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数学科のある学部
「数学」というと、紙と鉛筆、というイメージがあります。 日本の大学では、数学科は普通理学部にあることが多いと思いますが、頭の中でやる学問の一つに哲学がありますが、こちらは文学部にあります。 文学部に数学科があるとどう思われますか?
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質問者が選んだベストアンサー
数学科が理学部にあるのは正しい。そして大学の学部は自然科学、社会科学、人文科学等を取り扱うものであり、要するに大学の研究対象は科学(Science)です。科学の考え方の根底にあるものを明らかにし、それを整理統合するものが哲学であると理解しています。つまり哲学は形而上学(Metaphysics)であって,従って文学部という1人文科学のを扱う学部の中に哲学を専門とする学科を設置するというのは哲学の定義から言ってまったくおかしいとかねて思っています。いいかえると哲学は科学の呪縛から抜けきっていない、そのことに目をつぶって堕落、停滞、腐敗しきっているのではないかと思います。 また一方で本当に形而王額としての哲学なんて成立するのという心配もします。現代は科学が進歩しすぎて個々の科学の中に目もくらむような独自の考え方(Philosophy)があり、基本的に停滞感が濃厚な文学部の中でそれらをまとめきれるとは到底思えません。どうして哲学は小説の排泄物のような実存主義とか構造主義とか流行の言葉ばかり追いかけることに汲々としているのかほんとに不思議です。 文学部哲学科の存在意義を真剣に問いたいです。
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- TANUHACHI
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哲学や数学が「紙と鉛筆」や「頭の中でやる学問」とのイメージをお持ちなら、それを払拭する事実もあります。 レオナルド・ダ・ヴィンチは物理学や生理学の分野でも知られていますが、同時に画家としても知られています。 彼が絵筆を執る時に注意したのは、先ず「光と影」をどう描くかとの問題で、そのために物理学の知識を緩用したともいえます。 文学部の哲学科で一つの領域として扱うならば、別に不自然はありませんね。むしろ「学際的な『知』の広がり」ともいえますから、喜ばしい提案と考えます。 「紙と鉛筆」は別の言葉で置き換えれば、「理論と実証の相関」とも同じですから、それは夢想的なイメージとは異なる「学問本来」のスタイルともいえ、全ての領域にあてはまりもします。
お礼
回答ありがとうございました。
- princelilac
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数学は自然科学と言って、普遍普及の事実を究める学問です。物理や化学も同じ分野に入ります。計算の結果が時代や地域によって違いがでることはありません。 哲学は人文科学の分野に入ります。文字が表すとおり、人が考え出す学問で、時代や地域によって千差万別です。 ただ、大学レベルの数学は哲学のように感じます。質問者さんが疑問に思われるのも理解できるように思います。例えば「直線とは、円周の一部なり」という数学者がいるそうです。数学と物理が融合した宇宙論のようになると哲学に聞こえます。つまり仮説の域を出ない自然科学は哲学だと言えそうです。人智の限界のように思います。 レオナルド・ダ・ヴィンチのレベルに達すると、数学と哲学が融合した講義になりそうですね。
お礼
数学と哲学の違いがわかりました。 ありがとうございました。
- oignies
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数学の試験を入試にする文学部がないので、数学科が文学部にあったら大学の講義がなりたたない。 わたしが数学といってイメージするのは、三次元空間です、大学にはいったとき、n元n次空間というのをならったせいでしょうけれえど。数時のイメージすらなのでないくらいです。
お礼
早々の書き込みありがとうございます。 ビトケンシュタインなどの、数理哲学、という哲学もあるそうなので、文学部に数学科があってもいいのかなあ、と思う次第です。
お礼
なるほど、という回答ありがとうございます。 数学科がが理学部にあるのは間違っていない、ということがわかりました。 >つまり哲学は形而上学(Metaphysics)であって,従って文学部 >という1人文科学のを扱う学部の中に哲学を専門とする学科を >設置するというのは哲学の定義から言ってまったくおかしいと >かねて思っています ということは、逆に哲学科が理学部にあるのはどうでしょうか。