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経理の仕事をなさっている方や会計事務所にお勤めの方、教えてください
- 手書きの帳簿を会計ソフトに入力する仕事は、経理職としてスキルアップになりますか?簿記3級はもっていて、2級は落ちたものの勉強はしていたことはあります。その仕事が転職に有利なスキルになるか心配です。
- 経理職としての経歴を積むためには、小さな会社でも自分で仕訳からして、一通りの経理の仕事をしたほうが良いと思います。給与もそこそこいいですが、通勤が遠いために残業があっても続かないか心配です。
- 経理職の経験があまりないため、手書きの帳簿を会計ソフトに入力する仕事を受けることになりましたが、この仕事がスキルや経歴になるか心配です。もし辞めることになっても、高年齢でも求人が多い経理の仕事に転職できると思いますか?
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「最初にまかされる仕事は、お客様の手書きの帳簿を会計ソフトにもくもくと入力するだけという単純作業」でしょうね。 それ以外に何かできるのか?と問われたらどうなさるのですか。 向上心があり、実力を蓄える事をお考えなら、まずは「今の自分にできることを、一生懸命にやる」しかないのでは。 手書きの帳簿から仕訳を起こして入力をする作業は、私には単純作業には思えませんがどうでしょうか。 まずは「どんな取引だったのか」「何に注意して仕訳を起こさないとならないか」「消費税の処理はそれでいいのか」など、注意する事は多いです。 その仕事を何年も繰り返し行うことで、経理事務の基礎のひとつ身体にしみついて、いずれ「経理マン」となったときの土台になるのではないでしょうか。 身体にしみ付いたものは、本を読みかじって得た知識とは違います。 高度と言われる知識でも、基礎としての「単純作業とも思える、仕訳を起こす作業」があってこそ身につくものではないでしょうか。 その職では一流と言われる職人さんが「わたしは他人に比べて不器用だったから、今の自分になった」と言われた事があります。 そのような話を耳にされたことがおありだと存じます。 つまり不器用だからと器用な方の何倍も練習をして、その努力の結果、器用な方がその器用さだけでは到達できない境地に達するというものです。 努力は天才に勝つということでしょうか。 簿記の仕訳でも同様に感じます。 教科書を見て「これはこの仕訳」と覚えて、試験の時にかければ「はい、何級合格」です。 しかし、現実にお客様からの原始資料を見て、またその中には不足してる資料もある状態で、正しい仕訳を起こしていくという「実戦」を繰り返すことは、検定に合格するのとは違う実力を養うものです。 勘違いしないでもらいたいのですが、高位の検定試験に合格するのが無意味だと言ってるのではありません。 「学」は必要です。 私がいうのは「学習」の「習う」です。 習うとは、習字というように「何度も何度も繰り返して覚える」「身につける」という意味だそうです。 会計事務所なり税理士事務所にて、お客の手書きの帳簿から会計ソフトに入力をする作業は、この「習う」そのものであるように思います けっして「なんだ、そんな仕事しかしてなかったのか」と言われるものではないと思います。 以下は参考までに。 税理士が、お客の記帳代行を請け負うとします。 すると、決算整理だ申告書の作成提出だ、税務調査の立会だという華々しいものとはかけ離れて、日々「顧客から預かった領収書や、売上資料、請求書、通帳の写を見て、黙々と会計ソフトに入力する」のが仕事になります。 つまり「最初にまかされる仕事は、お客様の手書きの帳簿を会計ソフトにもくもくと入力するだけという単純作業」が、プロの世界でも要求される基礎作業だということです。 ここでの作業で誤ると、正しい帳簿ができず、正しい決算もできず、正しい申告書の作成もできないという「重要な作業」なのです。 顧客は帳簿すら作成せず、原始資料だけ提出してくる方もいるのですから、「手書きの帳簿」が作成されてるだけでもありがたいぐらいです。
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- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
>>このような仕事は、経理職としての経歴を積んだといえるようなものなるでしょうか?? 比較的小さな会社の求人ならばこれでも十分やっていけます。 大手企業では少なくとも決算の手伝い程度の経験は必要でしょう。 でもただ帳簿の入力だけといってもあなたの心がけ次第ではその意味を考えながら入力をするとか、場合によっては誤りを修正するなどでスキルの向上は可能です。 どんな仕事でも向上心を持って働けばきっと他人よりもスキルは上がります。 その気持ちがなければどんな仕事でも同じです。 簿記3級はもっていて、2級は落ちたものの勉強はしていたことはあります。 とのことですが、3級は多くの事務員が持っています。 経理という以上は2級以上でないと経理経験での就職は難しいと思います。スキルというのは実務経験プラス知識です。知識を端的に表すのが資格です。 折角会計事務所に入れたのであればまず2級に再挑戦しましょう。勉強と実務を並行して努力すれば、経理職としての経歴を積んだといえるようなものなれるでしょう。ただ入力をするだけではそうはなりません。 会社で経理のマネージャーを定年まで勤めた者です。
お礼
