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標準正規分布関数の導入
標準正規分布関数の導入について、困っています。 下記のガウス積分は、やっと理解できました。 積分(exp(-ax^2)dx=(pi/a)^0.5 この式から、xをz変換(平均値を引いてから標準偏差で割る)し、∫の値が1になる係数を求めればよいと思います。 しかしながら、EXPの中のx^2をz^2に置き換えればよいと思うのですが、実際の式は2で割っています。 なぜ、2で割る必要があるのでしょうか?
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- stomachman
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ANo.4へのコメントについてです。 なぜVの積分を計算なさらないのか不思議に思っていましたが、どうやらお分かりになってなかったようで。 > 疑問に思うのは、なぜa=1/(2(σ^2))と置くべきかです。 「べき」か否かという話じゃありません。ANo.2に出て来る分散と標準偏差の説明をご再読あれ。
- stomachman
- ベストアンサー率57% (1014/1775)
ANo.3へのコメントについてです。 > なぜか2で割る形になりませんでした。 もし「2で割る形」なんかになったら、それは計算間違いです。 φ(x) = K exp(-((x-m)^2)/(2σ^2)) のとき、 ∫{-∞~∞} φ(x) dx = 1 となるようにKを定めると、コタエは K=1/√(2π(σ^2)) である。で、コメントによれば 2σ^2 = 1/(a^2) の場合を計算なさったのだから、従って K=√(π/(a^2)) でなくちゃね。「2で割る形」なんかになる筈がない。(ただし、aの肩に載るべき2乗がどこかに行っちゃったらしい。) > 母集団の平均μの期待値は それはもちろん、母集団の期待値と等しいわけです。 > t=x-mと置くと、 それで良いんです。あとは教科書不要の簡単な計算。 μ=∫{-∞~∞} xφ(x) dt = K∫{-∞~∞} (t+m) exp(-(t^2)/(2σ^2)) dt = K∫{-∞~∞} t exp(-(t^2)/(2σ^2))dt + m K∫{-∞~∞} exp(-(t^2)/(2σ^2)) dt さて、第一項については、被積分関数 t exp(-(t^2)/(2σ^2)) が奇関数ですから、積分は計算するまでもなくゼロ。(これが分かんないようなら、 ∫{-∞~0} t exp(-(t^2)/(2σ^2))dt を p = -t と変数変換すれば -∫{0~∞} p exp(-(p^2)/(2σ^2))dp になることをご確認あれ。) また、第二項については K ∫{-∞~∞} exp(-(t^2)/(2σ^2)) dt = 1 になるようにKを決めたんでしたから、これも計算するまでもなし。
お礼
何度もお手数をおかけして申し訳ありません。回答ありがとうございます。少しずつ理解が深まりましたが、まだ疑問点が残っていますので、もう少し教えてください。 φ(x) = K exp(-((x-m)^2)/(2σ^2))のとき、 ∫{-∞~∞} φ(x) dx = 1 となるようにKを定めると、答えは K=1/√(2π(σ^2))となりますが、 φ(x) = K exp(-(a(x-m)^2))と確率密度関数を定義して、 ∫{-∞~∞} φ(x) dx = 1 となるようにKを定めると、答えは、 K=1/√(a/π)となりました。 ここでa=1/(2(σ^2))と置けば、K=1/√(2π(σ^2))であり、教科書等で見かける式と一致しますが、 もし、a=1/(σ^2)と置けば、K=1/√(π(σ^2))となってしまいます。 疑問に思うのは、なぜa=1/(2(σ^2))と置くべきかです。
- stomachman
- ベストアンサー率57% (1014/1775)
ANo.2へのコメントについてです。 ANo.2にM, Vの式が書いてあるでしょ。それを計算するだけです。
お礼
微分積分の本を参考にしながら、計算を試みているのですが、苦戦しています。 確率密度関数を次式の通りと置きました。 ∅(x)=Ke^(-〖a(x-m)〗^2 ) ∅(x)を-∞から∞まで積分すると、K=√(a/π)となり、なぜか2で割る形になりませんでした。どこで間違ったのか、よくわかりません。 また、母集団の平均μの期待値は、次式としました。 μ=∫〖x∙∅(x)〗 dx ∫〖x∙e^(-〖a(x-m)〗^2 ) 〗 dx t=x-mと置くと、dt=dxとなり、前式は次式となる。 ∫〖x∙e^(-〖a(x-m)〗^2 ) 〗 dx=∫〖(t+μ)∙e^(-〖at〗^2 ) 〗 dt=∫〖t∙e^(-〖at〗^2 ) 〗 dt+m∫e^(-〖at〗^2 ) dt この後も計算してみましたが、この計算結果が、μになるようなaの値を求められていません。 お手数ですが、もう少し詳しい解説をお願いできませんでしょうか?
