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質問者が選んだベストアンサー
(1) 100gの質量にかかる重力が1Nで、その力でこのバネは4cm伸びます。 質量が175gだったら重力は1.75Nで、フックの法則により伸びも 1.75倍になるので7cmです。 (2) 水中の深さ2cmおよび7cmのところに1m四方の板があるとして、 その上にどれだけの水があるか考えます。2cmだったら 100(cm)*100(cm)*2(cm)=20000(cm^3) なので、水の密度を1g/cm^3とすれば20000g。重力にして 200N/m^2です。7cmだと700N/m^2なので、その差は 500N/m^2 です。 水につかっていなければ7cm伸びていたはずが、水につけたことに よって伸びは5cmになったわけです。この差2cmは浮力に由来する もので、もともと1Nで4cm伸びるバネなのだから2cmならば0.5N です。 (3) これは解釈が二通りあるように思います。 (a)物体が底につく(密着する)ことによって、物体の底面には水の圧力が かからない。よって物体にかかる力は、重力、バネにより引き上げられる 力、物体の上面が受ける水圧、容器から受ける上向きの力 (b)物体が底に付いても物体の底面には水の圧力がかかる。よって物体に かかる力は、重力、バネにより引き上げられる力、浮力、容器から受ける 上向きの力 (2)より、物体の上面と底面にかかる水圧の差は500N/m^2でした。 この水圧の差が浮力になります。実際に働く浮力は0.5Nでしたから、 物体の上面、および底面の面積は 0.5/500=1/1000 (m^2) つまり10cm^2です。 (a)の場合、 重力:1.75N バネにより引き上げられる力:バネの伸びが3.5cmなので1/4*3.5=7/8 N 物体の上面が受ける水圧:200(N)*10/10000=0.2N 容器から受ける上向きの力:Fとします これらが釣り合うので 7/8+F=0.2+1.75 (b)の場合 重力:1.75N バネにより引き上げられる力:7/8N 浮力:0.5N 容器から受ける上向きの力:Fとします これらが釣り合うので 7/8+0.5+F=1.75 水圧が及ばないほど密着できるのかという気もしますが、 現象として面白いのは前者の解釈だと思います。 (4) (3)より物体の上面、および底面の面積は10cm^2でした。物体の高さは5cmなので この物体の体積は50cm^3で、質量が175gなので、密度は 175/50=3.5 g/cm^3 です。
お礼
わかりやすく解説いただき、ありがとうございました。よく理解できました。 解説、答えのない問題でしたので、助かりました。