お礼がおそくなり申し訳ありません。 長文でのご助言をありがとうございました。大変参考になりました。 皆様それぞれ、ご自身のご経験もふまえてのお心こもったご助言ですので、選ばせていただくのは大変迷いました。 せっかくいただけたチャンスをどうしようか、本当に悩みに悩みました。 皆様のご助言をいただき、無駄にはならない職務経験になるということもわかりましたし、(もちろんその先に進むには努力と実績が必要だということは承知はしていましたが)この会社は朝7時半からの早朝時間外研修が週に2回あり、また、各種セミナーの参加が強制されその都度レポートを出さなければならない。。などといった、通常の仕事以外にも拘束される時間が長く、きつくて辞める人(特に外回りの税務コンサルティング職さん)が後を絶たないといった会社だということも不安材料で。。 私の場合は遠いためにさらに毎朝6時すぎ(早朝研修のある日は5時すぎ)に家を出ないといけない計算になり、当方は子供と母親である私の三人家族なものですから、もし体をこわしてしまったら、疲れて居眠り運転でもしてしまったら。。と、不安材料のほうが多かったので、結局辞退いたしました。 せっかくいただけたチャンス、もったいなかったと思いますし、一生悔やむかもしれません。 でも、年齢的なこともあり、やっぱりしんどいですと辞めることはもうしたくないので。。 新たに探すことにしました。 皆様、本当にありがとうございました。 感謝いたします。
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
参考にならないかもしれませんが・・・。 私は、簿記や税理士試験の専門学校を卒業後に税理士事務所へ就職しました。 古い小さな事務所ということで、既にすべての顧問先に担当者がついているということもあり、入力業務が中心の数年間がありましたね。 ただ、多くの顧問先の仕訳が正しいかどうかを確認しながらの入力です。もちろん、気表示の資料が手元にないのがほとんどですので、あからさまなミスや税務判断が必要なものをピックアップしながらの処理でしたね。 企業によっても会計処理の仕方はいろいろであり、同様の取引の伝票であったとしても、仕訳の内容が異なるのも多いため、私は経験になったと思っていますね。 ただ、入力業務だけですと、会計経験はあったとしても、経理経験というほどではありません。 会計事務所の経理担当としての採用であれば、一企業の小規模な経理としての経験になると思います。 わかりにくいかもしれませんが、税理士の補助者としての業務は、会計や税務の経験であり経理件県と言い切れません。会計事務所自体の経理担当であれば、個人商店程度の経理経験となることでしょう。 私はあくまでも補助者としての採用であったため、会計事務所の経理はほとんど行いませんでした。行ったのは、備品購入やその管理と小口の出納管理程度であり、複式簿記による経理までは行いませんでしたね。 入力業務が中心の数年のうちには、先輩職員の担当である顧問先の決算の補助なども行ったうえで、数年後に自分で担当をもつようになりましたね。 ただ、私の場合は、机上の学習とはいえ簿記検定で言えば最上位級の合格をし、税務については税務会計検定を法人税と所得税の両方を1級取得し、税理士試験にも受験経験のある学習状況だったということから、決算も申告も税務相談も顧問先に行うようになりましたね。 税理士事務所で担当をもって数年経験後に退職し、家族経営の会社で経理を行っていますが、会計や税務の知識や机上の経営手法などを知っていても、実際の経理では毎日が勉強という感じですね。 最近では、副業として税理士事務所へアルバイト入社しました。税理士事務所と家族経営の会社での経験を評価されて、アルバイトといえども最初から担当を持つこととなっています。 税理士事務所の経験は大変役立つ者ですし、経理での就職でも高い評価があります。しかし、それは補助者としての業務経験が評価された場合です。そして、会計処理の範囲と経理業務の範囲は大きく重なったとしても、異なる部分があるということです。 そして、経理と一口にいっても、会社ごとに経理の範囲は異なり、総務や人事や法務などが複合的に処理しなければならない経理事務員も多いのです。 勤務先が遠いのは、なかなか厳しいものだと思います。電車で1時間は通勤圏内で良いと思いますが、車で1時間は大きな負担だと思います。私であれば、もう少し頑張って、近くの就職先を探すと思います。 税理士事務所などの職員は、顧客と資格者の板挟みと日々法改正に追われての学習、さらに数字ばかり扱う仕事ということで、精神的に病んでしまうような人もいる職業です。それに通勤負担がるのは大変だと思いますからね。
お礼
お礼がおそくなり申し訳ありません。 長文でのご助言をありがとうございました。大変参考になりました。 皆様それぞれ、ご自身のご経験もふまえてのお心こもったご助言ですので、選ばせていただくのは大変迷いました。 せっかくいただけたチャンスをどうしようか、本当に悩みに悩みました。 皆様のご助言をいただき、無駄にはならない職務経験になるということもわかりましたし、(もちろんその先に進むには努力と実績が必要だということは承知はしていましたが)この会社は朝7時半からの早朝時間外研修が週に2回あり、また、各種セミナーの参加が強制されその都度レポートを出さなければならない。。などといった、通常の仕事以外にも拘束される時間が長く、きつくて辞める人(特に外回りの税務コンサルティング職さん)が後を絶たないといった会社だということも不安材料で。。 私の場合は遠いためにさらに毎朝6時すぎ(早朝研修のある日は5時すぎ)に家を出ないといけない計算になり、当方は子供と母親である私の三人家族なものですから、もし体をこわしてしまったら、疲れて居眠り運転でもしてしまったら。。と、不安材料のほうが多かったので、結局辞退いたしました。 せっかくいただけたチャンス、もったいなかったと思いますし、一生悔やむかもしれません。 でも、年齢的なこともあり、やっぱりしんどいですと辞めることはもうしたくないので。。 新たに探すことにしました。 皆様、本当にありがとうございました。 感謝いたします。
お礼
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