※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:スッタニパータ § 5 彼岸にいたる道の章)
スッタニパータ § 5 彼岸にいたる道の章
このQ&Aのポイント
ドータカさんが仙人に質問し、仙人が答える対話が描かれています。
仙人は賢明であり、自己の安らぎを学ぶようにとアドバイスします。
また、仙人は疑惑から解放されるようにドータカを導くと説明します。
▼ (スッタニパータ 第5 彼岸にいたる道の章) ~~~~~~
http://homepage3.nifty.com/hosai/dammapada-01/suttanipata-all-text.htm
<6、学生ドータカの質問>
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1061 ドーカンさんがたずねた、「先生! わたくしはあなたにおたずねします。このことをわたくしに説いてください。偉大な仙人さま。わたくしはあなたのおことばを頂きたいのです。あなたのお声を聞いて、自分の安らぎ(ニルヴァーナ)を学びましょう。」
1062 師(ブッダ)が答えた、「ドータカよ。では、この世でおいて賢明であり、よく気をつけて、熱心につとめよ。この(わたしの口)から出る声を聞いて、自己の安らぎを学べ。」
1063 「わたくしは、神々と人間との世界において何ものをも所有せずにふるまうバラモンを見ます。あまねく見る方よ。わたくしはあなたを礼拝いたします。シャカ族の方よ。わたくしを諸々の疑惑から解き放ちたまえ。」
1064 「ドータカよ。わたしは世間におけるいかなる疑惑者をも解脱させ得ないであろう。ただそなたが最上の真理を知るならば、それによって、そなたはこの煩悩を渡るであろう。」
1065 「バラモンさま。慈悲を垂れて、(この世の苦悩から)遠ざかり離れる理法を教えてください。わたくしはそれを認識したいのです。わたくしは、虚空のように、乱され濁ることなしに、この世において静まり、依りすがることなく行きましょう。」
1066 師は言われた、
「ドータカよ。伝承によるのではない、まのあたり体得されるこの安らぎを、そなたに説き明かすであろう。それを知ってよく気をつけて行い、世の中の執著を乗り越えよ。」
1067 「偉大な仙人さま。わたくしはその最上の安らぎを受けて歓喜します。それを知ってよく気をつけて行い、世の中の執著を乗り越えましょう。」
1068 師は答えた、
「ドータカよ。上と下と横と中央とにおいてそなたが気づいてよく知っているものは何であろうと、──それは世の中における執著の対象であると知って、移りかわる生存への妄執をいだいてはならない」と。
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問い:このひとくだりにおいて どこか知性を感じるところはありますか?
という質問です。質問者の感想は めちゃくちゃでござります です。問題外の論外の外でしょう。
どうかご教授ください。
お礼
いやぁ じつに言いたいところを 簡潔にこれ以上やさしくは語れないと思えるほど しかも全体として――つまり その対話が まだ入口であり前書きでしかないゆえ 本論へとどう展開されて行くかをも含めて全体として―― 明らかにしてもらっています。 ご回答をありがとうございます。 いや もう言うことなしです。 じっさい 本編はそうなるはずです。 ★ ~~~~~~~~~~~ 第一章 ニルヴァーナとは? 第二章 安らぎを得る方法 たった3分で安らぎを! ~~~~~~~~~~~~ ☆ 《執着・離れる・やすらぎ》の鍵語は 明らかにされたわけですから あとは どうすればよいか(第二章)とそしてそうすれば どういう状態になるのか(第一章)が説明されれば 完結です。 すでにほかのところで取り上げましたが 《執着→離れる→離れようとすることへの執着→離れる→・・・》という堂々めぐりの問題もあります。つまり 《執着を離れる》と意識した途端にその意識から離れなければならない。という意志行為を始めた途端に それ自体からも離れなければならない。・・・・という問題です。 ですから このドータカの質問としてまとめられたひとくだりは 序論であって まだ本論には入っていない。と言わねばならないはずです。 ★ このため、[哲学的]知性は感ぜられない。 ☆ と質問者も思います。ありがとうございました。