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聖徳太子の予言書について

2004/05/17 22:17

以前テレビ番組で聖徳太子が予言書を書いていた、という内容のものをみました。これの名前を知りたいのですが、又この予言書に関する文献をご存知の方おられましたらおしえて下さい

bobcat
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歴史
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tomotaro
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2004/05/19 01:13 回答No.3

「日本國未来記」と「未然本記」のことですね。「日本國未来記」＃１の方が書いておられる様に「太平記」の中で楠木正成が四天王寺で「未来記」を閲覧したという記述があります。しかし、明治時代に入り学者たちが「太平記」は歴史書ではなく物語としたために「未来記」の記述も作り話となってしまいました。ただし、鎌倉時代に成立した「平家物語」の巻八「山門御幸」、巻７「都落ち」に「彼聖徳太子の未来記にも、今日の事こそゆかしけれ」と名前が出ていることから、鎌倉時代には「未来記」の存在が知られていたと言うことがいえます。「未然本記」江戸時代に潮音という僧侶が聖徳太子の予言書として発掘したものとされています。これは聖徳太子の時代「卜部氏」と「忌部氏」が書き残していた古記録を基にして編纂したという「先代旧事本紀大成経」（７２巻本）の６９巻目が「未然本記」に相当します。こちらは江戸時代に世に出た後、焚書にあい散逸したと伝えられています。下記の参考URLは国立国会図書館に蔵書されている明治４年発行の「皇太子未来記未然本紀」という文献が全文閲覧できます。