- stomachman
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確率変数xの期待値をE[x]と書く事にしますと、確率変数xの分散Vとは確率変数(x-E[x])^2の期待値 V = E[ (x-E[x])^2 ] のこと。そして、分散Vの正の平方根が標準偏差です。だから、確率密度関数φに従う確率変数の期待値Mと分散Vは M = ∫ xφ(x) dx (∫は-∞~∞の定積分) V = ∫ ((x-M)^2)φ(x) dx (∫は-∞~∞の定積分) で計算できる。 さて、 φ(B,C,x) = K exp(-((x-B)^2)/C) (ただしC>0で、Kはφの-∞~∞の定積分が1になるように決める。) で与えられる確率密度関数φ(B,C,x)に従う確率変数の期待値Mと分散Vは、ごちゃごちゃ計算の結果 M = B V = C/2 になる。なので、φ(B,C,x)に従う確率変数の平均(期待値)がm、標準偏差がσであるとき、 B = m C = 2(σ^2) ちなみに、「z変換」という用語が指すのは、ご質問で仰ってるのとは全く違う意味です。
お礼
回答ありがとうございます。 回答の流れは理解できたのですが、以下の点よく理解できていません。 お手数ですが、もう少し詳しい解説をお願いできませんでしょうか? (ごちゃごちゃ計算の内容) 確率密度関数φ(B,C,x)に従う確率変数の期待値Mと分散Vは、ごちゃごちゃ計算の結果 M = B V = C/2 になる。
- spring135
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平均値がm,標準偏差σの正規分布関数は f(x)={exp[-(x-m)^2/2σ^2]}/σ√2π (1) で与えられます。 標準正規分布関数はm=0,σ=1の場合であって f(x)={exp[-x^2/2]}/√2π (2) です。 質問者の書いている式は a=1/2σ^2 の場合であって 正規分布関数は f(x)={exp[-ax^2]}/√a/π で表されます。 (1)、(2)においてexpの中に入る2は標準偏差の定義に従って導入されていると考えられます。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 私には、まだよく理解できないので、もう少し質問させてください。 ご回答の、”(1)、(2)においてexpの中に入る2は標準偏差の定義に従って導入されていると考えられます。”について、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか? ∫(exp(-ax^2)dx=(pi/a)^0.5から、どうやって下記の式を導入できるのでしょうか。(a=1/(2σ^2 )と置くと求まりますが、なぜ2で割るのか納得できていません。) f(x)={exp[-(x-m)^2/2σ^2]}/σ√2π (1) お手数ですが、よろしくお願いします。
お礼
アドバイスありがとうございます。 アドバイスによると、たぶん私のVの計算結果が間違っているようです。 MとVは、計算してみました。アドバイスのとおり、B=mとなるのですが、V = C/2 とならずV=Cとなってしまいました。 ちなみにK=1/((pi*C)^0.5)でした。 ∫ x^2 * exp(-(x^2)/C) dx (∫は0~∞の定積分)=((C^3*pi)^0.5)/2 となりました。 ∫を-∞~∞としたときの定積分は、前の結果の2倍になるとして、計算すると、最終的なVの計算結果がV=Cとなってしまいました。 たぶんどこかで、計算間違いをしているのだろうと思います。
補足
その後、分散の計算を再確認したところ、間違っている点がやっと見つかり、アドバイス頂いた結果が、やっと得られました。 何度も質問に対応していただき、ありがとうございました。