収用時の特別控除5000万と圧縮記帳について
鉄道の収用により工場が収用となります。
特別控除5000万と圧縮記帳のどちらが良いか、税金面や
工場を新築した際の減価償却費の計上による損益計算書の費用の増加で、
移転後数年間は赤字決算になりそうなこと、
現在は工場から100m程の距離に第2工場(収用対象外)があるのですが、
近距離への移転が難しい場合は、その第2工場を売却して
両方とも移転しないといけないこと等、
当社の場合、収用移転は補償金をいただくことはうれしいのですが、
必ずしも良い面ばかりとはいえないようです。
内容は下記になります。
H2年購入 土地:60,000 建物:10,000(残存簿価500)
建物付属設備(電気設備):3,000(残存簿価150)
H19年補償金受取 土地代:46,000 建物再築移転料:65,000
工作物移転料:5,000
H19年購入 土地:80,000 建物新築:100,000(諸費用:5,000)
電気設備:4,000
*ちなみに、工場から100m程の所にある第2工場は
H3年購入 土地:70,000(現在路線価格 20,000)
建物:30,000(残存簿価 3,000)
この内容で、近距離に移転ができる場合、
1.特別控除の場合、18,300の40%に対して税金がかかりますか?
2.圧縮記帳の場合、建物だけ圧縮記帳することはできますか?
3.当社の場合、長期的にみると特別控除と圧縮記帳どちらが良いですか?
また、第2工場を売却して移転する場合、路線価格で土地建物を売却
できた場合に固定資産売却損が多く発生し、かつ、移転後数年間の
赤字決算で最終損失を少しでも少なくする方法はありますか?
(利益準備金や別途積立金が合計で400,000程ありますが・・・)
質問ばかりで恐縮ですが、宜しくお願いします。