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生命の始まり
生命の定義として、自己を保存しようとする現象が一番重要だと思います。この自己を保存しようとする現象はいつどこでどのように始まったのですか?
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生命の定義を考えると、それだけじゃないです。 ・外界と自身の境界があること 海や湖、大気は生命ではない ・自己を維持し、成長し、活動するために代謝を行なうこと 外界から物質を取り込み、不要な物を捨てる。 ・自己複製 自分と同じものを複製できること この三つが揃ってはじめて生命であって、「自己を保存しようとする現象」だけではありません。 逆に言うと、コアセルベート( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88 )かなにかわかりません ・化学進化説( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90#.E5.8C.96.E5.AD.A6.E9.80.B2.E5.8C.96.E8.AA.AC ) ・パンスペルミア仮説( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90#.E3.83.91.E3.83.B3.E3.82.B9.E3.83.9A.E3.83.AB.E3.83.9F.E3.82.A2.E4.BB.AE.E8.AA.AC ) が、偶然にこのようなものが出来てしまうと、競争も進化も起きはじめる事は容易に想像できます。
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- kaitara1
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自然科学の立場からは、一応物質が、特殊な集まりをしている状態として生物(の体)を考えることになると思います。人間には体のほかに心なるものが実在するので難しくなります。体としての自己というのは物質は常に入れ替わっていますから、何を自己と呼ぶかが問題になりいますが、そのうえ人間にある心は物質の入れ替わりとどのような関係にあるか、あまり分かっていないのではないかともいます。自己を保存するというのはその状態を保存すると考えるべきでしょう。
お礼
ありがとうございます。
- kaitara1
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私なりに考えますと、生物は環境から取り入れたエネルギーによって自分自身のエントロピーは増やさずに(すなわち自分の現状を保存し)環境のエントロピーを結果的に増大させています。興味深いのは、このような生命活動は一見エントロピー増大側に逆らって見えるのですが、全くそうではないということです。自分の部屋を整頓清潔にするためにはその人の意思にによって部屋の状態を元通りにするためにはごみなどを外へ放出しなければならないのと同じことです。こういう意味では生命現象も普通の自然現象とどこも違うところはないわけです。ただ自己とはないかという問題は、物理学的にはなかなか定義しにくいのではないでしょうか。哲学とか精神病理学などの領域の話になるのが普通でしょうね。
補足
自己とは、とにかく自己を物質の状態で維持しようとする欲求をもつ物質これが目に見える自己でしょうか。
- kaitara1
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私なりに考えると、自己保存というのは現象の復元性とつながることだと思います。つまりある現象が「自然に」再現されるということです。エントロピー増大則から考えると、いかなる現象も厳密には再現されないはずです。しかし部分的には、こういうことが起きます。つまりエネルギーを使って元に戻すことによって状態をもとのように戻すということです。このエネルギーは環境と呼ばれるところからきてまた環境へ排出されます。
補足
エントロピー増大の法則が生命活動の式なのでしょうか。エネルギーを使って元に戻す活動がゆるぎない法則でその由来などを解明する必要もないのでしょうか。
お礼
唯一、結論が書いてあったので、
補足
ご回答最初の3点「自己を保存しようとする現象」に由来する活動と判断して、下位の法則として質問文から省かれています。 いろいろと仮説が提示されてて分かりやすかったです。結論はあっさりとしていますね。