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コイル コア材 鉄心

コイルのコア材についての質問です コア材には鉄やフェライトなどがよく使われると思います。 交流においては周波数でかわってくるとおもうのですが、できるだけおおきな磁界を発生させるにはどのような条件のときにどのようなコア材を使えばよいのかわからないのでおしえていただきたいです。 調べてみたのですが、渦電流損やヒステリシス損があることはわかったのですが、ある条件での最適なコア材がどれなのかわかりません。 コイルは直径、長さともに数センチくらいのものを想定しています。

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  • bogen555
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回答No.2

磁性材料の一般的なことは、ここがわかりやすいです。 http://www.tamura-ss.co.jp/electronics/magnetic/pdf/magnetic_introduction.pdf 交流で使用する場合には、 ・B-H曲線で囲まれる面積が狭いこと(ヒステリシス損が小さくなる)。 ・飽和磁束密度が大きいこと(電流を沢山流せる)。 ・キューリー点が高いこと(高温まで使えて、熱暴走の危険が減る)。 くらいでしょうか? 資料からは、鉄系アモルファスが良さそうです。 ところで、「コイルは直径、長さともに数センチくらいのものを想定しています。」とありますが、棒状コアに巻くんでしょうか? そうするとインダクタンスLはここに説明があるように「反磁場係数(電気用語では反磁界係数)」の影響を受け、透磁率は強磁性体である限り無関係です。 http://www38.tok2.com/home/shigaarch/solenoidcoil.htm このときコアの磁束密度Bは、 B=LI/(AeN) となります。 ここで、I:コイルに流れる電流、Ae:コアの断面積、N:コイルの巻き数 Bが飽和磁束密度よりもちいさいことが必要です。 なお、周波数が高いときは、コアの板厚をできるだけ薄く(60μm位までは作ってくれるはず)するか、キューリー点は低いけどフェライトを使います。

dgmmk
質問者

お礼

棒状のコアに巻く場合インダクタンスが透磁率に無関係とはしりませんでした! 参考になります ありがとうごぞいました!

その他の回答 (1)

  • angkor_h
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回答No.1

コア材料のカタログを見れば、 1Tあたりのインダクタンス(H)と、その周波数特性 電流(AT)と磁束の関係、飽和特性 等が記されているので、利用者がその中から選択する事になります。 より大きな磁力を得るには、高透磁率のものを使用し、ATを増やし、飽和領域が高いもの、と言う事になると思います。

dgmmk
質問者

お礼

ありがとうございます! カタログを探して確認してみます!

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