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変圧器コア内の磁束流速について教えて下さい
変圧器コアで珪素鋼板に比べてフェライトは高い周波数に使用できるという事はフェライトの中を磁束が流れる(通る)速度(立ち上がり)が早いと言うことでしょうか 教えて下さい、私の今やろうとしている事で重大な事ですのでお願いします。
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>一次コイルに高い周波数の電流を入力するとコアから漏れる磁束が多くて二次の出力が少ししか得られないので.... お考えは、大筋で正しいと思います。 「磁束の流れる速さ」ということではありませんが、漏れ磁束が多いことが原因で、損失が大きいことは考えられます。 漏れ磁束を調べたり、1次、2次コイルの結合を密にすることと磁路の形状などを工夫することも適切と考えられます。 比透磁率が大きな磁性材料を使用し磁束密度も下げ、また磁路を短くすることが必要ですが、漏れ磁束が少ない形状として、一般に壷型コアやリングコア(トロイダルコイル)が用いられると思います。 効果は、壷形コア>リングコア だと思います。
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- foobar
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#3さんの回答に若干補足 一次巻線と二次巻線の間の条件(絶縁耐電圧、静電容量)によりますが、一次巻線と二次巻線を重ねて巻くことができれば、かなり漏れを減らせます。 特に、リング状のコア(トロイダルコア)を使う場合には、コイルをコア全周にわたって均一に巻くと、漏れ磁束が減ります。(このコイル形状(トロイダルコイル)はもともと漏れ磁束を少なくできる形状なので) フェライトコアを使う場合 珪素鋼板に比べて使える磁束密度が低い(珪素鋼板が1.5-2Tに比べて、フェライトは0.5-0.7T程度だったような)ので、注意が必要かと。
お礼
良く分かりました有難う御座いました
- ikkyu3
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磁束とは、磁極の強さのことで、その変化の速さはコイルに流入する電流の変化の早さによりますので、エンジニヤリングの立場では、磁性材料の種類によりません。 No.1さんの言われるように、フェライトは高い周波数に使用できるという事は、珪素鋼板などと比べて渦電流損などが小さいことによります。 今やろうとしている事が分かりませんので、何に対して、どう遅いのか本当のところは分かりませんが、磁束の変化が遅いということでしたら、励磁回路の抵抗に比べて、インダクタンス(漏れインダクタンス)が大きいなどで電流の変化が遅いということかな。
補足
何時も有難う御座います 一次コイルに高い周波数の電流を入力するとコアから漏れる磁束が多くて二次の出力が少ししか得られないので これは磁束の流れが追いつかないので外部に漏れているのではないかと考えて 特殊な形状のフェライトコアを特別注文しようと考えているところです。 (高周波電流は周波数カウンターが無いので分かりませんがたぶん4000HZぐらいじゃないかと思います)
- foobar
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フェライトは絶縁体(珪素鋼は電気抵抗は高いが、導体)なので、高い周波数で問題となる損失(のうちの渦電流損失)が少ない、ということかと。
お礼
有難う御座いました
お礼
良く分かりました有難う御座いました