらいたり、地域や職場の委員をやったりみたいなこと。あと大学から卒論生を受け入れたり、職場で昇進して部下がついたらそのマネジメントをやったりすれば、時間がいくらあっても足りません。それで定年退職までの人生設計はたつのではないですか。 そういうことをすると、いや研究業績こそ第一という批判をかならず受けるでしょうが、ゴミのような論文を量産すれば偉いわけでもなし、研究しない大学教授がこれほど多い現状を考えれば、質問者さんの悩みは意外とありふれたものかもしれません。
お礼
回答有難うございます。やはりほとんどの人は20年も同じことをすると飽きてしまうものなのでしょうか。なぜそうなってしますのか非常に知りたいです。 研究者だからといって、研究が仕事の全てではないのですね。もう少し視野を広げて自分にふさわしい仕事・できる仕事を見つけたいです。有り難うございました。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
まあ、同世代の期限付きポストの研究者を山ほど知っている人間としては、テニュアのありがたみを蔑ろにしている人間がいることそのものを道義的に許せないと思ってしまいます。 それだけの皆の思いを背負って、ご自身が定職と予測可能な収入を得ておられるのだ、ということを実感された上で、研究に邁進するなり後進にポストを譲るなり、というご自覚をもたれることを願っています。
お礼
厳しいご指摘有り難うございます。ごもっともです。何とか研究に精進したいと思います。ただ今はストレスが原因で急性胃粘膜病編を患っています。まず体力を回復させたいと思います。
- dsdna
- ベストアンサー率24% (308/1281)
>皆さんどう対処しているのか教えて下さい。 あなたのボスに相談。もしくは過去の師匠とか、前例(鬼籍に入られた方とか)を参考にする。 若いうちに必死になったバックボーンがあれば、それほど心配することはないとは思う。だけど、その時期、同時に自分の哲学も磨いておかないと、あとで磨くか、前例とか師匠の哲学を拝借することになる。それだけのこと。
お礼
コメント有り難うございます。心強い励ましです。自分の哲学の磨き方の方法を、もし参考になるものがあれば教えて頂きたいです。
お礼
御回答有り難うございます。短期的なアプローチ<1>と長期的なアプローチ<2>があるのですね。 今僕は急性胃粘膜病変を患っていてます。研究がうまくできないことがストレスの原因の一つと考えています。僕が鈍いせいか、疲れている事に気づいていないのかもしれません。仰るように休みも必要ですね。 プロジェクト・マネージメントには興味があります。ただ自分がそれに向いているか分かりません。少し勉強してみようと思います。何か良い勉強方法(参考書等)があれば教えていただけると幸いです。