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「絶対的に正しい」ってどういうことなのでしょうか?
それは誰にも反論できないものなのですか?
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「正しい」という事が意味するのが、「論理的に破たんしていない (不完全ではない)」と「現実を正確に表している(無矛盾である)」 という2つを意味している時、ゲーデルの不完全性定理において、 「公理系は不完全(公理系内で導けない公理の介入)である時 のみ無矛盾(Aと非Aを同時に導かない)であり得る」という事が 証明された。 その良い例が、ユークリッド幾何学と非ユークリッド幾何学の 関係である。 ユークリッド幾何学の体系において、平行線定理(線の外の点を 通って平行な別の線はただ1本)は必須であるが、他の定理から 導けない。 逆に「1本もひけない」とか「たくさんひける」にしても、それぞれ ユークリッド幾何学に匹敵する異なる体系が導け、さらに相対性 理論において、そうしたユークリッド幾何学的な空間は、物体が 存在しない時にのみ可能な特殊な解である事が明らかにされた。 つまり、「正しい」という意味が1つではない以上、「絶対的に」と 言う事に意味はない。 正しいと主張する事自体が間違いであり、絶対とは言えないと いう事は絶対なのだ。 反論できない事もないが、反論する意味もない。 生きる目的は「人生を通算した精神的充足量の最大化」だと言っ ても、それは人それぞれの事を意味するのだ。
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- guess_manager
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回答No.1
絶対的に正しい、と言うのは勝手ですが、どうせ間違っておりますのでいくらでも反論できます。 しかし、そのような事をいう人は高い確率で精神病を患っているに決まっていますので、絶対にかかわり合いを持ちたくないと思います。
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