”to不定詞・関係代名詞・分詞(ing-formと過去分詞)”何であろうが名詞を後ろから修飾(説明)すれば形容詞的用法になるが前提です。
> 不定詞(to cancel)は形容詞的用法であり、名詞(ここでは a possibility )を修飾することに問題はなく、
There is a possibility to do ~の構文ですね。故に質問者の理解は正しいです。
>それとは違い、動名詞(cancelling)は形容詞足りえることはなく、名詞(a possibility)できない。
There is a possibility doing ~ 正しいです。possibilityのあとにdoingは置けません。
>いずれも意味上の主語(for a another cutomer)を間に挟んだとしても例外でない。と言うことであってますか?
正しいです。
>となると名詞ではなく形容詞のpossibleを用いて、It might be possible for another cutomer とした場合は 動名詞cancelling を使用して文を続けることが・・・ひょっとして可能なのでしょうか。
無理です。be動詞+補語の後にing-formは取れない。(補語が名詞であろうが形容詞であろうが関係なし。何故なら、文法書にing-formを置いても良いと書いて無い。)
>It might be possible for another customer cancellingの文の出だしを変えたとしても、 結局はcancelling というing形を使う以上、 書き換えを考慮する場合It might be possible for another cutomer who will cancell his or her reservation.
となり、やはり文としては不自然となる、というのが正しいであろう見方なのでしょうか。
その通りです。”cancelling”は動名詞として、または、分詞として”be possible”を”to不定詞”のように修飾できない。しかし前にある名詞(customer)であれば分詞として(関係代名詞と同じようにinformalになるが)後修飾はできる。
動名詞(to不定詞も同様)で鍵となる動詞の使い方を十分に認識をされいないのかもしれない。
要するに、動詞が文章の骨格を作ると言う事です。第一文型から第五文型を考えると、その文型を作れる動詞と作れない動詞があることを認識することです。この認識の上で動名詞の活用を理解すると分かりやすくなる。動名詞は、代名詞、固有名詞等と同じで名詞という大枠のなかの一つで名詞なのです。動詞の目的語として使われる。(裏を返せば、動詞のなかには動名詞を目的語として取らない動詞がたくさんあるということです。)
aa) M. Swan(オックスフォード大学の教授)の著書(Practical English Usage)によれば、動詞にも色々な特徴がありing-formを動詞のすぐ後ろに置くことができる動詞がある。例として
admit, appreciate, avoid, consider, contemplate, delay, deny, detest, dislike, endure, (can't) help, imagine, involve, keep (on), mention, mind, miss, postpone, practise, resent, resist, (can't) stand, sugguest, etc.
I dislike playing football.
I enjoy playing piano.
I finish working on a production.
bb)上記の動詞のなかで、目的語を取ったあとにing-formを取る(ことができる)動詞がある。(目的語の後にing-formを取れない動詞は多いと理解をすることです。)
I dislike people telling me what to think.
I can't imagine him working in an office.
Nobody can stop him doing what he wants to.
Would yo rather spend time gardening or spend money paying somebody to do it for you?
Do you see her talking to the postman?
cc) ing-formとto不定詞の両方を取ることができる動詞もある。(裏を返せば取れない動詞もある。)
adivse, can't bear, begin, cease, continue, decline, forbid, forget, go, go on, hate, hear, intend, like, love, negrect, omit, permit, prefer, propose, reget, remember, see, start, stop, try, watch, etc.
I started playing (to work) the violin when I was 10.
The engine began working (to work) again.
He continued explaining (to explain) his idea.
I neglected asking (to ask for) information about it.
動詞が文章の骨格を作る。だから、動名詞やto不定詞を極めるためにはまず動詞との関連を問うということです。動詞との関連性を見いだせなければ次に他の使い方があるかどうか考える。
上記の動詞とは別にhear, see, watch, notice等は同じように動名詞を取るがto不定詞は取らず動詞の原形を取る。
I saw her crossing the road. ⇒OK (丁度渡っているところを見た)
I saw her cross the road. ⇒OK (渡るところを最初から最後に至るまで見た)
I saw her to cross the road ⇒NO 間違いとなる。但し. (I never saw her so as to be hurt by her.)ならば良いからややこしくなるだけです。
もう少し詳しく述べると
A.He saw a boy being buillied, but he turned a blind eye.
B.He saw a boy who was buillied, but he turned a blind eye.
Aは分詞(being)が名詞(boy)後修飾しているのではなく(see+目的語+ing)が一塊りとなって継続中の動作を表わしている。だから、AとBでは大きな違いがでてくる。Aは、その出来事に知らぬ振りをする。という意味であるが、Bは、同じ知らぬ振りでも、少年から目をそらす。”turn a blind eye 知らぬ振りをする”は”turn one's eyes away from ~から目をそらす”と同じような意味である。 言い換えれば
A-1.He saw a boy being buillied, but he turned his eyes away from wrong-doing.
B-1.He saw a boy who was buillied, but he turned his eyes away from the boy.
と2つの文の意味が大きく違ってくることを認識すれば、動詞が作る構文がいかに大切か良く解るはずです。
お礼
回答ありがとうございます。 またお礼が遅くなり申し訳ございません。 正解を出すことができたようですが、まだまだ自信はありません。 しかしながら、教えて頂いたことをなんとか活かしたいと思います。